年間を通して手に入りやすい「にんじん」。本来の旬は9月から12月頃なんだとか。
この時期のにんじんは甘味が強く、栄養価が高いと言われてるのでシンプルに味わいたいと思っていたところ…NHKの番組「きょうの料理」で時短料理研究家の奥田和美さんが「そのまんまにんじん」を紹介していました。そうです、にんじん”しかない料理”です。しかも味付けは粉チーズと塩だけ!ととってもシンプル。ということでさっそく作ってみましたよ~♪

【シェフ三國の簡単レシピ】「三國コールスロー」に挑戦♪巨匠はカニカマ使いがお上手♡手作りドレッシングが肝

奥田和美さんはたっきーママの愛称で人気の時短料理研究家です。省ける工程は省いて、余分な調味料はそぎ落とし、それでいておいしいレシピを考えるのが得意なんだそう。「料理レシピ本大賞in japan2016」入賞、「レシピブログアワード」お弁当部門3年連続グランプリ、レジェンド認定されています。著書計23冊、累計124万部突破しています。フードアナリスト、フードコーディネーターの資格もお持ちです。

料理研究家奥田和美さん「そのまんまにんじん」の材料と作り方

丁寧に側面を焼いて素材の甘みをグイグイ引き出す!「そのまんまにんじん」の甘さとウマさに驚いた!


【材料】
にんじん…1本(200g)
サラダ油…大さじ1/2
水…大さじ2
粉チーズ…小さじ1/4
塩…ひとつまみ

材料はたったこれだけ。

にんじんの甘みをダイレクトに味わえそう!

下準備をします。
にんじんは良く洗い、縦に4等分に切ります。

さっそく作っていきます。


あまじょっぱくてクセになる!

1.フライパンに油を引き、にんじんの断面を下にして並べます。

丁寧に側面を焼いて素材の甘みをグイグイ引き出す!「そのまんまにんじん」の甘さとウマさに驚いた!


2.中火で断面を3~4分ずつ焼き、強めに焼き色をつけます。

丁寧に側面を焼いて素材の甘みをグイグイ引き出す!「そのまんまにんじん」の甘さとウマさに驚いた!


3.最後に皮の面を下にし、水を加えフタをして弱火で4~5分蒸し焼きにします。
竹串がサッと通るまで火を通してください。

丁寧に側面を焼いて素材の甘みをグイグイ引き出す!「そのまんまにんじん」の甘さとウマさに驚いた!


4.やわらかくなったら器に盛り、粉チーズ、塩を振って出来上がり。

丁寧に側面を焼いて素材の甘みをグイグイ引き出す!「そのまんまにんじん」の甘さとウマさに驚いた!


にんじんは皮つきのまま、順番に側面を焼いて最後は蒸し焼きにするだけ。
とても簡単なので、もう1品ほしいときやおつまみがほしいときにおすすめです。

丁寧に側面を焼いて素材の甘みをグイグイ引き出す!「そのまんまにんじん」の甘さとウマさに驚いた!


細長いので野菜スティック感覚で食べてもいいのですが、ナイフとフォークでカットしていただきます。
粉チーズと塩の塩味がにんじんの甘さを引き立てていました。
甘じょっぱい味わいでパクパクが止まらなくなります。
粉チーズも控えめの分量だったので、にんじん本来の味わいが楽しめましたよ。
ハンバーグなど、濃い目に味付けしたメインおかずの副菜にとっても合いますね。


小学生の娘は野菜が苦手ですが、思っていた以上ににんじんが甘かったようで「甘くておいしい♡」と食べていました。
冷めてもおいしいので一口サイズにカットしたらお弁当のおかずにも良さそう!

にんじんの皮を剥かなくていいので時短になりました。
皮をいっしょに食べることで無駄にすることなく、栄養価も採れるので一石三鳥ですね。
ぜひ作ってみてください。
編集部おすすめ