その地域でしか味わうことのできない「ご当地の味」ってホントに興味深い!今回そんなことを強く感じたのは、群馬県民のコロッケへの偏愛っぷりを見せつけられたから。先日放送のテレビ朝日のバラエティ番組『出川一茂ホラン☆フシギの会』では、群馬の変わった食習慣、コロッケを甘じょっぱく煮付ける食べ方を紹介していたんです。
【青森県民偏愛】津軽に400年続く「けの汁」って何だ⁉和風ミネストローネ⁉根菜の5㎜幅カットがキモ!
『出川一茂ホラン☆フシギの会』って?
『出川一茂ホラン☆フシギの会』はテレビ朝日の番組で、タイトル通り出川哲朗さん長嶋一茂さんホラン千秋さんがMCをする、世の中の”フシギ”なことを取り上げて紹介する番組。9月に放送された拡大スペシャル版では、47都道府県のフシギを特集していましたよ。その中でわたしが衝撃を受けた「コロッケの甘煮」が紹介されていたんです。
群馬県民の方々が揚げ物を甘じょっぱく煮付ける理由は?
コロッケの甘煮に挑戦する前に、そもそもなぜコロッケを甘く煮付けようと思ったのか、気になりますよね。
群馬県では昔からお客さんが来ると、たくさんのお菓子やお料理でおもてなしをするという「おもてなし文化」が根づいているそうです。番組でも実際にロケ取材に行ったときの、スタッフとのやり取りの映像が流れていました。とにかくお菓子や食べ物が出るわ、出るわ(笑)。机の上いっぱいにさまざまな料理が次々と並べられ、お客に勧めてくれるのです。このおもてなしの県民性が大きな要因なのです。
つまり、たくさんの料理を勧めれば、自然と手をつけずに残ったりもしますよね。そのときの解決策として、残ってしまった揚げ物…例えばコロッケは、翌日に甘く煮付けて食べる習慣が出来上がったのだそうです。
これは、日持ちをさせるための知恵でもありますが、そもそも群馬県民には甘じょっぱい味付けが好まれてきたということもあり、この習慣が広まったのだそうです。なので、コロッケだけでなくイカフライやカキフライ、エビフライとそのバリエーションは無限大とか。
キッチンに甘じょっぱい香りがふわ~っ♡「コロッケの甘煮」作りに挑戦!
いよいよ「コロッケの甘煮」を作っていきましょう!
【材料】
コロッケ(市販)…3個
和風だし…180ml
しょうゆ…大さじ1と1/2
みりん…大さじ1
砂糖…大さじ1
番組ではコロッケ以外にもイカのフライも一緒に入れていたのですが、今回はコロッケのみを再現してみます。なので、コロッケ以外の調味料は全て半量にしています。
【作り方】
1. フライパンに和風だし、しょうゆ、みりん、砂糖を入れて、中火から強火で温める。
かき混ぜながら温めていきます。
2. ふつふつしてきたらコロッケを入れる。
沸騰してきたら、コロッケを入れます。ふつふつとだしが煮立つ音と共に、甘じょっぱい香りがふわ~っとキッチン中を漂います♪
3. ひっくり返しながら、両面に味を染み込ませる。
コロッケが水分を吸って柔らかくなっているので、崩れないようやさしくひっくり返します。お箸よりトングの方が楽かも知れません。
4. 汁気がなくなったら完成!
あとは、汁気がなくなるまで煮付け、完成したコロッケとカットしたトマト適量(分量外)をお皿に盛り付けて完成です!
コロッケが水分を吸収していくので3、4分もせずに出来上がりました♪
懐かしい気持ちにもなる、クセになる甘じょっぱさ♡
食べてみると、コロッケにだしやしょうゆが染み込んでとろりとなめらかな食感。
ちょっぴり火を通しすぎたかなぁと思っていた部分も香ばしい風味が増していておいしい!油っぽさも落ちついていて、パクパク食べてしまいます。「コレとんかつでも食べたいな」と言っていた出川さんは、一緒に出てきたイカフライの煮付けは「そのままより煮た方がいい」と大絶賛していましたよ。今度はイカフライも煮てみようかな。
揚げたてがベストと思っていた揚げ物が、こんな風においしくアレンジできるなんて驚きでした。群馬県で愛され続ける家庭の味が、わが家のメニューに仲間入りしました♡
なんでわざわざ揚げ物を煮付けて食べるのか⁉それには、県民性が深く関わっておりました…。
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『出川一茂ホラン☆フシギの会』って?
『出川一茂ホラン☆フシギの会』はテレビ朝日の番組で、タイトル通り出川哲朗さん長嶋一茂さんホラン千秋さんがMCをする、世の中の”フシギ”なことを取り上げて紹介する番組。9月に放送された拡大スペシャル版では、47都道府県のフシギを特集していましたよ。その中でわたしが衝撃を受けた「コロッケの甘煮」が紹介されていたんです。
群馬県民の方々が揚げ物を甘じょっぱく煮付ける理由は?
コロッケの甘煮に挑戦する前に、そもそもなぜコロッケを甘く煮付けようと思ったのか、気になりますよね。
群馬県では昔からお客さんが来ると、たくさんのお菓子やお料理でおもてなしをするという「おもてなし文化」が根づいているそうです。番組でも実際にロケ取材に行ったときの、スタッフとのやり取りの映像が流れていました。とにかくお菓子や食べ物が出るわ、出るわ(笑)。机の上いっぱいにさまざまな料理が次々と並べられ、お客に勧めてくれるのです。このおもてなしの県民性が大きな要因なのです。
つまり、たくさんの料理を勧めれば、自然と手をつけずに残ったりもしますよね。そのときの解決策として、残ってしまった揚げ物…例えばコロッケは、翌日に甘く煮付けて食べる習慣が出来上がったのだそうです。
これは、日持ちをさせるための知恵でもありますが、そもそも群馬県民には甘じょっぱい味付けが好まれてきたということもあり、この習慣が広まったのだそうです。なので、コロッケだけでなくイカフライやカキフライ、エビフライとそのバリエーションは無限大とか。
キッチンに甘じょっぱい香りがふわ~っ♡「コロッケの甘煮」作りに挑戦!
いよいよ「コロッケの甘煮」を作っていきましょう!

