こんにちは♪お菓子教室Ks Kitchen を主催している加藤奈桜子です。寒くなってきましたね。
そろそろいちごが出回ってきましたので、今回はいちごの産地でもある静岡県の農家に教えてもらった「いちごムース」に挑戦します。もちろん、普通のいちごムースではなく、生地に豆腐や豆乳を使い、ホイップクリームも豆乳入りという、まさにイソフラボン尽くしな一品(笑)。さっぱりして、体にも良さそうなので楽しみ!さっそく作っていきましょう。

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真っ赤なおとめスイーツ♡「いちごムース」

イソフラボンてんこもり♪豆腐&豆乳で「いちごムース」作ってみた!ふわっと口溶け秒で完食♡【農家直伝】


材料(4人分)
いちご(※)…75g 
絹ごし豆腐…100g
レモン果汁…少々
豆乳…25ml
グラニュー糖…25g
豆乳入りホイップクリーム…50ml
ゼラチン…5g
水…大さじ1

※飾り用は別に取っておきましょう。

作り方
1.絹ごし豆腐は2、3分茹でてから重しをしてしっかり水切りをする。

イソフラボンてんこもり♪豆腐&豆乳で「いちごムース」作ってみた!ふわっと口溶け秒で完食♡【農家直伝】
水切り


こうすることで豆腐独特の臭いが飛び、よりお菓子向きになります。

2.水に粉ゼラチンを振り入れてふやかす。

イソフラボンてんこもり♪豆腐&豆乳で「いちごムース」作ってみた!ふわっと口溶け秒で完食♡【農家直伝】
ふやかす


反対にゼラチンに水をかけてふやかすと、全体に水が行き渡らずダマの原因になるので要注意。

3.ミキサーまたはフードプロセッサーにヘタを取って洗ったいちご、豆腐、レモン果汁を入れて滑らかになるまで回す。

イソフラボンてんこもり♪豆腐&豆乳で「いちごムース」作ってみた!ふわっと口溶け秒で完食♡【農家直伝】
ミキサー


4.ゼラチンを60℃くらいの湯煎にかけて溶かす。

イソフラボンてんこもり♪豆腐&豆乳で「いちごムース」作ってみた!ふわっと口溶け秒で完食♡【農家直伝】
溶かす


ゼラチンは温度が高いと独特の臭いが出て、固まる力も弱くなるので、お湯の温度は60℃くらいがベストです。

5.小さなお鍋に豆乳全量とグラニュー糖の半量を入れて火にかけ砂糖を溶かし、ゼラチンを加えてよく混ぜておく。


イソフラボンてんこもり♪豆腐&豆乳で「いちごムース」作ってみた!ふわっと口溶け秒で完食♡【農家直伝】
ゼラチンと豆乳


6.ボウルに豆乳入りホイップクリームと残りのグラニュー糖を入れて滑らかになるまですり混ぜる。

イソフラボンてんこもり♪豆腐&豆乳で「いちごムース」作ってみた!ふわっと口溶け秒で完食♡【農家直伝】
ホイップ


7.6の混ぜた豆乳クリームと3のいちごのピューレを合わせる。

イソフラボンてんこもり♪豆腐&豆乳で「いちごムース」作ってみた!ふわっと口溶け秒で完食♡【農家直伝】
イチゴとクリーム


8.5のゼラチンを溶かした豆乳を加えて混ぜ合わせる。

イソフラボンてんこもり♪豆腐&豆乳で「いちごムース」作ってみた!ふわっと口溶け秒で完食♡【農家直伝】
全部混ぜ


9.グラスやカップに入れて冷蔵庫で冷やし固める。仕上げにいちごソース(後述)をかけて飾りのいちごをトッピングして完成です。

イソフラボンてんこもり♪豆腐&豆乳で「いちごムース」作ってみた!ふわっと口溶け秒で完食♡【農家直伝】
冷やす


今回はお手軽に、いちごジャム大さじ1に、水大さじ2を溶いたものをソースとして使用しました。この他にも、冷蔵庫にあるフルーツジャムで代用可能です。

イソフラボンてんこもり♪豆腐&豆乳で「いちごムース」作ってみた!ふわっと口溶け秒で完食♡【農家直伝】


いちごソースをかければ、真っ赤な色が加わって途端にかわいさ100%に♡

最初は豆腐の匂いや大豆の匂いが強いのでは?と思いましたが、あまり気になりませんでした。
食感はふわっとしていますが、ゼラチンでしっかりと固まっています。もう少しフルフルにしたい場合は、ゼラチンを3gに減らしても良さそうです。

牛乳や生クリームを使ったときと比べると香りは違いますが、口当たりがさっぱりとしていて、お腹にも軽いので食べやすいです。甘さも控えめなのでとってもヘルシー。
小さなお子さんにもおすすめです。

今回は小さなグラスとカップで作りましたが、バットなどに流し込めば一気にたくさん作ることも可能なので、おもてなしにもピッタリ♪
ちなみに、家族に何も言わずに食べてもらいましたが、誰も豆腐に気付きませんでした。それくらい豆腐がスイーツと化しているってことですね!

分量を元のレシピの半分にして作りましたが、少量すぎてホイップクリームが泡立てにくいこと以外は特に問題なしでした。
静岡県の農家のみなさんから教わったレシピには、生のいちごを使ったソースの作り方も掲載されていましたので、いちごが沢山手に入ったらぜひ、作ってみたいと思います。

★今回のレシピは、JAしみず女性部レシピ「COOKINGレシピ」からの提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.ja-shimizu.org/recipe/list/ichigotofu/
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