寿司店の”あの甘酸っぱ辛い”ガリが、なんと自宅でも簡単に作れるんですって!お寿司を食べに行ってもお寿司を差し置いて「ガリが一番おいしい♡」と心底思うほど、ガリ好きなわたしにはかなりの朗報。紹介していたのは、料理研究家ゆかりさんのYouTubeチャンネル。
【真のタモリレシピ】巷に氾濫する「タモリ流生姜焼き」をタモさんの訂正版レシピで正しく作ってみた♪
新しょうがと茶色のしょうがの違いって?
…と、その前にひとつ疑問が。
画像出典:photoAC
新しょうがと通年見かける茶色のしょうがって何が違うのでしょう?
ちょっと調べてみると、
初夏から夏にかけて出回る、色が白く、先がピンク色をした「新しょうが」と通年見かける茶色のしょうが(ひねしょうがもしくは根しょうが)とは同じものだそうです。違いは収穫時期と貯蔵期間。
種用のしょうがを春に植え付け、そこから新しく育ったしょうがを初夏に収穫し、貯蔵せずに出荷するのが新しょうが。新しょうがを収穫してからさらに数か月後、秋になって収穫し、数か月貯蔵して出荷するのがひねしょうが(根しょうが)だそうです。
新しょうがは、ひねしょうがに比べ、皮が薄く水分が多いのが特徴とのこと。しょうがに含まれる栄養成分は、新しょうがとひねしょうがで大きな違いはないようです。
では、新しょうがとフツーのしょうがの違いがわかったところで、「新しょうがの甘酢漬け」を作りましょう♪
料理研究家ゆかりさんの「新しょうがの甘酢漬け」材料と作り方
【材料】4~5人分
新しょうが…300g
酢…200ml
砂糖…100g
塩…5g
ゆかりさんは米酢を使いましたが、りんご酢や穀物酢でもOKとのこと。わたしもゆかりさん同様、米酢を使います。
【作り方】
1. 新しょうがの先端の赤い部分を切り落とします。この赤い部分を一緒に漬け込むことでピンク色のガリに仕上がるそうです。
2. しょうがの皮をスプーンなどで軽くこすって取ります。
新しょうがの皮はやわらかいので、スプーンでこするだけで簡単に取れました。
3. 皮を取ったしょうがを繊維にそってスライスします。
包丁でもスライサーでもOKとのことなので、わたしはスライサーを使います。
新しょうがはやわらかくて、スライスするのも簡単。それに、水分たっぷりで瑞々しいですね!
スライスする厚みは特に言っていなかったので、わが家のスライサーの一番薄い設定でスライスしました。おそらく1mm弱かな。
4. 大きめの鍋にしょうががかぶるくらいたっぷりのお湯を沸騰させ、3を入れて、30秒~1分ほど湯通しします。
湯通しすることで、しょうがのアクとえぐみを抜くそうです。
湯通ししたら、しょうがをザルにあげ、粗熱を取ります。
5. しょうがを水切りします。
しょうがを数枚重ねて手のひらにおき、もう片方の手の指(人差し指・中指・薬指)で押さえつけて(寿司職人がお寿司を握るような感じ)、水切りします。
しょうがをギュッとつかんで絞ると、しょうがの繊維が崩れてシャキシャキ感が損なわれるので、押さえつけて水気を切るのがポイントとのこと。
しょうがを絞ったら、これくらい水分が出ました。
6. 甘酢を作ります。
小鍋にお酢、砂糖、塩を入れ、混ぜながら中火で加熱します。沸騰させるとお酢の酸味が飛んでしまうので、沸騰させないように加熱するのがポイント。砂糖と塩が溶けるまで加熱します。
これくらいでOKかしら。3分ほど加熱しました。
ここで味見をして、好みの甘さとしょっぱさにします。
どれくらいの甘みと塩味がいいのかわからないので、今回は、ゆかりさんのレシピのまま作ります。
7. 水切りしたしょうがを入れた器に、切り落とした赤色のしょうがの先端部分を入れ、6を注ぎます。
粗熱をとって、冷蔵庫で1日漬け込めば出来上がり。ここまでの調理時間は15分。しょうがをスライスするのと水気を絞るのにちょっと時間がかかりました。
1日漬けたものがこちら!
かわいいピンク色に染まっていますね。市販のガリみたい。自宅で作れるなんて、すごい!!!
では、試食してみよう♪
おお~、シャキシャキ♪ おいしい!!! 寿司店のガリより甘さが控えめで、しょうがの辛さが強いです。喉と後味にしょうがの辛みがピリピリッと残ります。しょうがの辛さが苦手な方は食べられないかもしれませんが、わたしは好きです、これ!
自宅でガリが作れるなんて、ガリ好きなわたしとしては感動モノです(涙)。
しょうがを湯通しすると辛味がやわらぎ、えぐみやアクが取れると言っていたので、湯通しする時間をもう少し長くすれば、しょうがの辛さが和らぐかも。また、砂糖の量をもう少し増やすと、寿司店の甘酸っぱいガリにより近づきそうです。
夫もガリ好きなので、きっと喜んでくれるはず。
ガリ好きなみなさーーん、新しょうがが出回るこの時期にお手製ガリを作ってみてはいかがでしょう。ゆかりさんのレシピならとっても簡単に出来ますよ。
<参考文献>
Web
『まごころケア食~新生姜:初夏が旬の野菜~』
https://magokoro-care-shoku.com/column/new-ginger-early-summer/
材料は新しょうがとお酢と砂糖と塩だけ。こんなシンプルな材料で作れるなんて最高じゃん♪ちょうど今、新しょうがの出回る時期だし、さっそく挑戦じゃいっ!
【真のタモリレシピ】巷に氾濫する「タモリ流生姜焼き」をタモさんの訂正版レシピで正しく作ってみた♪
新しょうがと茶色のしょうがの違いって?
…と、その前にひとつ疑問が。

