不器用なわたしには一生作れないと思っていた、りんごスイーツの王道「タルトタタン」がレンチンだけで作れるなんて…。しかもわずか15分で!この”神レシピ”を紹介しているのは、お料理系YouTuberのくまの限界食堂さん。
【ホケミで簡単】オーブン不要!卵焼き器でくるくる巻いて「りんごのロール」焼いてみた♪しっとり甘酸っぱ
「タルトタタン」の豆知識♪
19世紀後半、フランスで小さなホテルを経営していたタタン姉妹がりんごのタルトを作っていたところ、型にタルト生地を敷き忘れ、具となるりんごやバター、砂糖だけを焼くという”うっかりミス”をしてしまったそう。そのことに気づくやいなや、慌てて生地をりんごの上にかぶせて焼くことに。生地が焼けるのを待って、ひっくり返してみると、キャラメルの香ばしい香りのするおいしいお菓子が出来上がっていたそうです。それが、「タルトタタン」の始まりなんですって(諸説あるようです)。
”うっかりミス”で、ミラクルって起こるんですね(笑)。
さて、寄り道はこれくらいにして、本日の本題、くまの限界食堂さんの「おひとりさまりんごのタルトタタン」を作ってみましょう♪
くまの限界食堂さんの「おひとりさまりんごのタルトタタン」とは?
一般的な「タルトタタン」は、バターと砂糖でキャラメリゼしたりんごを型に敷き詰め、その上からタルト生地をかぶせて焼くという手間ひまかかる作り方。けれど、くまの限界食堂さんのレシピは、タルト生地の代わりに森永製菓の「チョイス」というビスケットを使い、りんごのキャラメリゼはレンチンで簡単に!という、手間を極力省いたレシピです。
いったいどんな「タルトタタン」が出来るのか、作るのが楽しみ♪
電子レンジで瞬殺「おひとりさまりんごのタルトタタン」を作ってみた!
材料と作り方はこちら。
【材料】1人分
りんご…1個
砂糖…大さじ1
森永製菓「チョイス」…4枚
バター…10g
◆カラメル
砂糖…大さじ1
水…小さじ1
◆お好みで
シナモン…適量
黒こしょう…適量
砂糖はきび糖がおすすめとのことなので、きび糖を使うことに。バターはなくてもOKとのこと。”バターたっぷり”が苦手なため、今回はバター(無塩)を5g使うことに。
また、りんごの種類の指定はなかったので、「紅玉」を使用。「紅玉」は酸味が強く、爽やかな香りが特徴。加熱することで甘みと風味が増し、煮崩れしにくく、お菓子作りによく利用されるそうです。
紅玉りんご。
【作り方】
1.りんごを8等分し、皮を剥いて、芯をとります。
さらに、半分に切ります。
2.耐熱容器に1と砂糖を入れて、混ぜ合わせます。
電子レンジ(600W)で4分30秒加熱します。ラップはせず。
加熱時間を調整して、りんごは好みの硬さにしてくださいとのこと。今回はレシピ通り作ります。
3.2にシナモンと黒こしょうを入れて混ぜます。
4.「チョイス」をめん棒などで叩き、細かく砕きます。バター風味が強いので「チョイス」を使うのがおすすめとのこと。
5.適当な大きさの耐熱容器にバターを全体に適量塗り、カラメル用の砂糖と水を入れます。この耐熱容器が型になります。今回は、底部分の直径が約5cm、高さが7cmの器を使用。残ったバターは後ほど使います。
電子レンジ(600W)で1分30秒加熱します。ラップはせず。
1分30秒で、あっという間にカラメルが出来ました。
6.耐熱容器に塗って、残ったバターは電子レンジ(600W)で20秒ほど加熱し、溶かしバターにします。
7.5に3を入れ、スプーンでギュッギュッと押し付けます。
8.7に4を入れ、スプーンでギュッギュッと押し付けます。バターがお好きな方は、ここで6の溶かしバターをビスケットにかけましょう。
9.8にラップをして粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やしてなじませます。最低でも半日くらいは置いてくださいとのこと。
