数多くのバズるレシピを考案している人気料理家・リュウジさん。おいしいご飯やおかず、麺料理などをYouTubeチャンネル『料理研究家リュウジのバズレシピ』で紹介していますが、スイーツレシピはあまり見かけません。
でも再生リストをよ~く見ると、天使のような口どけのデザート「チーズのテリーヌ」が紹介されていました。レアチーズケーキとは違う、半熟状の仕上がりが特徴なんですって。レンチンだけで作れるとのこと。さっそく挑戦してみます♪

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短時間のレンチン加熱を重ねるのがポイント!「チーズのテリーヌ」に挑戦

【リュウジレシピ】レンチンの「チーズのテリーヌ」がレアともベイクドとも違う舌触りで感動♪中心部がとろ~♡


【材料】(630mlの耐熱容器1個分)
クリームチーズ…100g
グラニュー糖…30g ※砂糖で代用可
卵…1個 ※Lサイズがおすすめ
生クリーム(35%以上のもの)…100ml
レモン汁…大さじ1/2
薄力粉…大さじ1
サラダ油…適量 ※容器塗布用
ミントの葉…お好みで 

1.耐熱容器にクリームチーズを入れ、ラップをかけずに電子レンジ(600W)で30秒加熱します。

【リュウジレシピ】レンチンの「チーズのテリーヌ」がレアともベイクドとも違う舌触りで感動♪中心部がとろ~♡


冷蔵庫から出してすぐのクリームチーズは硬いので、混ぜやすくするために電子レンジで少し加熱します。

2.1のクリームチーズにグラニュー糖、卵、生クリーム、レモン汁の順に加え、材料を加えるごとによく混ぜます。

【リュウジレシピ】レンチンの「チーズのテリーヌ」がレアともベイクドとも違う舌触りで感動♪中心部がとろ~♡


やわらかくなったクリームチーズとグラニュー糖を混ぜ合わせます。泡立て器で30回ほど混ぜると、なめらかになりました。

次は卵を加えて約30回、その次は生クリームを加えて約10回混ぜました。材料を加えるたびになめらかになるよう混ぜてくださいね。

【リュウジレシピ】レンチンの「チーズのテリーヌ」がレアともベイクドとも違う舌触りで感動♪中心部がとろ~♡


最後にレモン汁を加えて軽く混ぜれば、生地はほぼ完成。ただ混ぜるだけなので、とても簡単です♪

3.薄力粉を3回に分けてふるいながら加え、その都度よく混ぜます。


【リュウジレシピ】レンチンの「チーズのテリーヌ」がレアともベイクドとも違う舌触りで感動♪中心部がとろ~♡


薄力粉を分けて入れることでダマになりにくく、なめらかな食感に仕上がりますよ。

4.耐熱容器にサラダ油を薄く塗ってから生地を流し入れ、ラップをせずに電子レンジ(600W)で1分50秒加熱します。

【リュウジレシピ】レンチンの「チーズのテリーヌ」がレアともベイクドとも違う舌触りで感動♪中心部がとろ~♡


「チーズのテリーヌ」は、電子レンジで徐々に加熱していくので、容器の形状が違うと火の通り具合が変わりそうな気が…。リュウジさんが使っていたのと同じ形状の耐熱容器があったので、これで作ります。

プラスチック製の容器なので底に凹凸があり、そのまま生地を流すと仕上がりが不格好になりそうなので、サラダ油を塗る代わりにクッキングシートを敷いて生地を流し入れました。

【リュウジレシピ】レンチンの「チーズのテリーヌ」がレアともベイクドとも違う舌触りで感動♪中心部がとろ~♡


生地を流し入れたら軽く台に打ち付けて中の空気を抜いてくださいね。ラップをかけずに電子レンジ(600W)で加熱します。

【リュウジレシピ】レンチンの「チーズのテリーヌ」がレアともベイクドとも違う舌触りで感動♪中心部がとろ~♡


1分50秒加熱すると、容器の四隅の生地が少し固まったような状態になりました。「チーズのテリーヌ」は半熟状に仕上がるのがポイントなので、一気に加熱せず、短時間の加熱を重ねていきます。

