今週も盛り上がった『週刊少年ジャンプ』32号(7月13日発売)。ネット上で話題になったのは? 今週は完結1話前の『ハイキュー!!』に注目です。『チェンソーマン』や人気急上昇の『マッシュル-MASHLE-』も!

7月13日(月)、『週刊少年ジャンプ』32号が発売! 今週話題になったのは? あの作品の気になる展開は?
特に注目された作品を、ファンの声とともに振り返ります。
まだ読んでない人ももう読んだ人も、次号発売の前におさらいしましょう♪

※ネタバレを含む可能性があります。ご注意ください。
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『週刊少年ジャンプ』32号(集英社)

via 『週刊少年ジャンプ』32号(集英社)

『ハイキュー!!』ついに試合決着!ラストの泣けるメッセージとは?

7月20日発売の『週刊少年ジャンプ』で完結することが発表された『ハイキュー!!』。
「寂しい」というコメントがあふれる中、本誌ではブラックジャッカルVS アドラーズの試合がついに決着!

日向のスパイクをブロックした影山。跳ね返ったボールを拾った日向が次こそスパイクを決めるかと思いきや、まさかのフェイクで……!?

そして、試合決着。会場が歓声に包まれる中、影山と日向は「来たな」「来たぜ」と笑みを交わします。
“最強の囮”日向の真骨頂とも言えるラストに、「だから『ハイキュー‼』はすごい」と多くのファンが興奮。
二人の間で、今回のサブタイトル「約束」が果たされた瞬間でした。緊張が解けた試合後の会場には、中学時代のチームメイトに「また一緒にバレーをやろう」と声をかける影山の姿が。

かつては意地になり孤立した影山ですが、今は笑みを浮かべ、憑き物が落ちたように見えます。
約束を果たした『ハイキュー!!』に泣く…衝撃の『チェンソーマン』『マッシュル』は?/今週の週刊少年ジャンプ(7/13発売32号)

『ハイキュー!!』28巻(集英社) 画像

via 『ハイキュー!!』28巻(集英社)そして、「古館先生、いったいどれだけ泣かせるんだ!?」と話題になっているのがラスト2ページ。
『ハイキュー‼』の世界でも、東京オリンピックは2020年ではなく2021年に開催されているのです。

世界がコロナを乗り越えたことを表すような横断幕がある会場には、原点の背番号9と10を背負った影山&日向の姿が。
物語の域を超えた古館先生のメッセージに、多くの人が「来年は絶対オリンピックが開催されているはず」と希望を持ったのではないでしょうか。

日向と影山が最後にどんな姿を見せてくれるのか、次回のフィナーレが楽しみです!

アキの姿にショック!悲しい雪合戦『チェンソーマン』

“銃の悪魔”が街を襲った前話に続き、不穏な空気でファンをざわつかせているのが『チェンソーマン』77話「チャイムチャイムチャイム」。

しつこいチャイムの音に同居するアキが帰宅したと思った主人公・デンジと女魔人のパワーですが、上司からの電話で、そこにいるのは銃の悪魔だと言われます。
冗談だろう、と引きつった笑みを浮かべデンジが扉を開けると、銃と同化したような姿のアキが!
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『チェンソーマン』4巻(集英社) 画像

デビルハンターの早川アキvia 『チェンソーマン』4巻(集英社)注目ポイントは、次に差し込まれた、子どものアキが雪原にいるシーン(おそらくアキの脳内)。
以前よりデンジに亡くなった弟を重ねている節があったアキですが、弟を亡くした時と同じシチュエーションなのです。

「雪合戦だ!」の言葉と同時に場面は現実に戻り、吹き飛ばされるデンジ。
これには「弟とできなかった雪合戦をこんな形で!?」「この演出、すごい」と度肝を抜かれた人も多かったよう。

ラストでチェンソーマンとなったデンジは、アキを倒すことになってしまうのか……?
ドキドキ&ハラハラの展開はまだ終わりそうにありません。

人気急上昇!個性豊かな魔法学園の生徒たち『マッシュル-MASHLE-』

ぐんぐん掲載順位を上げているのが、魔法学園にいるけど魔法が使えず筋肉で戦う少年・マッシュを主人公とした『マッシュル-MASHLE-』(著:甲本一先生)​。
今回の第23話「マッシュ・バーンデッドと狼の魔法使いたち」は、学園の“神格者”と認められるためのコインをめぐる、寮同士のバトルの続きです。
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『マッシュル-MASHLE-』1巻(集英社) 画像

via 『マッシュル-MASHLE-』1巻(集英社)自分が倒したイケメンの下っ端が最後まで“イケてるポーズ”を保ったことに、嫌いじゃねえ……と思わず尊敬するマッシュの仲間・ドット。
バトル中もちょくちょく絶妙なギャグが挟まれます。
その後、マッシュと仲間たちは別々の敵のところへ飛ばされてしまい──。女性ファンの多いクールな優等生(でもシスコン)・ランスは、相変わらず落ち着いた様子。
臆病なフィンは2人の敵を前に親への遺言を唱えますが、ドットは「主人公の力見せてやる」とかっこいいセリフを放ちます。
作中ではモテないキャラのドットですが、こういったギャップは人気のよう。一方、マッシュは前に会ったフード姿の敵に魔法が使えないことを見抜かれ、噛み噛みで動揺し……!?
皆のバラエティに富んだ戦いが見られそうな次回は、“人気爆発御礼”センターカラーです。7月20日(月)発売予定の次号『週刊少年ジャンプ』は『ハイキュー‼』完結の他、『ONE PIECE』が連載23周年記念巻頭カラー。
お見逃しなく!
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