今回は、1日置くことにしました。
10.タルトタタンを取り出しやすいように、容器のフチにナイフなどを入れて、1周させます。
11.フライパンなどにお湯(分量外)を適量沸かし、火を止め、そこに、10を入れます。お湯の量は器の底から1cmくらい。
10秒ほど温めたら、容器の上にお皿をのせて、ひっくり返して出来上がり。
ビスケットがボロボロと剥がれますね(笑)。
りんごにはカラメルが染み込んで濃厚そうです♡
調理時間は、冷蔵庫で冷やす時間を除いて、9分。
では、いただきます!
おお~、おいしーーーい。りんごの甘酸っぱくて瑞々しい果汁が溢れ出し、カラメルのコクもあって、めちゃめちゃおいしいです♪シナモンの香りと黒こしょうのスパイシーさが、ちょっと高級感のある大人の味を演出しています。
タルト生地の代わりに使った森永製菓「チョイス」、はバターがふんわり香り、しっとり。甘酸っぱいりんごとよく合います。
タルト生地やりんごのキャラメリゼにこだわった、手間ひまかけて作るお店のタルトタタンとは違うかもしれませんが、家で作るりんごのスイーツとしては、申し分のないおいしさ。
夫もこのお手軽タルトタタンを気に入ったようで、「りんごの甘酸っぱさが最高だね」と言いながら、おいしそうに食べていましたよ。わたしも気に入ったので、二日連続で作って、夫と半分こして食べました。1人1個だと食後のデザートとしては量が多いですが、半分だとちょうどいいんです。
今度は「紅玉」ではなく、違う種類のりんごで作ってみようと思います。バニラアイスや生クリームを添えるとさらにグレードアップしそう。
りんごを1個使った、くまの限界食堂さんの「おひとりさまりんごのタルトタタン」は、電子レンジで瞬殺で作れる、めちゃめちゃ簡単なお手軽タタンでした。
<参考文献>
WEB
『弘前市観光情報サイト~タルトタタン~』
https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=tartetatin
りんご1個で作るおひとり様分のタルトタタンというから、食べ過ぎも防げます(笑)。ちなみに、タルトタタンは19世紀のフランスでタタン姉妹の”うっかりミス”から生まれたお菓子なんですって♪
【ホケミで簡単】オーブン不要!卵焼き器でくるくる巻いて「りんごのロール」焼いてみた♪しっとり甘酸っぱ
「タルトタタン」の豆知識♪
19世紀後半、フランスで小さなホテルを経営していたタタン姉妹がりんごのタルトを作っていたところ、型にタルト生地を敷き忘れ、具となるりんごやバター、砂糖だけを焼くという”うっかりミス”をしてしまったそう。そのことに気づくやいなや、慌てて生地をりんごの上にかぶせて焼くことに。生地が焼けるのを待って、ひっくり返してみると、キャラメルの香ばしい香りのするおいしいお菓子が出来上がっていたそうです。それが、「タルトタタン」の始まりなんですって(諸説あるようです)。
”うっかりミス”で、ミラクルって起こるんですね(笑)。
さて、寄り道はこれくらいにして、本日の本題、くまの限界食堂さんの「おひとりさまりんごのタルトタタン」を作ってみましょう♪
くまの限界食堂さんの「おひとりさまりんごのタルトタタン」とは?
一般的な「タルトタタン」は、バターと砂糖でキャラメリゼしたりんごを型に敷き詰め、その上からタルト生地をかぶせて焼くという手間ひまかかる作り方。けれど、くまの限界食堂さんのレシピは、タルト生地の代わりに森永製菓の「チョイス」というビスケットを使い、りんごのキャラメリゼはレンチンで簡単に!という、手間を極力省いたレシピです。
いったいどんな「タルトタタン」が出来るのか、作るのが楽しみ♪
電子レンジで瞬殺「おひとりさまりんごのタルトタタン」を作ってみた!
材料と作り方はこちら。

