●宮古島にあるサントリーニ島をモチーフにしたリゾートホテル『サントリーニ ホテル&ヴィラズ 宮古島』の魅力をレポートします!
沖縄の宮古島といえば、豊かな自然が織りなす景色、食材などに恵まれた離島。海の透明度が高く、青色やエメラルドグリーン、水色のグラデーションが美しいことから「宮古ブルー」と呼ばれ、訪れる人々の心を癒してくれます。
そんな宮古島の魅力的なリゾートステイをレポートします。

今回ご紹介するのは、「みやこ下地島空港ターミナル」から車で12分の場所に位置する『サントリーニ ホテル&ヴィラズ 宮古島』です。
同ホテルは、2024年に伊良部島(いらぶじま)に開業したリゾートホテルで、ギリシャのサントリーニ島がモチーフになっています。

青と白を基調とした外観は、やわらかな曲線を描くアーチなど地中海らしい有機的なフォルムが随所に見受けられます。ここが日本であることを忘れてしまうほど、非日常的な景色のなかでリゾートステイを満喫できます。
夢のようなステイを叶えてくれるロイヤルスイート

最上階にある、「ロイヤルスイート (ジャグジー付き)」は、館内で最もラグジュアリーな一室。白と木目を基調に、爽やかなターコイズブルーのインテリアが美しく配置され、リゾートの風を感じる開放的な空間が広がります。

ゆとりのあるお部屋は、1~4人まで宿泊可。海の方角を向いた大きなソファが設置され、4人同時に並んで海を眺めることができます。

広々したベッドはシモンズ製。心地よい眠りを追求したベッドで旅の疲れが癒せます。

ミニバーには、オリオンビール、シークワーサーの酎ハイ、伊良部島で醸造されている泡盛「うでぃさんの酒」など、8種類のドリンクが無料で用意されています。ホテルの周辺には、好きな時に買い物に行けるお店がないのでとてもありがたいサービス。
また、同ホテルでは連泊をする場合、ECOステイにすると、「パームタウン」で、ブルーシールアイスまたはレモネードbyレモニカのレモネード(480円まで)が無料でもらえるサービス券がもらえます。

テラスにはプライベートジャグジーやラウンジチェアが設置され、ここでのんびり読書を楽しんだり、景色を楽しんだりできます。

また、専用の階段で1Fのプールまで直接アクセスできるようになっているので、好きなタイミングで泳ぎに行けるなど、思いのままにリゾートタイムが過ごせます。
宮古ブルーを眼下に眺めながら泳げるインフィニティープール

目の前に広がる宮古ブルーの海と水平線を繋ぐように設計されたプールは、白亜の建物をバックに、宮古島の空にぽっかりと浮かぶようにリラックスできます。

ヤシの木やハイビスカス、アリアケカズラなど、美しい南国の花なども植えられ、リゾート気分が盛り上がります。ホテルに宿泊しているゲスト以外の利用がないため、常にゆとりがあり、優雅で贅沢な時間が過ごせます。
宮古島のコミュニティーモール「パームタウン」へ

ホテル近郊にも魅力的な場所があります。今回はレンタカーで伊良部大橋を渡った先の3分くらいの場所にある「パームタウン」へ。「パームタウン」は飲食店とホテルが軒を連ねるコミュニティーモールです。
1日目の夕食は、パームタウンにある『パスタハウス庭』で、沖縄の食材を使用したイタリアンに舌鼓。一品目は、宮古島産の野菜をふんだんに使用した「海ぶどうと島野菜のサラダ」(1680円)。

地元で採れたフレッシュな野菜をはじめ、宮古島の伝統野菜「モーウィ」(きゅうりの一種)や苦味の少ない白ゴーヤ、そしてたっぷり海ぶどうが盛られたサラダは、塩昆布を隠し味に使ったオリジナルのドレッシングが、野菜の美味しさを引き立てます。
季節の食材を使用したおすすめメニューから「かぼちゃとモッツアレラチーズの鉄板ミートラザニア」(1980円)と「ブロッコリーとイカ墨ソース」(2490円)をチョイス。

そのほかに、「あぐー豚のカツレツ~ケッカソース~」(2980円)や「宮古牛のサーロインステーキ」(6800円~)などのメイン料理も楽しめます。

そして、食後は沖縄のアイスブランド「ブルーシール」の宮古島パイナガマ店でアイスを味わいます。

アイスは、塩ちんすこう、マンゴータンゴ、サンフランシスコチョコミントのトリプル。「塩ちんすこう」は、バニラアイスに塩ちんすこうを合わせたバニラ&クッキー。北谷の塩とバニラが絶妙にマッチした沖縄らしいフレーバーです。
店内はアイスと一緒に撮影できるフォトスポットになっているので、ここでしか撮れない記念写真を撮って楽しんでみては?
地中海旅行の気分でゆったりモーニング

