コーヒー牛乳といえば、昭和世代のわたしはやっぱりこれ、「雪印コーヒー」。昭和38年に発売され、以来60年愛され続けている商品です。
そんな昭和の面影を残す「雪印コーヒー」でプリンが作れるんですって!コーヒー牛乳と卵を混ぜたプリン液を「雪印コーヒー」のパックに注ぎ、パックごと蒸すという大胆な作り方が特徴です。出来上がりも昭和レトロな固め系プリンとのこと。懐かしさ満載のこのプリン、作ってみよう♪

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レシピ考案者は…まんまるkitchenさん!

レシピを紹介しているのは、36万人以上が登録する人気YouTubeチャンネルを運営している、まんまるkitchenさん。専門調理師免許を持つお料理系YouTuberさんで、少ない材料、簡単な工程で作れるスイーツレシピを中心に公開しています。レシピ本『材料3つから簡単!ラクうまおうちスイーツレシピ』(ワニブックス)も出版しているそうですよ。

そんなまんまるkitchenさんのレシピの中から、本日挑戦するのは「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」。コーヒー牛乳、卵、グラニュー糖、わずか3つの材料で作れるプリンだそうです。

では、作ってみましょう♪

昭和の面影漂う「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」材料と作り方

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
材料


【材料】2~3人分
コーヒー牛乳…300ml
卵(Mサイズ) …4個   

◆カラメル
グラニュー糖…40g
水…大さじ1
お湯…大さじ1と1/2

本日の主役、雪印メグミルクの「雪印コーヒー」。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
コーヒー牛乳

雪印メグミルク「雪印コーヒー(500ml)」 購入価格129円(税込)

まんまるkitchenさんはこの「雪印コーヒー」を使っていましたが、コーヒー牛乳であればどこのメーカーのものでも大丈夫そうです。ですが、牛乳パックごと鍋で蒸すので、1000mlのものだと背が高すぎると思います。

【作り方】
1.コーヒー牛乳のパックの口を全開にします。これがプリンの型になります。


コーヒー牛乳は別の容器に移し、牛乳パックは洗って乾かしておきます。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
コーヒー牛乳


2.カラメルを作ります。
鍋にグラニュー糖と水を入れて、火にかけます。火加減は中火。

鍋を適度に振りながら、カラメル色になるまで加熱します。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
カラメル


濃いカラメル色になったら火を止め、お湯を加えてハネないようにフタをします。

5分ほど加熱したら、モクモクと煙が出て、濃いカラメル色になったので、お湯を加えることに。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
カラメル


フタをして、ハネが収まったらフタをとり、鍋を動かして、お湯とカラメルをよく混ぜます。

焦がし過ぎたかなと思いましたが、大丈夫そう。よかった!

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
カラメル


濡れ布巾の上に鍋を置き、粗熱を取ります。温度を下げてカラメルが固くなりすぎたら、お湯を少し(小さじ1杯程度、分量外)加えてくださいとのこと。

3.2を乾かした牛乳パックに入れ、冷蔵庫で10分ほど冷やします。


【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
カラメル


4.ボウルに卵を割り入れ、コシが切れるまでしっかり混ぜます。しっかり黄身と白身を混ぜますが、泡立て過ぎないように。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】


やわらかめのプリンがお好みの方は全卵2個+卵黄2個で作るとよいとのこと。白身を残すのが嫌なので、わたしは全卵4個で作ることに。

5.先ほどカラメルを作った鍋にコーヒー牛乳を入れます。

鍋は洗わずに使用します。

カラメル…けっこう残っていますね(苦笑)。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
カラメル


コーヒー牛乳を火にかけ、沸騰直前まで温めます。火加減を言っていなかったので、中火にしました。

鍋にこびりついたカラメルを取るように混ぜましょう。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
コーヒー牛乳


6.4に温めたコーヒー牛乳を少しずつ加えて混ぜ合わせます。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
プリン


【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
プリン


7.冷やしておいたカラメル入りの牛乳パックに、6を茶こしでこしながら入れます。


【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
プリン


プリン液をボウルから茶こしに入れるのはこぼしそうだったので、プリン液を再び鍋に戻して、牛乳パックに注ぐことにしました。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
プリン


【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
プリン


8.クリップなどで、牛乳パックの口をしっかり閉じます。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
プリン