【材料】
コロッケ(市販)…3個
和風だし…180ml
しょうゆ…大さじ1と1/2
みりん…大さじ1
砂糖…大さじ1
番組ではコロッケ以外にもイカのフライも一緒に入れていたのですが、今回はコロッケのみを再現してみます。なので、コロッケ以外の調味料は全て半量にしています。
【作り方】
1. フライパンに和風だし、しょうゆ、みりん、砂糖を入れて、中火から強火で温める。

かき混ぜながら温めていきます。
2. ふつふつしてきたらコロッケを入れる。

沸騰してきたら、コロッケを入れます。ふつふつとだしが煮立つ音と共に、甘じょっぱい香りがふわ~っとキッチン中を漂います♪
3. ひっくり返しながら、両面に味を染み込ませる。

コロッケが水分を吸って柔らかくなっているので、崩れないようやさしくひっくり返します。お箸よりトングの方が楽かも知れません。
4. 汁気がなくなったら完成!

あとは、汁気がなくなるまで煮付け、完成したコロッケとカットしたトマト適量(分量外)をお皿に盛り付けて完成です!
コロッケが水分を吸収していくので3、4分もせずに出来上がりました♪

懐かしい気持ちにもなる、クセになる甘じょっぱさ♡

食べてみると、コロッケにだしやしょうゆが染み込んでとろりとなめらかな食感。
想像していたよりやさしい味わいで、肉じゃがに似ているかも。なんだか懐かしい気持ちになるのは馴染みのある材料だからでしょうか。ホランさんが食べてすぐに「わたしこれ大好き!」と言った気持ちがよくわかります♡
ちょっぴり火を通しすぎたかなぁと思っていた部分も香ばしい風味が増していておいしい!油っぽさも落ちついていて、パクパク食べてしまいます。「コレとんかつでも食べたいな」と言っていた出川さんは、一緒に出てきたイカフライの煮付けは「そのままより煮た方がいい」と大絶賛していましたよ。今度はイカフライも煮てみようかな。
揚げたてがベストと思っていた揚げ物が、こんな風においしくアレンジできるなんて驚きでした。群馬県で愛され続ける家庭の味が、わが家のメニューに仲間入りしました♡
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