初めての畑仕事!「カボチャの摘心」と「トマト&バジルの脇芽取り」を詳細レポ♪農活2回目でもう収穫も【にちにち農ガール】
かぼちゃのツルは、縦に伸ばしていくべし
まずは今回の作業前の状態です! 葉も茎も伸びきっていて、ボーボー状態(笑)。ところどころ雑草も目立ちます。

左手前から奥に、空芯菜、モロヘイヤ、白なす、なす。中央手前から奥にピーマン、パプリカ、バジル、トマト。右手前から奥にさつまいも、かぼちゃ。
では、右奥のかぼちゃのお手入れから。茂みすぎていてどんな状態になっているか、遠目からはよくわかりませんね…。

近付くと、すでにピンポン玉サイズの実がなっていました!
かぼちゃはどんどんツルが伸びて、このような実がなっていきます。本来、かぼちゃのツルは地面を這わせるのが正解です。でも、その方法だと、かぼちゃのツルがこの畑全体を覆うほど広がってしまうとのこと。

すでにこんなに伸びきっているツルも! たしかに、まだ2か月でこの長さは、すごい成長スピードです。畑の広さが限られているので、支柱を立ててツルを誘引し、縦方向に、立体的に伸ばしていくことに。
かぼちゃの誘引も、前回おこなった他の野菜同様に、バランスが保てるようツルの少し上の方と支柱を結びます。

麻紐を半分にして茎にかけ、2回ねじり、支柱に固結び。今回も、茎の成長を見越して、余裕を持たせて結ぶのがポイントです。

ツルが立派な分、持ち上げると少し重く感じます。空いた指を添え、ツルを支えながら結ぶ必要がありました!
思い切りが大事なかぼちゃの芽かき
そして、伸びすぎてしまったツルを切っていきます。「整枝」(芽かき)という作業だそうです。小さなかぼちゃができたこのタイミングで、思い切りカットすることで栄養を集中させます。

だいぶ成長が進んだため、絡まったツルをかき分けるところから始めます。

躊躇なくバッサリいきますよ!(笑)。

こんなに葉も大きく立派に育っているツルを切ってしまって良いのか、毎度のことながら勇気がいる行為です。
トマトの芽かきのポイント、覚えてますか?
さて、トマトも立派に成長中。今回も芽かきを行います。前回も行った作業ですが、ここでおさらい。

主軸から出ている2本の葉のうちの上の部分(脇芽)をカットします。相変わらず勇気がいる作業ですが、実に養分を行き渡らせるために、脇芽取りは重要な作業なのです。枝葉をスッキリさせることで風通しもよくなり、トマトにとって育ちやすい環境が整います。

もし間違えて脇芽じゃない部分を切ってしまっても、残った方を活かせば良いとは言え、確認しながら慎重にカット。

すでに実が成長している脇芽もカットします! 勿体ないと感じてしまうのは初心者あるあるかもしれません(笑)。
芽かきを終えたら、今回も伸びた茎を支柱へと誘引します。

麻紐を半分にして茎に引っかけ、緩めに2回ねじって支柱に結ぶ。

誘引なら、2人でおしゃべりしながら作業する余裕もでてきました(笑)。
追肥もたっぷりと忘れずに
鬱蒼としてたかぼちゃとトマトのお手入れを終え、畑全体がスッキリしたところで、追肥も行います。
かぼちゃは実がピンポン玉サイズになったちょうど今頃が追肥の目安。10粒肥料を追加しました。

ピーマン、パプリカも同様に10粒追肥。こちらは3週間に1回が目安です。

なすは、肥料が大好きな野菜。3週間に1回、今回育てている野菜の中では最も多い、15粒も追肥が必要なんです。

以前、レンタル畑で見よう見まねでなすを育てた際は、一度も追肥せずに育ててしまい…。今さらながら当時のなすに申し訳なく思います。やはり初心者はネット情報だけではなく、プロにきちんと教わることが大事ですね。野菜たちも喜んでいることでしょう。

存在感がスゴイ白なすも同様に(笑)。後ほど収穫もしますよ~。
そして、作業終了後の畑全景です!

だいぶスッキリしたかな。茎が伸び、実がなり、立体的になっていく私たちの畑。かぼちゃのツルが縦にどこまで伸びるのか、そして今回ピンポン玉サイズだった実がどこまで大きくなるかが目下の楽しみです♪
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