【リュウジのズボラ飯】豚バラ肉は手でちぎれ!アルミホイルで仕上げる「たまご焼き」が旨味まみれな話
リュウジさんのX(旧Twitter)がこちら!
300万再生された自分の角煮レシピを越えた。思わず唸るレベルの甘くない角煮【シン・角煮】
この角煮、あまり再生されてないんですが本当にびっくりするほど米に合う、いわゆる【隠れ神レシピ】なので是非
コメントも絶賛が多いです。本当に試してほしい
レシピはこちらhttps://t.co/bghDMLvkaJ pic.twitter.com/cnVmm50I2a— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) March 15, 2024
隠れ神レシピだと紹介している「シン・角煮」のショート動画がリュウジさんのX(旧Twitter)にポストされていました。
リュウジさん考案の「至高の角煮」は300万回以上再生されている大人気レシピになっていますが、「シン・角煮」はそのおいしさを超えていると紹介。
「至高の角煮」は砂糖を大さじ5杯使っているのに対し「シン・角煮」は砂糖が大さじ1杯と甘さ控えめ。シナモンや八角などを含むオリエンタルな香りが特徴の五香粉を使って、中華風の味付けにしていますよ。
甘すぎないのでご飯にすごく合うそうです!弱火でコトコト煮込めば作れるので、圧力鍋を持っていなくても作れるのがうれしい♪
砂糖少なめと五香粉がポイント!「シン・角煮」を作ってみた!

【材料】(2~4人分)
豚バラブロック肉…600g
茹で卵…5個
にんにく…10g
サラダ油…小さじ2
水…350ml
しょうゆ…大さじ4
オイスターソース…小さじ4
酒…大さじ1
砂糖…大さじ1
うま味調味料…6振り
唐辛子…2本
黒こしょう…適量
五香粉…5振り
茹で卵は沸騰して6分茹でたものを用意。
1. にんにくをみじん切りに、豚バラブロック肉を8個くらいに切り分けます。

豚バラ肉は1個70~80gに切り分けると食べ応えのある角煮に仕上がりますよ。
2. サラダ油を引いたフライパンを中火で熱し、にんにくがこんがりとするまで炒めます。

揚げたような色合いまで炒めるのがポイントです。今回は6分ほど炒めました。
3. 水、しょうゆ、オイスターソース、酒、砂糖、うま味調味料、唐辛子、黒こしょう、五香粉を入れて混ぜ、豚バラ肉と茹で卵を加えて再沸騰させます。

唐辛子は種が辛いので、切らずに丸ごと入れることで程よい辛みが付くそうです。オリエンタルな香りの五香粉を加えると、中華風の角煮らしい味わいになるとのこと。
今回使用した五香粉は八角、花椒、シナモン、陳皮、クローブが含まれたミックススパイス。メーカーによって配合するスパイスの種類が異なるようですが、5種類のスパイスを混ぜ合わせるのが一般的なようです。

再沸騰させるとアクがたくさん出たので取り除きました。
4. 再沸騰したら弱火にし、フタをして1時間10分煮込みます。

煮汁がフツフツとする程度の火加減で1時間10分煮込みました。

1時間10分煮込んだ「シン・角煮」がこちら。豚バラ肉には思ったほどしょうゆの濃い色が付きませんでしたが、茹で卵にはおいしそうな煮汁の色がしっかりと付きました。
5. 煮汁に浮いた脂を取り除きます。

フライパンも煮汁も黒っぽい色なので分かりにくいのですが、表面に豚の脂がたくさん浮いているので取り除きます。
取り除いた脂は取っておくと、炒飯などの炒め物を作る時にラード代わりに活用出来るそうですよ。
五香粉、唐辛子、こしょうの香りがふんわり♡キリッとした味わいでお箸が進む!

リュウジさん考案の「シン・角煮」が完成しました。中国料理や台湾料理で良く使われる五香粉を加えましたが、それほど強い香りは感じず、甘ったるい香りも無く、しょうゆの穏やかな香りが広がる角煮に仕上がりました。

ひと切れをお箸で切ってみると、圧力鍋で作った角煮のようにほろほろのやわらかさではありませんが、ころっと切れて豚バラ肉の弾力感がお箸から伝わってきます。
食べてみると、煮汁の色ほど濃い味が付いておらず、一般的な甘辛い角煮よりもあっさりとした味わい♪五香紛とこしょうの香りがふわっと広がり、なんだかケンタッキーフライドチキンを彷彿とさせるおいしさ。豚バラ肉が分厚いのでジューシーな噛み心地も楽しめます。
唐辛子を丸ごと2本入れたことでピリッとした辛さも付いていますが、辛すぎることは無く、おいしい引き締め役になっています。
煮込んだ後に脂身から溶けた脂を取り除いたことで、ギトギトとした重さは無く、程よいコクと豚の脂身の甘さを存分に楽しめました。

ご飯に煮汁をかけて食べてもおいしいと紹介していたので、角煮、煮卵、煮汁をオン!煮汁をたっぷりとかけたのでご飯がサラサラと口に入ります。
台湾の角煮丼「ルーローハン」のような食べ方ですが、あっさりとしているので和食の丼というおいしさに。
甘くないのでたくさん食べても軽やかな後味♪圧力鍋が無くても絶品に作れる!

リュウジさん考案の「シン・角煮」は、砂糖の量を控えて五香粉で奥行きのある味付けにするのがポイントでした。
角煮と言えば砂糖としょうゆの濃厚な甘辛さで仕上げるレシピが多いので「シン・角煮」は、とても軽やかに食べられるおいしい角煮になりました。
ひと切れの厚さが3cmほどありましたが、弱火で1時間10分ほど煮込むことでやわらかく、ジューシーに仕上がりましたよ。時間は掛かりますが、にんにくと豚バラ肉を切って、調味料をすべて入れて煮込むだけなので調理自体はシンプルで簡単。
子どもたちから「おいしいから頻繁に作って!」とリクエストがあるほど大人気おかずになりました。甘くない角煮もとってもおいしいので、ぜひ作ってみてくださいね。