世界には、まだまだ知らないおいしい食べ物がたくさんあります。NHKラジオ『ちきゅうラジオ』ではさまざまな国のレシピを紹介していて、見たことも聞いたこともない料理の話を想像しながら聞くことで、ワクワクな気分に浸れるんですよ。
【志麻さんレシピ】オーブンじゃないの、フライパンで作るの!簡単でも本格派「かぼちゃのプリン」に挑戦
世界の文化やレシピを発信!『ちきゅうラジオ』
今回レシピを見つけたのはNHKラジオ第1で毎週土曜、日曜の午後5時05分に放送中の『ちきゅうラジオ』。海外でも同時に放送されていて、世界中のリスナーから寄せられたメールなどを紹介しながら、世界のさまざまな文化や価値観を教えてくれるおもしろいラジオ番組なんです。番組内の”いただき!ちきゅうレシピ”というコーナーで世界郷土料理研究家の青木ゆり子さんがレシピを披露し、レ・ロマネスクTOBIさんが挑戦していたのが、この「ピカロネス」なのです。
「ピカロネス」って知ってましたか⁉
「ピカロネス」とは、ペルーの伝統的なスイーツ。ドーナツの一種で、ペルーの屋台スイーツの定番なんですって!昔は小麦粉が高価だったため小麦粉を節約するために、さつまいもと、かぼちゃを加えて作ったのだそう。地元の人にも観光客にも人気なのだそうです。あの古代インカの都市マチュピチュでも有名なペルー。1度は行ってみたいと願っていましたが、日本にいながらペルーグルメが楽しめるのはうれしいですよね。
ペルーの国民的おやつ「ピカロネス」に挑戦!
それではさっそく挑戦していきます。
【材料】
さつまいも…150g(皮をむいて角切りの状態で)
かぼちゃ…150g(皮をむいて角切りの状態で)
シナモンスティック…1/2本
アニス(八角)…1個
小麦粉…150g
ドライイースト…5g
砂糖…小さじ1/2
塩…ひとつまみ
植物油…適量(揚げ用の油です)
水…1L
黒蜜…お好みで
【作り方】
1. さつまいもの皮を剥き、かぼちゃのわたと種、皮を取り除き角切りにする。
茹でた後につぶしやすいように角切りにしていきます。かぼちゃはきっちり”角”にならなくても、大きさが他のものとある程度揃っていれば大丈夫そうです。
2. 鍋に水、さつまいも、かぼちゃ、シナモンスティック、アニスを入れて15分茹でる。
シナモンやスパイスのいい香りが徐々に強くなっていきます。これらの香りが好きな人には至福の時間♡火加減や材料を投入するタイミングなどは明記されていませんでしたが、水の状態で材料はすべて入れ、中火で15分間茹でるとちょうどいい感じにやわらかくなりました。
3. 茹で上がったら、さつまいも、かぼちゃを取り出しボウルに入れる。茹で汁は捨てずに、シナモンスティック、アニスを取り除いておく。
4. 3のさつまいも、かぼちゃを細かくつぶしていく。
5. 4に小麦粉、ドライイースト、砂糖、塩、3で取っておいたゆで汁を50~60mlほど加え、手でよく混ぜていく。
茹で汁はまだ温かい状態で使用しました。
細かい指定はなかったので、持ち上げるとびよーんとのびるくらいのやわらかさになるように茹で汁で調整しました。
6. 混ぜ終わったらボウルにラップをかけ、1時間ほど常温で発酵させる。