9.深めの鍋にお湯(分量外)を1/3程度入れて沸かします。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
お湯


お湯が沸いたら、キッチンペーパーを2~3枚重ねて鍋底に敷き、その上に8を置きます。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
キッチンペーパー


【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
プリン


鍋のフタをして、火がついているかついていないかわからない程度の「極弱火」にして、30分加熱します。

牛乳パックの高さが15㎝ほどあってお鍋のフタが閉まらなかったので、アルミホイルをかぶせてフタの代わりにしました。

10.加熱後、クリップを外し、牛乳パックを振ってプリンの中央がプルプルしていたら、火が通っているとのこと。

どれどれ、どうかな…。

プルプルどころか、振っても微動だにせず(笑)。とりあえず、火は通っていそうなのでOKとします。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
プリン


粗熱を取った後、再びクリップをして冷蔵庫でひと晩冷やします。ちなみに、ここまでの調理時間は40分でした。
そのうちの30分は蒸し時間なので、10分ほどで下準備は出来ます。とっても簡単です!

11.ひと晩冷やしたら、いよいよ、牛乳パックからプリンを取り出します。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
プリン


パックの上部をはさみで切ります。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
パック


【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
パック


ナイフなどで牛乳パックとプリンを剥がします。

プリンと牛乳パックの間に包丁を入れて、ぐるっと一周させ、牛乳パックからプリンを剥がすことに。

まんまるkitchenさんはしていませんでしたが、カラメルがカチカチに固まっていないか心配だったので、ボウルに50℃くらいのお湯を半分入れ、そこに、牛乳パックを入れて1分ほど温めながら、作業しました。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
プリン


牛乳パックの上にお皿をのせ、クルッとひっくり返して、上下に3回ほど振って…。

ぎゃあーーーー。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
プリン


とりあえず取り出せたかと思いきや…実は。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
プリン


【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
プリン


…そうなんです。全部一気に取り出せず、半分くらい牛乳パックの中に残って、見事、真っ二つ…(涙)。

悲しみをこらえながら、牛乳パックに残った分もなんとか取り出して、重ねました(涙)。


牛乳パックを見てみると、こんな感じ。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
牛乳パック


牛乳パックからうまく剥がれなかったプリンが残っています。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
牛乳パック


やっぱり包丁では、うまく剥がれなかった…とほほ。スポンジケーキに生クリームをぬるときなどに使う、厚みが一定のパレットナイフで、しっかり剥がさなければうまく取り出せないようです。

みなさんはわたしのような失敗をしないよう、パレットナイフで慎重に牛乳パックとプリンの間をぐるっと一周させ、剥がしてくださいね。上の方だけでなく下の方までしっかりパレットナイフを入れて、側面全体を剥がすといいと思います。

…では、気を取り直して。

ビジュアルに悲しさはありますが、味はどうかしら?

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
プリン


【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
プリン


おお~、おいしい。やさしい甘味で、懐かしさ満点の固めのプリンに仕上がっています。

「雪印コーヒー」はそのまま飲むとけっこう甘いですが、卵を4個使ってプリンにしているので、甘みはかなり和らぎ、ほのかに甘い程度。甘いプリンが好きな方はプリン液に砂糖を加えて作ってもいいと思います。それくらい、甘さ控えめです。


食べた瞬間、コーヒーの風味が口にふわっと広がって、後味にコーヒーとカラメルのほのかな苦みが残ります。茶こしでプリン液をこしたので、舌触りもなめらか。見た目以外は、言うことなしです(笑)。

【材料3つ】パックごと蒸すの!?昭和の面影を残す「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」作ってみた!固め食感がいいっ♡【昭和レトロ】
プリン


愛され続けて60年、コーヒー牛乳の王道「雪印コーヒー」を卵で固めてプリンにする、まんまるkitchenさんの「昔ながらのコーヒー牛乳プリン」。ぜひ、作ってみてはいかがでしょうか。昭和の雰囲気漂う、しっかりした食感のプリンで、牛乳パックを型として使う遊び心も楽しいです♪くれぐれも、取り出すときは慎重に(笑)。

※牛乳パックは100℃を超えるとコーティングが溶ける可能性があります。蒸し調理に用いる際、高温になりすぎないようご注意ください。

※記事内で紹介した商品は掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合がございます。
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