こんにちは、スーパー青果部歴10年の青髪のテツです。ビールのおつまみになる定番野菜といえば「枝豆」ですね。
ただ、枝豆は収穫後は急速に糖度が落ちていき、スーパーの店頭に並ぶころには、採れたてとは比べ物にならないほど食味が落ちているんです…。そこで、今回はそんな鮮度落ち枝豆を、採れたてレベルに復活させる裏ワザをご紹介!かなり大胆な調理法ですが、お酒がどんどん進むおいしい枝豆に生まれ変わるはず♪

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だんだん暑くなってきて、夏らしくなってきましたね。

ビールがおいしい季節ですが、定番のおつまみといえばやっぱり「枝豆」。
茹でたての枝豆を口に放り込んで、冷えたビールをクイッと…たまらないですよね~!

【青髪のテツ】鮮度落ち枝豆を“採れたてレベル”に甘くする究極ワザ…「○○水で茹でちゃってください!」


ただ、枝豆は「湯を沸かしてから収穫しに行け」と言われるほど鮮度が重要な野菜です。
収穫後は、みるみるうちに糖度が落ちていき、食味が悪くなっていくんです。

野菜は一般的に、「収穫→市場→卸売業者→小売店→小売店のバック在庫→売り場に陳列」というルートを経て、ようやく消費者が買える状態になります。
なので、食卓に並ぶころにはかなり収穫から時間が経っていて、残念ながら採れたての状態とは言えないことが多いんです。

【青髪のテツ】鮮度落ち枝豆を“採れたてレベル”に甘くする究極ワザ…「○○水で茹でちゃってください!」


それでも枝豆を採れたてに近い状態で食べたい…!
みなさん!そんな夢を叶える裏ワザがあるんです。

【青髪のテツ】鮮度落ち枝豆を“採れたてレベル”に甘くする究極ワザ…「○○水で茹でちゃってください!」


そのワザとは…なんと「砂糖を加えた塩水」で茹でること!

この方法、SNSで何度も紹介したことがあるのですが、「本当においしくなるの?」とか「単に砂糖の甘味がつくだけでは?」など、みなさん半信半疑です(笑)。

でもこのワザ、野菜本来の甘味が増したように感じられてびっくりすると思います。
鮮度が落ちた枝豆があったら、ぜひ試してほしい!

ではさっそく、茹で方を紹介していきますね。

鮮度落ち枝豆を「採れたて」のように甘くする裏ワザ

【青髪のテツ】鮮度落ち枝豆を“採れたてレベル”に甘くする究極ワザ…「○○水で茹でちゃってください!」


材料
枝豆...1袋(250g)
水...1L
塩...40g(塩もみ用+水に対して約2%)
砂糖...20g(水に対して約2%)

手順
1. 枝豆の先端部分をはさみで少しカットする。


【青髪のテツ】鮮度落ち枝豆を“採れたてレベル”に甘くする究極ワザ…「○○水で茹でちゃってください!」


さやの中に塩と砂糖が入るようにカットしていきます。

2. 用意した塩の半分(今回は20g)を枝豆にかけて塩もみする。

【青髪のテツ】鮮度落ち枝豆を“採れたてレベル”に甘くする究極ワザ…「○○水で茹でちゃってください!」


3. 鍋に水と、残りの塩と砂糖を入れて沸騰するまで加熱する。

【青髪のテツ】鮮度落ち枝豆を“採れたてレベル”に甘くする究極ワザ…「○○水で茹でちゃってください!」


4. 鍋に塩がついたままの枝豆を入れる。

【青髪のテツ】鮮度落ち枝豆を“採れたてレベル”に甘くする究極ワザ…「○○水で茹でちゃってください!」


ボウルについている塩も、残らず全部お湯に投入しましょう。

5. 好みの硬さになるまで4~6分茹でたら出来上がり。

【青髪のテツ】鮮度落ち枝豆を“採れたてレベル”に甘くする究極ワザ…「○○水で茹でちゃってください!」


今回は、しっかりめに6分茹でました。

さて、砂糖を加えて茹でた枝豆の味わいは…
茹でたてを食べると、枝豆の香りが口いっぱいに広がります。
そのあとで塩味と、ほのかな甘みがふんわりと広がって絶品♪
いつもの枝豆より、きっと深い味わいを感じられると思います。

実は、この砂糖茹で枝豆は、ちょっと冷めてからが本番!
常温でほおばると、豆の風味と共に豊かな甘みが広がりますよ。
ぜひ、粗熱をとってから味わってみてくださいね。

【青髪のテツ】鮮度落ち枝豆を“採れたてレベル”に甘くする究極ワザ…「○○水で茹でちゃってください!」


種明かしをすると、枝豆は元々砂糖と同じショ糖を含むので、砂糖水で茹でても不自然な甘さにはならず、採れたての味が再現できるんです。


採れたてで鮮度抜群の枝豆はもちろん塩だけで茹でるのが一番ですが、小売店で枝豆を購入した際はぜひお試しあれ!
今回の裏ワザを参考に、旬の枝豆をたくさんおいしく食べてください!
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