30分ちょっとで2倍ほどに膨らんだので、今回はそこで次の工程に進みました。
7. 6を好きな大きさでドーナツ型にしていく。
この時、手には小麦粉をつけるようにしましょう。やわらかい生地なので手にベトベトくっついてくる~!青木さんのレシピによると、「生地が軟らかいので、親指で真ん中に穴をあける」といいとのこと。確かに、丸めてから穴を開けるようにすると成形しやすかったです♪
8. 厚手の鍋に植物油を入れ、180℃に温める。温まったら7を両面がこんがりするまで揚げていく。
揚げ時間は大きさにもよるかもしれませんが、両面で大体5分くらいで揚げることができました。火が通っているかどうかは、爪楊枝をさしてベタベタの生地がついてこなければOK!
9. 揚げあがったドーナツはトレーなどで油を切り、粗熱をとったら出来上がり。
こんがりおいしそう!
お好みで黒蜜をかけていただきましょう。
スパイスのいい香り♪素朴でやさしい味を黒蜜のコク深い甘みが際立てる!
シナモンやアニスのスパイスの風味と揚げたドーナツの香ばしいいい香りがします。食べてみると、さくっふわもち~な食感♡サクサクの部分もあって、ドーナツのあらゆる食感を楽しめる感じがGOOD!たくさん材料を入れているので、中の生地はずっしりしているのかと予想していたのですが、しっとりしつつも軽く、いくらでも食べられそうです。甘さは控えめで、食事系としても食べられそう。
生地がやわらかいので成形には慣れが必要そう
作ってみて感じたのは、生地がやわらかいので理想の形に成形したとしても、油に入れるときに形が崩れてしまうという葛藤。かと言って、成形してそのまますぐに油に入れて揚げると手に生地がついていてお箸が汚れていってしまいます。「菜箸で、穴を軸にクルクル回しながら揚げるときれいなドーナツ型になる」ということだったので、指示通り小麦粉を多めに手につけながら成形しておいて、鍋に入れてから改めて穴を整え、鍋の壁を使いながらきれいな丸になるように揚げるとなかなかいい感じになりました♪小さめのドーナツにするとより楽に出来るかもしれません。
簡単に出来ちゃう素朴でやさしい味わいのペルーのドーナツ。ぜひ挑戦してみてください♪
今日はそんな世界の料理の中から、地元の人にも観光客にも人気だというペルーの国民的スイーツ「ピカロネス」に挑戦します。表面はさくっと中はふわもち。やさしい甘さのドーナツにパクパク手が止まらない~!
【志麻さんレシピ】オーブンじゃないの、フライパンで作るの!簡単でも本格派「かぼちゃのプリン」に挑戦
世界の文化やレシピを発信!『ちきゅうラジオ』
今回レシピを見つけたのはNHKラジオ第1で毎週土曜、日曜の午後5時05分に放送中の『ちきゅうラジオ』。海外でも同時に放送されていて、世界中のリスナーから寄せられたメールなどを紹介しながら、世界のさまざまな文化や価値観を教えてくれるおもしろいラジオ番組なんです。番組内の”いただき!ちきゅうレシピ”というコーナーで世界郷土料理研究家の青木ゆり子さんがレシピを披露し、レ・ロマネスクTOBIさんが挑戦していたのが、この「ピカロネス」なのです。
「ピカロネス」って知ってましたか⁉

