【農家直伝】全キノコ好きに捧ぐ「しいたけ団子あんかけ」作ってみた!凝縮された旨味が尊すぎる…♡
煮込み料理には”肉厚”のしいたけがオススメ
売り場に並ぶしいたけは、産地によって厚みも大きさもいろいろですが「煮込み料理に使うなら、ぜひ肉厚のものを」と、貫井さん。
スーパーで売られているしいたけを3種類並べてみました。厚さ、大きさもそれぞれですね。
しいたけの栽培法には、クヌギやナラなどの丸太にしいたけの種菌を植え付けて育てる「原木栽培」と、おがくずなどを固めたブロック(菌床)に種菌を植え付けて育てる「菌床栽培」の2つがあります。
市場に流通するしいたけの9割以上は、工場などで育てられた菌床栽培のものですが、貫井さんは昔ながらの原木栽培にこだわっているそう。
「自然の気候を最大限に利用することで、香り豊かなしいたけが育ちます。原木栽培で育てた肉厚のものは煮崩れしにくいので、フランス料理に入れても、存在を主張できますよ」(貫井さん)
トマトの旨味と相乗効果!「しいたけとソーセージのカスレ風」
材料(2人分)
しいたけ…4~6個
ソーセージ(あれば骨付き)…4本※
ブロックベーコン…100g
白いんげんの水煮缶…1缶(130g)
にんじん…1本
玉ねぎ…1個
トマト缶…1缶(400g)
コンソメ(固形)…1個
赤ワイン…100ml
にんにく…1かけ
オリーブオイル…大さじ1
塩・黒こしょう…各少々
※今回は、普通の骨なしソーセージを6本使いました。
作り方
1.白いんげんは缶から出して水を切っておく。
2.材料を切る。しいたけはかさを厚めにスライス、軸は石づきを取り裂いておく。
3.鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、香りが立ったらベーコンとソーセージを入れて、焼き色を付ける。
4.しいたけ、にんじん、玉ねぎを加え、塩とこしょうを振って、さらに炒める。
5.4に火が通ったら、コンソメ、トマト缶、赤ワインを加える。
6.アクを取りながら、煮込む。
「水分量が足りないと感じたら、適宜ワインか水を加えてくださいね」(貫井さん)
7.5~6分ほど煮込んだら白いんげんを加え、さらに3~4分煮込んだら出来上がり。
見て見て、つやつや光るしいたけの存在感!さっそくいただきましょう。
おぉ~!しいたけ、フランス料理に合います!
煮込むことで、白いんげんや野菜はトロ~ッと柔らかくなっていますが、しいたけはぷりぷりの歯ごたえが残っていて、存在感が抜群!この食感の違いがたまりません。
お味はというと、しいたけの風味がふわっと漂いつつも、全体的にはトマトの味が効いていてGood!
贅沢に入れたソーセージとベーコンから、肉の旨味も出ていて、子どもも喜びそうな味です。
「煮込みに使うワインは飲み残しで十分。赤ワインでも白ワインでもかまいません。トマト缶の代わりにフレッシュトマトを使ったり、その時あるものでアレンジしてくださいね」(貫井さん)
しいたけって、こんな食べ方もできるのですね。
貫井さんは、今回紹介したレシピの他にも、しいたけに関する情報をホームページなどでも発信しています。そちらもぜひ、ご覧ください。
2015年第10回さいたま輝き荻野吟子賞、2017年農業女子アワード「農業女子の知恵・夢部門」、2018年6次産業化アワード奨励賞を受賞。農業女子プロジェクトメンバー。
●貫井園ホームページ
http://www.nukuien.com/
●インスタグラム @nukuien
https://www.instagram.com/nukuien/









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