DIY初心者さんがつまずきやすい失敗や疑問。あるあるの失敗から今さら聞けない質問まで、ERIさんに教えてもらいました。

Q:いざ組み立ててみると完成のイメージが違うかも!?失敗しないためのコツは?
A:塗装する前に、まずは材料を仮留めしながら組み立ててみるとよいでしょう。2度塗りを終えて、いざ組み立ててみたらサイズが違っていた!なんてショックなこともよくある話。木材の向きや長さなど、仮留めをするとよくわかります。面倒でも一度組み立ててから、バラして塗装すると失敗がありません。

Q:サイズを測ったはずなのに引き出しが入らない!を防ぐためには?
A:意外!と思われる方も多いかもしれませんが、フレームを組み立ててから引き出しを作るのではなく、先に引き出しを作ってからフレームのサイズを決め、組み立てることで失敗を防げます。作業順序は失敗を防ぐポイントでもあるので、時には発想の転換も大切です。

Q:ネジ頭をつぶさないようにドライバーでビス留めをするには?
A:ビットをネジ頭にしっかり合わせること、上からしっかり押さえつけること、歪まずビスとビットが一直線になるようにドライバーを構えることが大切です。
Q:木材の間にすき間があいてしまった場合はどうすればよいでしょうか?
A:木材の間にすき間ができてしまった場合は、ドライバーを逆回転させてビスを緩めながら、木材がぴったりと合うところまでゆっくりと抜きます。ドライバーよりも、木材を押さえつけている方の手に力を入れてしっかりと固定したらビスを打ち直します。



Q:モルタルを少しずつ作るのが大変。大量に作るには?
A:モルタルは簡単に廃棄することができないので、少なく作ることが基本ですが、壁面を塗ったり、敷石を量産するなど大量に作る場合には使う道具が異なります。モルタルを一気に撹拌するために攪拌機を使うほか、普通のバケツでは割れてしまうため13Lの強靭バケツを使用します。
丸いバケツからモルタルをすくう場合は、レンガゴテを使用すると便利です。

①強靭バケツ(モルタルを練るために使う)
②強靭バケツ(道具を洗う時に使う)
③盛り板
④道具洗いブラシ
⑤左官ゴテ(小)
⑥左官ゴテ(大)
⑦レンガゴテ
⑧攪拌機



Q:モルタル造形のひび割れを防ぐにはどうすればよいでしょうか?
A:モルタルは薄すぎると割れやすいので、強度を保つためには3cm以上の厚みがあるとよいでしょう。特に敷石など踏みつける場所で使用する場合は、間に金網を入れて強度を高める方法もあります。
また、モルタルを固める段階で一気に乾燥させるとひび割れの原因になります。
段ボールなどをかぶせて乾燥させることがおすすめです。




Q:思った色に仕上げるためには?
A:仕上げたい色をはじめから塗るのではなく、淡いパステルカラーを作って薄く塗ります。色を少しずつ重ねて濃くしたり、汚しの色でエイジング加工したりしながら、徐々に理想の色に仕上げていきます。

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