管理栄養士のともゆみです。親子丼は鶏肉を卵でとじたものですが、絹豆腐を卵でとじたものがYouTubeで紹介されていました。
それも豆腐をそのまま使うのではなく、よく煮込んで味染み染み&やわやわな豆腐を使っています。こちら、板前さんが最高においしいと推している「とろ玉豆腐丼」といいます。調理にはそこそこ手間がかかっていますが、それを超えるおいしさが期待できそうなので作ってみましょう♪

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料理人歴20年、13年間飲食店経営をしながら企業コンサルティングや料理の技術指導などを行っている、こうせいさん。登録者数85万人超えのチャンネル『飲食店独立学校 /こうせい校長』に料理動画を投稿しており、プロならではの丁寧な解説が魅力です♪料理のレシピ動画だけでなく、飲食店の経営手法などのレクチャー動画もあり、将来自分の力で飲食店を持ちたい人へ向けて役立つノウハウや情報を発信しています。プロの技を惜しみなくレクチャーしてくれていますよ。
今回作ってみるのは、何で早く教えてくれなかったの?とキレられるぐらい旨い「とろ玉豆腐丼」です!

「とろ玉豆腐丼」を作ってみた!

【材料】(2人分)
絹ごし豆腐…1パック(400g)
長ねぎ(白い部分)…40g
長ねぎ(青い部分)…15g
卵…2個

[たれ]
料理酒…25ml
みりん…30ml
砂糖…30g
しょうゆ…70ml
和風だし(顆粒)…5g
水…200ml

【板前の激推し】「とろ玉豆腐丼」が味染みやわやわな絹豆腐にトゥルントゥルン玉子でたまらんらん♡
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【作り方】
1. 豆腐の水切りをします。バットに豆腐を置き、ラップをかぶせます。その上にバットをのせ、重しをのせ、1時間放置します。

【板前の激推し】「とろ玉豆腐丼」が味染みやわやわな絹豆腐にトゥルントゥルン玉子でたまらんらん♡
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2. 長ねぎの白い部分と青い部分はそれぞれ斜めに切り、別々にしておきます。

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3. 小さめの鍋を用意し、[たれ]の材料を入れます。1の豆腐をスプーンで大きめにすくって鍋に入れます。

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4. キッチンペーパーをかぶせて、中火にかけます。
沸騰してきたら弱火にし、30分煮ます。

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5. ボウルに卵を割り入れ、混ぜます。

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6. 親子丼用の鍋又は小さいフライパンを用意し、4の1/2量と長ねぎ(白い部分)1/2量を入れて中火にかけます。

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7. 沸騰してきたら長ねぎ(青い部分)1/2量をのせて卵を1/2量入れます。フタをして好みの半熟具合まで火を通します。

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8. ご飯(分量外)をよそったどんぶりにのせて出来上がりです。

【板前の激推し】「とろ玉豆腐丼」が味染みやわやわな絹豆腐にトゥルントゥルン玉子でたまらんらん♡
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味染み豆腐にトゥルントゥルンの卵がたまらないおいしさ♡

【板前の激推し】「とろ玉豆腐丼」が味染みやわやわな絹豆腐にトゥルントゥルン玉子でたまらんらん♡
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豆腐に甘辛いたれが染み込んでいてそれだけでおいしいです。絹豆腐を使っているのでやわらかく、そこに半熟になったトゥルントゥルンの卵が絡んでたまりません。濃い目のたれでご飯がいくらでも食べられますね。長ねぎはほとんど煮ていないのでくたっとしてなくてシャキシャキです。

豆腐の栄養素

豆腐は、豆乳に凝固剤を加えて固めたもので、大豆と同様の栄養素を含みます。消化のよいたんぱく質が豊富で、不飽和脂肪酸のリノール酸や、イソフラボン、サポニン、レシチンなどの機能性成分を含みます。
リノール酸には血中コレステロール値を下げる作用が、イソフラボンには更年期症状の緩和や骨粗しょう症の予防に、サポニンは抗酸化作用があり、レシチンはコレステロールや中性脂肪を低下させる働きが期待できます。

今まで豆腐をよく煮たことがなかったのですが、味の染みた豆腐ってこんなにご飯に合うんですね。それだけでもおいしいですが、卵と絡むとまた別のおいしさがありました。今回は1人前当たり、使用した卵は1個分でしたが、たれも濃い目なので卵2個でもいいかと思います。作るのに時間はかかりますが、食べやすくておいしかったです。気になったら作ってみてくださいね。

参考文献:
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社
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