「ピカロネス」とは、ペルーの伝統的なスイーツ。ドーナツの一種で、ペルーの屋台スイーツの定番なんですって!昔は小麦粉が高価だったため小麦粉を節約するために、さつまいもと、かぼちゃを加えて作ったのだそう。地元の人にも観光客にも人気なのだそうです。あの古代インカの都市マチュピチュでも有名なペルー。1度は行ってみたいと願っていましたが、日本にいながらペルーグルメが楽しめるのはうれしいですよね。
ペルーの国民的おやつ「ピカロネス」に挑戦!
それではさっそく挑戦していきます。


【材料】
さつまいも…150g(皮をむいて角切りの状態で)
かぼちゃ…150g(皮をむいて角切りの状態で)
シナモンスティック…1/2本
アニス(八角)…1個
小麦粉…150g
ドライイースト…5g
砂糖…小さじ1/2
塩…ひとつまみ
植物油…適量(揚げ用の油です)
水…1L
黒蜜…お好みで
【作り方】
1. さつまいもの皮を剥き、かぼちゃのわたと種、皮を取り除き角切りにする。

茹でた後につぶしやすいように角切りにしていきます。かぼちゃはきっちり”角”にならなくても、大きさが他のものとある程度揃っていれば大丈夫そうです。
2. 鍋に水、さつまいも、かぼちゃ、シナモンスティック、アニスを入れて15分茹でる。

シナモンやスパイスのいい香りが徐々に強くなっていきます。これらの香りが好きな人には至福の時間♡火加減や材料を投入するタイミングなどは明記されていませんでしたが、水の状態で材料はすべて入れ、中火で15分間茹でるとちょうどいい感じにやわらかくなりました。
3. 茹で上がったら、さつまいも、かぼちゃを取り出しボウルに入れる。茹で汁は捨てずに、シナモンスティック、アニスを取り除いておく。

4. 3のさつまいも、かぼちゃを細かくつぶしていく。

5. 4に小麦粉、ドライイースト、砂糖、塩、3で取っておいたゆで汁を50~60mlほど加え、手でよく混ぜていく。

茹で汁はまだ温かい状態で使用しました。

細かい指定はなかったので、持ち上げるとびよーんとのびるくらいのやわらかさになるように茹で汁で調整しました。
6. 混ぜ終わったらボウルにラップをかけ、1時間ほど常温で発酵させる。


30分ちょっとで2倍ほどに膨らんだので、今回はそこで次の工程に進みました。
7. 6を好きな大きさでドーナツ型にしていく。

この時、手には小麦粉をつけるようにしましょう。やわらかい生地なので手にベトベトくっついてくる~!青木さんのレシピによると、「生地が軟らかいので、親指で真ん中に穴をあける」といいとのこと。確かに、丸めてから穴を開けるようにすると成形しやすかったです♪
8. 厚手の鍋に植物油を入れ、180℃に温める。温まったら7を両面がこんがりするまで揚げていく。

揚げ時間は大きさにもよるかもしれませんが、両面で大体5分くらいで揚げることができました。火が通っているかどうかは、爪楊枝をさしてベタベタの生地がついてこなければOK!
9. 揚げあがったドーナツはトレーなどで油を切り、粗熱をとったら出来上がり。

こんがりおいしそう!


お好みで黒蜜をかけていただきましょう。
スパイスのいい香り♪素朴でやさしい味を黒蜜のコク深い甘みが際立てる!

シナモンやアニスのスパイスの風味と揚げたドーナツの香ばしいいい香りがします。食べてみると、さくっふわもち~な食感♡サクサクの部分もあって、ドーナツのあらゆる食感を楽しめる感じがGOOD!たくさん材料を入れているので、中の生地はずっしりしているのかと予想していたのですが、しっとりしつつも軽く、いくらでも食べられそうです。甘さは控えめで、食事系としても食べられそう。
かぼちゃやさつまいものほっくりした甘みが口の中に広がり、後味に風味が残るやさしい味わいです。こく深い黒蜜がよく合います。ドーナツと黒蜜がお互いを引き立て合うので、たっぷりかけるのもおすすめ!スパイスも強くないので苦手な人も気にならないかも。材料を考えると日本人のわたし達も親しみやすい食材のドーナツですよね。遠いペルーの人たちと繋がれる気分になります♪
生地がやわらかいので成形には慣れが必要そう

作ってみて感じたのは、生地がやわらかいので理想の形に成形したとしても、油に入れるときに形が崩れてしまうという葛藤。かと言って、成形してそのまますぐに油に入れて揚げると手に生地がついていてお箸が汚れていってしまいます。「菜箸で、穴を軸にクルクル回しながら揚げるときれいなドーナツ型になる」ということだったので、指示通り小麦粉を多めに手につけながら成形しておいて、鍋に入れてから改めて穴を整え、鍋の壁を使いながらきれいな丸になるように揚げるとなかなかいい感じになりました♪小さめのドーナツにするとより楽に出来るかもしれません。
簡単に出来ちゃう素朴でやさしい味わいのペルーのドーナツ。ぜひ挑戦してみてください♪
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