しょうが
画像出典:photoAC
新しょうがと通年見かける茶色のしょうがって何が違うのでしょう?
ちょっと調べてみると、
初夏から夏にかけて出回る、色が白く、先がピンク色をした「新しょうが」と通年見かける茶色のしょうが(ひねしょうがもしくは根しょうが)とは同じものだそうです。違いは収穫時期と貯蔵期間。
種用のしょうがを春に植え付け、そこから新しく育ったしょうがを初夏に収穫し、貯蔵せずに出荷するのが新しょうが。新しょうがを収穫してからさらに数か月後、秋になって収穫し、数か月貯蔵して出荷するのがひねしょうが(根しょうが)だそうです。
新しょうがは、ひねしょうがに比べ、皮が薄く水分が多いのが特徴とのこと。しょうがに含まれる栄養成分は、新しょうがとひねしょうがで大きな違いはないようです。
では、新しょうがとフツーのしょうがの違いがわかったところで、「新しょうがの甘酢漬け」を作りましょう♪
料理研究家ゆかりさんの「新しょうがの甘酢漬け」材料と作り方

材料
【材料】4~5人分
新しょうが…300g
酢…200ml
砂糖…100g
塩…5g
ゆかりさんは米酢を使いましたが、りんご酢や穀物酢でもOKとのこと。わたしもゆかりさん同様、米酢を使います。
【作り方】
1. 新しょうがの先端の赤い部分を切り落とします。この赤い部分を一緒に漬け込むことでピンク色のガリに仕上がるそうです。
へーっ、知らなかった!

しょうが
2. しょうがの皮をスプーンなどで軽くこすって取ります。

しょうが
新しょうがの皮はやわらかいので、スプーンでこするだけで簡単に取れました。

しょうが
3. 皮を取ったしょうがを繊維にそってスライスします。
包丁でもスライサーでもOKとのことなので、わたしはスライサーを使います。
新しょうがはやわらかくて、スライスするのも簡単。それに、水分たっぷりで瑞々しいですね!

しょうが
スライスする厚みは特に言っていなかったので、わが家のスライサーの一番薄い設定でスライスしました。おそらく1mm弱かな。

しょうが
4. 大きめの鍋にしょうががかぶるくらいたっぷりのお湯を沸騰させ、3を入れて、30秒~1分ほど湯通しします。

しょうが
湯通しすることで、しょうがのアクとえぐみを抜くそうです。
湯通ししたら、しょうがをザルにあげ、粗熱を取ります。

しょうが
5. しょうがを水切りします。
しょうがを数枚重ねて手のひらにおき、もう片方の手の指(人差し指・中指・薬指)で押さえつけて(寿司職人がお寿司を握るような感じ)、水切りします。
※両手を使うので写真は撮れず…すみません。
しょうがをギュッとつかんで絞ると、しょうがの繊維が崩れてシャキシャキ感が損なわれるので、押さえつけて水気を切るのがポイントとのこと。

しょうが
しょうがを絞ったら、これくらい水分が出ました。

しょうが
6. 甘酢を作ります。
小鍋にお酢、砂糖、塩を入れ、混ぜながら中火で加熱します。沸騰させるとお酢の酸味が飛んでしまうので、沸騰させないように加熱するのがポイント。砂糖と塩が溶けるまで加熱します。

甘酢
これくらいでOKかしら。3分ほど加熱しました。

甘酢
ここで味見をして、好みの甘さとしょっぱさにします。
どれくらいの甘みと塩味がいいのかわからないので、今回は、ゆかりさんのレシピのまま作ります。
7. 水切りしたしょうがを入れた器に、切り落とした赤色のしょうがの先端部分を入れ、6を注ぎます。
味が染み込みやすよう、温かい状態の甘酢を入れるのがポイント。

しょうが

しょうが
粗熱をとって、冷蔵庫で1日漬け込めば出来上がり。ここまでの調理時間は15分。しょうがをスライスするのと水気を絞るのにちょっと時間がかかりました。
1日漬けたものがこちら!

かわいいピンク色に染まっていますね。市販のガリみたい。自宅で作れるなんて、すごい!!!

しょうが
では、試食してみよう♪

ガリ
おお~、シャキシャキ♪ おいしい!!! 寿司店のガリより甘さが控えめで、しょうがの辛さが強いです。喉と後味にしょうがの辛みがピリピリッと残ります。しょうがの辛さが苦手な方は食べられないかもしれませんが、わたしは好きです、これ!
自宅でガリが作れるなんて、ガリ好きなわたしとしては感動モノです(涙)。


しょうが
しょうがを湯通しすると辛味がやわらぎ、えぐみやアクが取れると言っていたので、湯通しする時間をもう少し長くすれば、しょうがの辛さが和らぐかも。また、砂糖の量をもう少し増やすと、寿司店の甘酸っぱいガリにより近づきそうです。
夫もガリ好きなので、きっと喜んでくれるはず。
お寿司とガリの相性は言うまでもなく最高なので、近々、手巻き寿司と一緒にこの手づくりガリを楽しむことにしよう♪
ガリ好きなみなさーーん、新しょうがが出回るこの時期にお手製ガリを作ってみてはいかがでしょう。ゆかりさんのレシピならとっても簡単に出来ますよ。
<参考文献>
Web
『まごころケア食~新生姜:初夏が旬の野菜~』
https://magokoro-care-shoku.com/column/new-ginger-early-summer/
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