近頃は「無限」とか「至高」とか「究極」とかの冠が”唐揚げ”にはついていますよね。でも、その先駆けはきっと「タモさん流」。
独特の感性で即席調理なのにふつうじゃないおいしさ! そんな料理を作ってくれます。定番の鶏の唐揚げもそう。衣に粉を3種も用意したり、揚げる時間と肉を休める時間を細かく設定しての”二度揚げ”など、ちょっとした手間で他とは違う仕上がりに。今回も期待値以上です。お試しください。

【料理の裏ワザ】やわらかジューシーな唐揚げの作り方”最終奥義”を試してみた!【65℃湯煎法】はスゴい‼

タモリさんの「鶏の唐揚げ」

【タモリレシピ】衣用の粉は3種!タモさん流「鶏の唐揚げ」はふっくらジューシー♡ウマさの秘密は“二度揚げ”


材料(2人分)
鶏もも肉…1枚
みりん…大さじ1
料理酒…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
砂糖…大さじ1/2
水…大さじ2
小麦粉…大さじ8
片栗粉…大さじ2
ベーキングパウダー…大さじ1/2
(ベーキングパウダーがなければ食用の重曹などで代用してもOK)
サラダ油…適量

衣の粉を3つ使うのに驚きました。

また、ベーキングパウダーを使うのは初めてです。

どのように仕上がるのか楽しみ!

ポイントは揚げ時間!

【タモリレシピ】衣用の粉は3種!タモさん流「鶏の唐揚げ」はふっくらジューシー♡ウマさの秘密は“二度揚げ”


1.鶏もも肉を食べやすい大きさに切る。
ジッパー付き保存袋やポリ袋にみりん、料理酒、しょうゆ、砂糖、水、鶏もも肉を入れ、ちょっと揉み込んでから、漬け込む。
常温で15分置いておきましょう。(冷蔵庫に入れると身が引き締まり、お肉に味が浸透しづらくなります)

【タモリレシピ】衣用の粉は3種!タモさん流「鶏の唐揚げ」はふっくらジューシー♡ウマさの秘密は“二度揚げ”


2.お肉を漬け込んでいる間に、衣液を作る。
ボウルに小麦粉、片栗粉、ベーキングパウダー、水(150ml程度)を入れかき混ぜる。
サラッとした液状になるまで、水を加えるのがポイント。
15分経ったら、軽く鶏もも肉の水分を拭いてから衣液にくぐらせる。

【タモリレシピ】衣用の粉は3種!タモさん流「鶏の唐揚げ」はふっくらジューシー♡ウマさの秘密は“二度揚げ”


3.170℃に熱した油で2分間揚げる。
2分経ったら一度、バットなどに取り、3分置いてからさらに30秒揚げる。
二度揚げの際は火を強火にして焼き目をつけましょう。

【タモリレシピ】衣用の粉は3種!タモさん流「鶏の唐揚げ」はふっくらジューシー♡ウマさの秘密は“二度揚げ”


4.お皿に盛ったら出来上がり。


さっそく、お味見してみると…。

揚げ油に入れた際に少しはがれてしまいましたが、衣がサクサク!
二度揚げしたおかげでふっくらジューシーに仕上がっていました。
噛むたびに肉汁が溢れ、口の中に旨味が広がります。

和風の漬けダレがあっさりとしていて、揚げ物なのにまったく重たくないですね。
衣がつきすぎてないのも、いいのかもしれません。

あっさりしているので、わさびや大根おろし、白醤油をあわせたタレと一緒に食べるのもおすすめだそうですよ。


このレシピのポイントは、
1.タレに漬ける時間
2.揚げる時間をきっちり測って作る

この2つを守れば、おいしい唐揚げが作れます!

メインおかずとしてはもちろん、おつまみにも

タモリさんの「鶏の唐揚げ」を紹介しました。

二度揚げは手間がかかりますが、このひと手間でサクッとジューシーに仕上がります。
ボリュームがあるのでメインのおかずにはもちろん、おつまみにもぴったり。

ぜひ試してみてください。