登録者数447万人を誇るYouTubeチャンネル「バズレシピ」を運営し、メディアにもひっぱりだこの大人気料理研究家、リュウジさん。そんなリュウジさんにとって、料理研究家になるきっかけになった”始まりのレシピ”が鶏むね肉のステーキ。
『金スマ』に出演した際にも語っていた、10代の頃に初めて家族に作った思い出の料理なんだそうです。そのチキンステーキのレシピを公開していたので、さっそく作ってみることに。

本格派な「洋食屋さんのチキンステーキ」挑戦♪大優勝の秘密はお肉をダイヤモンドカット…って何それ⁉教えてリュウジさ~ん♡

1.6万件のいいね!料理研究家リュウジさんの「はじまりのチキンステーキ」とは?

「はじまりのチキンステーキ」を紹介している、リュウジさんのポストはこちら。

僕が10代から作っている。料理研究家になるきっかけになった始まりの鶏むねステーキの作り方

金スマで語った、僕が初めて家族に作った思い出のチキンステーキです

鶏むね肉が驚くほど柔らかくいただけますので是非作ってみてください

僕の思い出の味ですhttps://t.co/pVzdnleczg pic.twitter.com/q52TFo2c7A— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) October 13, 2023

ポストには、「うーまーそー」「むね肉レシピ、助かります」「ももと違って硬くなりがちなむねを、やわらかくおいしく出来るのは、とても魅力的です」「鶏むねがやわらかく焼けるのは、助かる」「思い出の味って気になります」「10代ですでにこんなおいしそうなレシピを考案してるなんて、すごいです」といったコメントが届いていました。

作り方をより詳しく紹介しているYouTubeチャンネルでも、60万回以上も再生されて大人気。鶏むね肉が驚くほどやわらかく仕上がるそうで、リュウジさんの自信作でもあるようです。

では作ってみましょう。

料理研究家リュウジさんの原点「はじまりのチキンステーキ」の材料と作り方

【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
材料


【材料】2人分
鶏むね肉…350g
味の素「アジシオ」®…適量
黒こしょう…適量
乾燥バジル…適量
にんにく…1かけ
片栗粉…小さじ2と1/2
オリーブオイル…小さじ2

◆ソース
バター…10g
味の素「アジシオ」®…小さじ1/3
レモン汁…小さじ1

今回、レモン汁は生のレモン(国産)を絞って使用することに。また、バターは有塩バターを使用。

【作り方】
1.鶏むね肉は常温に戻して使います。皮は取らず。


冷蔵庫から出してすぐの肉を焼くと、中までしっかり火が通る前に表面だけ焦げてしまうことがあるため、常温にして焼くのがいいそうです。

まな板にむね肉を置き、その上にラップをかぶせます。ラップはむね肉より大きめに。

【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
鶏肉


ビンなどの硬い物で、むね肉を叩きます。厚みのあるむね肉を薄くして、火の通りを早くするそうです。また、叩くことで肉質もやわらかくなるとのこと。

どのくらい叩けばいいのか言っていなかったので、厚みが半分くらいになるまで叩きました。

【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
鶏肉


2.アジシオと黒こしょう、乾燥バジルをむね肉の両面にまんべんなく振ります。乾燥バジルは”皮目ではない面”に多めに振ると、いいとのこと。理由は、皮目から焼くので皮目に多く乾燥バジルを振ると剥がれてしまうそうです。

すりおろしたにんにくは、皮目と”皮目ではない面”に2:8の割合で塗ります。にんにくも剥がれないように”皮目ではない面”に多めに塗ります。


【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
鶏肉


キッチンペーパーで、鶏肉の両面の水分を軽く取ります。

片栗粉を皮目に小さじ1、皮目ではない面に小さじ1と1/2まぶします。手で叩いてむね肉に片栗粉をなじませます。片栗粉をまぶすことで、焼く際にむね肉の水分が逃げづらくなるとのこと。

【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
鶏肉


3.フライパンにオリーブオイルを引き、中火にかけ、皮目を下にして2を入れます。

【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
鶏肉


4~5分焼き、裏返して3~4分焼きます。

【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
鶏肉


焼き色がついたら再度裏返し、火を強くして皮目をパリッと焼きます。

【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
鶏肉


鶏肉をフライパンから取り出して、アルミホイルで包み、さらにタオルなどに包んで余熱で火を通します。3~4分ほど放置。

【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
鶏肉


4.ソースを作ります。

鶏肉を焼いたフライパンを火にかけ、バター、アジシオ、レモン汁を入れます。バターが溶け、少し色づいたら火を止めて出来上がり。
火加減は言っていなかったので、中火にしました。また、フライパンに残った脂をキッチンペーパーで軽く拭き取ってからソースを作りました。

【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
ソース


5.3をお皿に盛り付け、4をかけたら出来上がり。レモン(分量外)とパセリ(分量外)を添えました。

【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
チキンステーキ


調理時間は17分。難しい工程もなく、とっても簡単に出来ました。

乾燥バジルの香りがおしゃれ。しょうゆやだしの香りがほとんどのわが家の食卓には、登場しない香りです(笑)。家計にやさしい鶏むね肉ながらこのボリュームと迫力。立派な一品です。

【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
チキンステーキ


では、いただきます!

【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
チキンステーキ


10代の頃にこれを作っていたとは、リュウジさん、あなたはすごい。パサつきがちな鶏むね肉がふっくら、しっとり、やわらかく、そして、ジューシー。


【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
チキンステーキ


アジシオの塩味と旨味、黒こしょうの刺激的な香りとピリ辛さ、そして、乾燥バジルの爽やかな風味で、淡白な鶏むね肉が味わい深くなっています。そこに、レモンバターソースの酸味とコクが加わって、おいしさにさらに拍車をかけます。

【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
チキンステーキ


わたくしなんぞがおこがましいですが、このステーキ、本当によく出来ています。味もボリュームも香りも、材料費があまりかからないところも最高。

【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
チキンステーキ


料理研究家リュウジさんの原点となった「はじまりのチキンステーキ」。作ってみてはいかがでしょう。

【リュウジ始まりのレシピ】10代から作っている「鶏むね肉のステーキ」に挑戦!早熟な天才の技術が凄い
チキンステーキ
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