2日目の朝食は、館内にあるレストラン『The Olivea(ザ・オリビア)』へ。店内は地中海沿岸のヨーロッパ諸国から取り寄せたオブジェやアートピースが並び、地中海の自然風景の中にいるような空間の中で朝食が味わえます。
朝食(3960円)は、5種類のメニューから選べます。
・アボカドとサーモンのオープンサンド
・クラブケーキ エッグベネディクト
・フレンチトースト
・アメリカンブレックファースト
・朝粥

ドリンクとサラダはビュッフェスタイルで。海ぶどうやスープ、フルーツとヨーグルトもたっぷりいただけます。
朝陽が差してキラキラと輝く海やプールを眺めながら、食事やコーヒをのんびり堪能。ホテルからの景色が絶景なので、慌てて観光に出かけなくていいのがポイント。昼も兼ねてしっかり食べておけば、観光の途中で見つけた地元グルメの食べ歩きも楽しめます。
一度見たら忘れられない!宮古島の絶景巡り

朝食を食べたらレンタカーを使ってドライブへ。記憶に残る絶景を求めて宮古島巡ります。
伊良部島で一番高い位置にある「牧山展望台」は、サシバという名の鳥の形をしているのが特徴。宮古本島をはじめ池間島、来間島などが一望できます。ホテルからも見えるほど近い場所にありますのでぜひ足を運んでみてください。

伊良部島に架かる伊良部大橋は、全長3540mと沖縄県の離島架橋の中で最長。車が途中で止められないので、橋から景色をゆっくり眺めたい場合は、レンタサイクルを借りるのも◎。
おすすめのビーチ

宮古島で回ったビーチの中からおすすめを3つご紹介!
砂山ビーチは、隆起珊瑚礁で出来た洞穴と白い砂浜と透明度が高い海が人気で、必ずガイドブックにも掲載される人気のビーチです。駐車場からビーチまで少し歩きますが、途中から見る海の景色も美しい。

与那覇前浜ビーチは全長1690mにも及ぶロングビーチです。来間と宮古島を繋ぐ「来間大橋」と海のグラデーションが魅力的で、東洋位置美しいビーチとも言われています。

天然の入江が美しい「イムギャーマリンガーデン」は、穏やかな波が特徴のビーチ。イムギャーとは「海」と「湧き水」という意味。展望台に続く遊歩道など、自然を生かした海浜公園です。2泊3日あれば、宮古島の人気ビーチを全部回ることもできますよ。
地元食材がたっぷり味わえるコースで乾杯!

2日目の夜は、朝食と同じく『The Olivea』へ。コース料理を堪能しつつ、楽しかった旅の思い出を語りながら最後の夜を締めくくります。
メニューは沖縄の食材をふんだんに使用した地中海料理「オリヴィアコース」(19800円)と「コースディマーレ」(13200円)の2つが選べます。
【オリヴィアコース】
・バーニャカウダ
・宮古島産いまいゆとカツオのカルパッチョ
・⾞エビ・ウニ・桜エビのパスタ
・ブレッド
・もとぶ⽜のサーロインステーキ
・本日のデザート
・コーヒーまたは菜果茶
【コースディマーレ】
・バーニャカウダ
・サラダディマーレ
・フィッシュラグーとセルバチコ宮崎県産吟醸からすみのパスタ
・ブレッド
・沖縄県産アグー豚肩ロースのアリスタ
・本日のデザート
・コーヒーまたは菜果茶

提携農家から仕入れている野菜を使用した「バーニャカウダ」は、どちらのコースでも提供されます。ランプポットで温められたソースをつけて味わいます。
かぼちゃのように見える野菜は「コリンキー」といって、皮が柔らかくきゅうりとほぼ変わらない食感が楽しめます。
食材とインスピレーションを生かしたコース料理は、食べたことのない食材と味と出会え、幸福に満ちた時間が過ごせました。
まとめ

夢のような2泊3日の宮古島の旅は、帰宅後もまだ旅の余韻に浸れるほど、印象深く幸せなひとときが過ごせる『サントリーニ ホテル & ヴィラズ 宮古島』。宮古島の絶景、そして美食を堪能してみてはいかがでしょうか。
●DATA
サントリーニ ホテル & ヴィラズ 宮古島
住:沖縄県宮古島市伊良部字池間添長山1052-1
TEL:0980-79-6541
公式サイト
(撮影・文◎牡丹餅あんこ)