材料
【材料】1人分
りんご…1個
砂糖…大さじ1
森永製菓「チョイス」…4枚
バター…10g
◆カラメル
砂糖…大さじ1
水…小さじ1
◆お好みで
シナモン…適量
黒こしょう…適量
砂糖はきび糖がおすすめとのことなので、きび糖を使うことに。バターはなくてもOKとのこと。”バターたっぷり”が苦手なため、今回はバター(無塩)を5g使うことに。
また、りんごの種類の指定はなかったので、「紅玉」を使用。「紅玉」は酸味が強く、爽やかな香りが特徴。加熱することで甘みと風味が増し、煮崩れしにくく、お菓子作りによく利用されるそうです。

りんご
紅玉りんご。
【作り方】
1.りんごを8等分し、皮を剥いて、芯をとります。

りんご
さらに、半分に切ります。

りんご
2.耐熱容器に1と砂糖を入れて、混ぜ合わせます。

りんご

りんご
電子レンジ(600W)で4分30秒加熱します。ラップはせず。
加熱時間を調整して、りんごは好みの硬さにしてくださいとのこと。今回はレシピ通り作ります。

りんご
3.2にシナモンと黒こしょうを入れて混ぜます。
シナモンと黒こしょうは入れても入れなくても、どちらでもOKとのこと。今回はせっかくなので、両方入れることに。

りんご

りんご
4.「チョイス」をめん棒などで叩き、細かく砕きます。バター風味が強いので「チョイス」を使うのがおすすめとのこと。

チョイス

チョイス
5.適当な大きさの耐熱容器にバターを全体に適量塗り、カラメル用の砂糖と水を入れます。この耐熱容器が型になります。今回は、底部分の直径が約5cm、高さが7cmの器を使用。残ったバターは後ほど使います。

カラメル
電子レンジ(600W)で1分30秒加熱します。ラップはせず。

カラメル
1分30秒で、あっという間にカラメルが出来ました。
6.耐熱容器に塗って、残ったバターは電子レンジ(600W)で20秒ほど加熱し、溶かしバターにします。
7.5に3を入れ、スプーンでギュッギュッと押し付けます。

りんご
8.7に4を入れ、スプーンでギュッギュッと押し付けます。バターがお好きな方は、ここで6の溶かしバターをビスケットにかけましょう。

りんご
9.8にラップをして粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やしてなじませます。最低でも半日くらいは置いてくださいとのこと。
今回は、1日置くことにしました。
10.タルトタタンを取り出しやすいように、容器のフチにナイフなどを入れて、1周させます。

タルトタタン
11.フライパンなどにお湯(分量外)を適量沸かし、火を止め、そこに、10を入れます。お湯の量は器の底から1cmくらい。

タルトタタン
10秒ほど温めたら、容器の上にお皿をのせて、ひっくり返して出来上がり。

タルトタタン
ビスケットがボロボロと剥がれますね(笑)。

タルトタタン
りんごにはカラメルが染み込んで濃厚そうです♡

タルトタタン
調理時間は、冷蔵庫で冷やす時間を除いて、9分。
難しい工程はひとつもなく、とっても簡単に出来ました。
では、いただきます!

タルトタタン
おお~、おいしーーーい。りんごの甘酸っぱくて瑞々しい果汁が溢れ出し、カラメルのコクもあって、めちゃめちゃおいしいです♪シナモンの香りと黒こしょうのスパイシーさが、ちょっと高級感のある大人の味を演出しています。

タルトタタン
タルト生地の代わりに使った森永製菓「チョイス」、はバターがふんわり香り、しっとり。甘酸っぱいりんごとよく合います。

タルトタタン
タルト生地やりんごのキャラメリゼにこだわった、手間ひまかけて作るお店のタルトタタンとは違うかもしれませんが、家で作るりんごのスイーツとしては、申し分のないおいしさ。
夫もこのお手軽タルトタタンを気に入ったようで、「りんごの甘酸っぱさが最高だね」と言いながら、おいしそうに食べていましたよ。わたしも気に入ったので、二日連続で作って、夫と半分こして食べました。1人1個だと食後のデザートとしては量が多いですが、半分だとちょうどいいんです。

今度は「紅玉」ではなく、違う種類のりんごで作ってみようと思います。バニラアイスや生クリームを添えるとさらにグレードアップしそう。
りんごを1個使った、くまの限界食堂さんの「おひとりさまりんごのタルトタタン」は、電子レンジで瞬殺で作れる、めちゃめちゃ簡単なお手軽タタンでした。
りんごが旬のこの時期に、わが家では何回も登場しそうです♪みなさんも作ってみてはいかがでしょう。
<参考文献>
WEB
『弘前市観光情報サイト~タルトタタン~』
https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=tartetatin
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