「TVマガ」にて、「人生観が変わった漫画」ランキングが発表されました。2位の『ONE PIECE』や『進撃の巨人』を抑えた1位は?
ドラマ口コミサイト「TVログ」内のドラマ情報Webマガジン「TVマガ」(https://saru.co.jp/tvmaga/)を運営する株式会社WonderSpaceは、300名を対象に、2022年3月25日~4月11日までの期間、Webで漫画に関する調査を行いました。いままで読んできた作品の中で、人生観が変わるほど影響を受けた漫画はありますか?
TVマガは「人生観が変わった漫画」について300人にアンケート調査を行いました。
本記事では、その結果をランキング形式で作品情報と選んだ理由を合わせて紹介していきます。
5位
『闇金ウシジマくん』第5位は『闇金ウシジマくん』。
2004年より「ビッグコミックスピリッツ」にて連載された真鍋昌平さんの社会派金融マンガです。
累計1800万部の大ヒットを記録し、山田孝之さん主演で実写ドラマ、映画化されて人気を呼びました。
法外な金利で金を融資している無届けの貸金業者(闇金)、カウカウファイナンス社長・丑嶋馨と訪れる顧客たちの人間模様、社会の闇を描き、「最高の社会勉強の教材」と評されています。
『闇金ウシジマくん』1巻 (ビッグコミックス) 画像
via 『闇金ウシジマくん』1巻 (ビッグコミックス) より<選んだ理由>「社会の闇の部分、特にお金が絡んだ事柄が想像以上に複雑で怖いのだと教えてもらった。間違ってもうかつなことはするべきではないと思える、教訓本だと思う」(あっさん)
「高校生の時に読んで、どう人生を生きるか考えさせられた記憶がある。また、作中に出てくる人物たちのようなことを経験したくないなと感じたため、ちゃんと勉強し就職して真っ当な人生を生きようと思うきっかけにもなった」(T)
4位
『鋼の錬金術師』第4位は『鋼の錬金術師』。
月刊少年ガンガンで連載、全世界シリーズ累計発行部数は8000万部を突破した荒川弘さんのダークファンタジー。
錬金術最大の禁忌、人体錬成を行って大きな代償を負ったエドワードとその弟アルフォンス兄弟。ふたりが失った左足や体を取り戻すために「賢者の石」を探す旅に出る物語です。

『鋼の錬金術師』1巻 (デジタル版ガンガンコミックス) 画像
via 『鋼の錬金術師』1巻 (デジタル版ガンガンコミックス) より<選んだ理由>「初めて凄くハマった漫画で、ギャグ要素やかっこいい所もあるがシリアスな所で取り返しのつかないことや死んだ人は戻ってこないという事を訴えていたり、等価交換というワードを使って何かを得る為には同等かそれ以上の何かをなさねばならないという事が最初から最後まで描かれており、すごく響いたから」(ゆっきん)
「主人公エドの言葉が全て心に刺さります。登場キャラクター全てにドラマがあり、どんな悪役でも嫌いになれない格好良さと潔さがあります。
2位
『ONE PIECE』第2位は『ONE PIECE』。
1997年より週刊少年ジャンプで連載中、全世界累計発行部数は4億8,000万部を突破した尾田栄一郎さんの海洋冒険ロマン。
海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィが主人公。伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡る物語。
2022年4月の時点で単行本は第102巻まで刊行。週刊少年ジャンプ歴代作品の中では、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に次ぐ長期連載の漫画です。

DVD『ONE PIECE Log Collection “SKYPIEA”』画像
via DVD『ONE PIECE Log Collection “SKYPIEA”』より<選んだ理由>「ルフィが仲間になる人たちへそれぞれ贈る言葉が素敵でした。特にもともと敵だったロビンに対して仲間に招き入れるところはびっくりしましたが、彼の観察眼はすごいと思いました。人を信じることの大切さや強さを感じることができる漫画だと思います」(あおい)
「くじけそうな時や苦しい時にワンピースででてきた言葉を思い出して頑張れるから」(らん)『進撃の巨人』
第2位は『進撃の巨人』。
別冊少年マガジンで連載され、人間と巨人との戦いを描いた諌山創さんのダークファンタジー。
2021年4月9日発売の5月号をもって完結し、単行本世界累計発行部数1億部を突破した人気漫画です。
主人公のエレン・イェーガーの母親が巨人の餌食となり、エレンが兵士を志願し、仲間たちと過酷な戦いに挑む物語。
伏線が数多く張り巡らされた謎の多いストーリーと魅力的なキャラクターたちの名セリフも多数飛び出し、人気を呼びました。

『進撃の巨人』1巻(週刊少年マガジンコミックス) 画像
via 『進撃の巨人』1巻(週刊少年マガジンコミックス) より<選んだ理由>「全てが絶望で、どのキャラも世間を風刺しているように見えました。漫画の見方が変わった、かつ世間の見え方を知った漫画です」(さく)
「世界観や伏線が工夫されていて素晴らしい漫画です。
1位
『SLAM DUNK』第1位は『SLAM DUNK』。
週刊少年ジャンプで1990年から連載された井上雄彦さんのバスケットボール青春漫画。
天才を自称する桜木花道がバスケットボール部に入部し、仲間たちと全国制覇を目指す物語です。
テレビアニメ化もされ、高視聴率をマークしました。その人気は日本国内に留まらず、世界各国で認められ、リアルタイム世代はもちろん、次世代のファンも魅了し続ける超人気作品です。

DVD『SLAM DUNK THE MOVIE』画像
via DVD『SLAM DUNK THE MOVIE』より<選んだ理由>「人生はいつからでもやり直しがきく。安西先生の諦めたらそこで試合終了ですを心に刻み、くじけそうになったら漫画を読む」(はなはな)
「やはり数々の名言が強く印象に残っていますし、青春時代に読んでいたため今でもよく思い出します。自分に正直に生きる事を教えてくれた作品です」(yoshi)
6位~10位はこちら
6位:NARUTO -ナルト-6位:キャプテン翼
6位:ブラック・ジャック
9位:聲の形
10位: コウノドリ
10位: ジョジョの奇妙な冒険
10位: ドラゴンボール
10位: フルーツバスケット
10位: ミステリと言う勿れ
10位: 夏目友人帳
10位: 銀魂
10位: 風の谷のナウシカ※アンケートの調査方法:10~50代以上の男女(性別回答しないを含む)を対象に、公式Twitterアカウントや、他インターネットでリサーチしたアンケート結果を集計しております。