こんにちは、スーパー青果部・青髪のテツです。大根のおいしい季節になってきました。
【青髪のテツ】「アボカドの”超”保存マニュアル伝授します!」え、そのまま冷蔵庫NG!?冷凍もできちゃう!?
大根は、漬け物などにすればかなり日持ちしますが、水分が抜けやすく食感が変わりやすいので、サラダなどでおいしく生食できる期間は短い野菜です。
一本丸ごと買ったものの、食べ切れず冷蔵庫に入れておいたら、シナシナのふにゃふにゃになっていた…という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな悲劇を避けるべく、大根のおいしさをなるべく長く保つための保存術を紹介していきますね。
大根のおすすめ「冷蔵術」とは?
まずは、大根を適切に冷蔵する方法を紹介します。大根は部位ごとに食味が違うため、あらかじめ部位ごとに分割しておくと、調理時に用途別で使いやすくなります。
1. 大根を三等分にカットする。
大根の先端部分は辛味を感じやすい部分です。大根おろしや汁物に適しています。
真ん中は柔らかく、辛さと甘味の両方を感じることができます。
葉元の部分は甘味が強くシャキシャキとした食感があります。サラダや漬物などに最適です。
2. それぞれの部位をキッチンペーパーで包む。
3. ジッパー付き保存袋に入れる。余裕があれば部位の名前を書いておく。
それぞれ適切な料理用途が違うので、事前に切り分けて名前を書いて保存しておくと便利に使えますよ。
4. 冷蔵庫の「冷蔵室」で保存する。
冷蔵室に大型野菜は入れにくいという声も多いので、カットして保存するとスペース的にも良いと思います。
この方法で、パリパリした食感を長く保つことができます。
ところで、「大根は野菜なのに冷蔵室?」と疑問に思われた方もいるかもしれませんが、大根の保存場所は冷蔵室がベストなんです。
大根の最適保存温度は0~5℃。
以上の方法で冷蔵した大根の保存期間は、およそ1週間です。
凍らせてOK!大根のおすすめ「冷凍術」
あまり一般的ではないですが、大根は冷凍保存も可能なんです。
ちょっとしたコツがあるので、ぜひポイントを押さえておきましょう。
1. いちょう切りか千切りにカットする。
今回は、大根1/3本ずつ千切りといちょう切りにしました。
2. 1回分ごとに小分けして袋に入れる。
3. ドレッシングなどで味付けする。
1/3本分の千切り大根に「和風ドレッシング(大さじ2)」を入れ、1/3本分のいちょう切り大根に「しょうゆ(大さじ1)・みりん(大さじ1)」を入れました。冷凍後に、それぞれ調理法を分けて試食していきます。
4. 冷凍庫に入れる。
大根は冷凍すると食感が変わりやすくなります。
ですが、細かく切って凍るまでの時間をなるべく短くすることで、食感の変化を最小限に抑えることができます。
また、ドレッシングやだしで味付けをして冷凍することで、細胞の間に調味料が入り込み、細胞が傷むのを防いでくれるんです。
この方法で冷凍した大根の保存期間は、約1か月です。ただし、家庭の冷凍庫は開け閉めが頻繁に行われるので、冷凍しても長持ちしないことがあります。なるべく早めに使い切りましょう。
では次に、和風ドレッシングで味付けした「冷凍千切り大根」と、しょうゆ・みりんで味付けした「冷凍いちょう切り大根」を実際に調理していきます。
冷凍大根を試食してみた!~千切りサラダ編~
冷凍した大根は食感は変わらないのか、実際に調理して試食してみました。
まずは、「和風ドレッシングで味付けした千切り大根」から。こちらはサラダにしていきます。
冷凍した千切りの大根に、カットした水菜を和えました。大根はカチカチですが、ドレッシングを和えているおかげか、箸などで突くと比較的簡単にほぐれていきます。
大根を自然解凍しながら水菜と和え、途中で出た水分を捨て、ポン酢じょうゆでさらに味付けしたら完成。
一口食べると、ポリポリした食感の大根にシャキシャキの水菜がマッチしています。大根は多少しんなりしてはいるものの、特有の食感は失われておらず、風味もフレッシュでとてもおいしかったですよ。
冷凍大根を試食してみた!~いちょう切り炒めもの編~
次に、「しょうゆ・みりんで味付けしたいちょう切り大根」も調理しました。こちらは炒めものにします。
まず塩・こしょうを振った豚肉を焼いて皿に取り、そのフライパンを洗わず冷凍大根を直接投入し、解凍しながら加熱。
炒めていると、しょうゆとみりんを含んだ汁が出てきて、炒め煮のようになります。解凍できたら、半月切りにしたにんじん(1本分)を加え、フタをして5分ほど弱めの中火で加熱しました。加熱時に汁がなくなりそうだったら、水か酒を適量加えましょう。
大根とにんじんが柔らかくなったタイミングでフタをとり、最初に炒めた豚肉を戻して、汁を絡めながら軽く炒めたら完成。
冷凍大根とにんじん、豚肉の炒め物が完成しました。味付けして冷凍したおかげか、大根に甘じょっぱいタレがシミシミです。
以上、大根の冷蔵・冷凍保存術と、冷凍した大根のおいしい食べ方でした。今回紹介したワザで、大根を長持ちさせつつ最後までおいしく食べ切ってください!
この時期は価格もお手頃になるので、丸ごと一本買うという方も多いと思います。でも、大根は意外と保存が難しく、油断しているとすぐシナシナのふにゃふにゃになりますよね…。というわけで、今回は大根の適切な保存術をお届けしていきます。ここだけの話、大根は「冷凍」してもOKなんです!もちろんコツがあるので、手順をしっかり覚えていってください♪
【青髪のテツ】「アボカドの”超”保存マニュアル伝授します!」え、そのまま冷蔵庫NG!?冷凍もできちゃう!?