5.ラップをせずに電子レンジ(600W)で30秒加熱します。

【リュウジレシピ】レンチンの「チーズのテリーヌ」がレアともベイクドとも違う舌触りで感動♪中心部がとろ~♡


2回目は電子レンジ(600W)で30秒加熱を。1回目よりも四隅が少し膨らんだ感じがしますが、生地の中央はまだトロトロとしています。


6.ラップをせずに、電子レンジ(600W)で20秒加熱を3回繰り返します。

【リュウジレシピ】レンチンの「チーズのテリーヌ」がレアともベイクドとも違う舌触りで感動♪中心部がとろ~♡


3回目は電子レンジ(600W)で20秒、4回目は電子レンジ(600W)で20秒、5回目は電子レンジ(600W)で20秒加熱するというわけです。

画像は、5回目の加熱が終わった状態。生地の真ん中が直径4cmほど固まっていないような感じです。

7.最後にラップをせず、電子レンジ(600W)で10秒加熱します。

【リュウジレシピ】レンチンの「チーズのテリーヌ」がレアともベイクドとも違う舌触りで感動♪中心部がとろ~♡


最後6回目のレンチン加熱後は、容器を傾けると生地の中央が少し動くような感じです。

リュウジさんは、最後の加熱が終わって容器を揺らしてみて、中央が少し揺れる程度で大丈夫と言っていたので、この状態でいいのでしょう。少しずつレンジで加熱しましたが、生地の状態は微妙に変化していくという印象でした。

8.ラップをかけて粗熱を取って冷蔵庫でひと晩、急いでいる時は冷凍庫で1時間~1時間半冷やします。

【リュウジレシピ】レンチンの「チーズのテリーヌ」がレアともベイクドとも違う舌触りで感動♪中心部がとろ~♡


常温で30分ほど置いて粗熱を取ってから、今回は冷凍庫で1時間ほど冷やしました。

【リュウジレシピ】レンチンの「チーズのテリーヌ」がレアともベイクドとも違う舌触りで感動♪中心部がとろ~♡


冷凍庫で1時間ほど冷やして型から外してみると、クッキングシートを敷いても型の跡が付いてしまいました。そのため、跡が付いた方を下にして盛り付けることに。


リュウジさんは四角く小さく切っていましたが、今回は三角形に4等分してみます。ミントの葉も用意したので、それをトッピングしたら完成です♪

とろとろクリーム&しっとりなめらかのダブル食感♡クリーミーすぎる♪

【リュウジレシピ】レンチンの「チーズのテリーヌ」がレアともベイクドとも違う舌触りで感動♪中心部がとろ~♡


電子レンジでジワジワと加熱した「チーズのテリーヌ」がこちらです。正方形の「チーズテリーヌ」を三角形に4等分にしたので、頂点の部分がとろ~っとしています♪

【リュウジレシピ】レンチンの「チーズのテリーヌ」がレアともベイクドとも違う舌触りで感動♪中心部がとろ~♡


とろっとろの部分をスプーンですくってみると…まるでなめらかプリンのような質感!口に入れるとなめらか~なクリーム状で、甘いクリームチーズの味わいが広がります♪

次は「チーズテリーヌ」の外側部分を食べてみると、しっとりとしていてチーズスフレのような舌触り♪レアチーズケーキともベイクドチーズケーキとも違う、半生感を楽しめます。

今回はグラニュー糖30g、レモン汁大さじ1/2杯の分量でしたが、筆者は少し甘めに感じました。もう少しレモンの風味が効いていると、すっきりとした味わいになりそう。

レンジで少しずつ加熱すると半生タイプのスフレチーズケーキ風に♪

【リュウジレシピ】レンチンの「チーズのテリーヌ」がレアともベイクドとも違う舌触りで感動♪中心部がとろ~♡


リュウジさん考案の「チーズのテリーヌ」は、レアチーズケーキともベイクドチーズケーキとも違う、繊細でなめらかな食感のチーズケーキに仕上がりました♪

今回はリュウジさんが使用していたのと同じタイプのプラスチック製の耐熱容器で加熱したので、動画で紹介していたような仕上がりに近づけたと思いますが、使用する容器の形が違うと、加熱時間の調整が必要になるんじゃないかしら。

最初は電子レンジ(600W)で1分50秒加熱し、その後は電子レンジ(600W)で20秒ずつ加熱を繰り返して様子を見ると、成功すると思います。

生地自体は、材料を混ぜるだけなのでとても簡単。レンジで少しずつ加熱を重ねるのが最大のポイントですが、短時間で加熱が終わるので、ベイクドチーズケーキを焼くよりも早く作れますよ。

なめらかで繊細な口当りの「チーズのテリーヌ」は、自慢の一品になると思います。ぜひ作ってみてくださいね。
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