大根は、漬け物などにすればかなり日持ちしますが、水分が抜けやすく食感が変わりやすいので、サラダなどでおいしく生食できる期間は短い野菜です。
一本丸ごと買ったものの、食べ切れず冷蔵庫に入れておいたら、シナシナのふにゃふにゃになっていた…という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな悲劇を避けるべく、大根のおいしさをなるべく長く保つための保存術を紹介していきますね。
大根のおすすめ「冷蔵術」とは?
まずは、大根を適切に冷蔵する方法を紹介します。大根は部位ごとに食味が違うため、あらかじめ部位ごとに分割しておくと、調理時に用途別で使いやすくなります。
1. 大根を三等分にカットする。

大根の先端部分は辛味を感じやすい部分です。大根おろしや汁物に適しています。
真ん中は柔らかく、辛さと甘味の両方を感じることができます。
形も良いので煮物やおでんに最適です。
葉元の部分は甘味が強くシャキシャキとした食感があります。サラダや漬物などに最適です。
2. それぞれの部位をキッチンペーパーで包む。

3. ジッパー付き保存袋に入れる。余裕があれば部位の名前を書いておく。


それぞれ適切な料理用途が違うので、事前に切り分けて名前を書いて保存しておくと便利に使えますよ。
4. 冷蔵庫の「冷蔵室」で保存する。

冷蔵室に大型野菜は入れにくいという声も多いので、カットして保存するとスペース的にも良いと思います。
この方法で、パリパリした食感を長く保つことができます。
ところで、「大根は野菜なのに冷蔵室?」と疑問に思われた方もいるかもしれませんが、大根の保存場所は冷蔵室がベストなんです。
大根の最適保存温度は0~5℃。
3~7℃の野菜室だと大根にとって暑すぎるので、傷みが早くなります。スペースに余裕があれば、大根は冷蔵室で保存しましょう。
以上の方法で冷蔵した大根の保存期間は、およそ1週間です。
凍らせてOK!大根のおすすめ「冷凍術」
あまり一般的ではないですが、大根は冷凍保存も可能なんです。
ちょっとしたコツがあるので、ぜひポイントを押さえておきましょう。
1. いちょう切りか千切りにカットする。

今回は、大根1/3本ずつ千切りといちょう切りにしました。
2. 1回分ごとに小分けして袋に入れる。

3. ドレッシングなどで味付けする。

1/3本分の千切り大根に「和風ドレッシング(大さじ2)」を入れ、1/3本分のいちょう切り大根に「しょうゆ(大さじ1)・みりん(大さじ1)」を入れました。冷凍後に、それぞれ調理法を分けて試食していきます。
4. 冷凍庫に入れる。

大根は冷凍すると食感が変わりやすくなります。
ですが、細かく切って凍るまでの時間をなるべく短くすることで、食感の変化を最小限に抑えることができます。
また、ドレッシングやだしで味付けをして冷凍することで、細胞の間に調味料が入り込み、細胞が傷むのを防いでくれるんです。
この方法で冷凍した大根の保存期間は、約1か月です。ただし、家庭の冷凍庫は開け閉めが頻繁に行われるので、冷凍しても長持ちしないことがあります。なるべく早めに使い切りましょう。
では次に、和風ドレッシングで味付けした「冷凍千切り大根」と、しょうゆ・みりんで味付けした「冷凍いちょう切り大根」を実際に調理していきます。
冷凍大根を試食してみた!~千切りサラダ編~
冷凍した大根は食感は変わらないのか、実際に調理して試食してみました。
まずは、「和風ドレッシングで味付けした千切り大根」から。こちらはサラダにしていきます。

冷凍した千切りの大根に、カットした水菜を和えました。大根はカチカチですが、ドレッシングを和えているおかげか、箸などで突くと比較的簡単にほぐれていきます。

大根を自然解凍しながら水菜と和え、途中で出た水分を捨て、ポン酢じょうゆでさらに味付けしたら完成。
一口食べると、ポリポリした食感の大根にシャキシャキの水菜がマッチしています。大根は多少しんなりしてはいるものの、特有の食感は失われておらず、風味もフレッシュでとてもおいしかったですよ。
冷凍大根を試食してみた!~いちょう切り炒めもの編~
次に、「しょうゆ・みりんで味付けしたいちょう切り大根」も調理しました。こちらは炒めものにします。
まず塩・こしょうを振った豚肉を焼いて皿に取り、そのフライパンを洗わず冷凍大根を直接投入し、解凍しながら加熱。

炒めていると、しょうゆとみりんを含んだ汁が出てきて、炒め煮のようになります。解凍できたら、半月切りにしたにんじん(1本分)を加え、フタをして5分ほど弱めの中火で加熱しました。加熱時に汁がなくなりそうだったら、水か酒を適量加えましょう。
大根とにんじんが柔らかくなったタイミングでフタをとり、最初に炒めた豚肉を戻して、汁を絡めながら軽く炒めたら完成。

冷凍大根とにんじん、豚肉の炒め物が完成しました。味付けして冷凍したおかげか、大根に甘じょっぱいタレがシミシミです。
ご飯がモリモリ食べられる一品になりましたよ。
以上、大根の冷蔵・冷凍保存術と、冷凍した大根のおいしい食べ方でした。今回紹介したワザで、大根を長持ちさせつつ最後までおいしく食べ切ってください!
編集部おすすめ