90年代~00年代に有名アーティストが手掛け、大ヒットを連発したアニメソング(アニソン)。『SLAM DUNK』や『鋼の錬金術師』など忘れられないものばかりです。
ある時期から有名アーティストが手掛けたアニソンが目立つようになりました。
そこで今回は有名アーティストによる、numan世代に人気の懐かしアニソンをご紹介!
作品内容を思い出させ、かつ聞きごたえのある楽曲ばかりです♪
SLAM DUNK「あなただけ見つめてる」「世界が終わるまでは」
『THE BEST OF TV ANIMATION SLAM DUNK~Single Collection~ HIGH SPEC EDITION』
via 『THE BEST OF TV ANIMATION SLAM DUNK~Single Collection~ HIGH SPEC EDITION』1993年から放送されたアニメ『SLAM DUNK』のEDテーマとして大ヒットした、大黒摩季さんの「あなただけ見つめてる」と、WANDSの「世界が終わるまでは」。「あなただけ見つめてる」は、好きな男性のために頑張る女性の歌になっており、EDでは主人公・花道が恋をする春子が登場します。でも、春子が見つめるのは花道のライバル・流川楓……その三角関係は切ないですが、「頑張るぞ!」という乙女心が素敵な歌ですね。一方、『SLAM DUNK』の感動シーンで思い浮かぶ曲といえば「世界が終わるまでは」。
「戻らない時」など歌詞は切ないものの、爽やかなメロディと、花道たちがバスケに汗をかく姿がまさに青春。
また、不良キャラの三井が「安西先生、バスケがしたいです……」と泣く有名なシーンでもこの曲が流れ、「神的タイミング」とファンを泣かせました。
るろうに剣心「1/3の純情な感情」

『るろうに剣心 Complete Collection』
via 『るろうに剣心 Complete Collection』アニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(1996年~放送)のEDテーマになったのをきかっけに大ヒットした曲といえば、ロックバンド・SIAM SHADEの「1/3の純情な感情」。独特なタイトル、切ないメロディ、「壊れるほど愛しても1/3も伝わらない」という片思いの歌詞などが大ブームとなり、 SIAM SHADEの名を日本中に広めました。OP映像は闇の中で線路を進むような視点で、剣心を想う薫の乙女心などが表現されており、「伝わらない」という歌詞が薫に重なります。
ちなみに、当時は「るろ剣の歌は全てヒットする」というジンクスもあり、それを代表するのがこの曲とも言われているようですね!
銀魂「風船ガム」

『銀魂BEST』 期間生産限定盤
via 『銀魂BEST』 期間生産限定盤2006年から10年以上放送されたアニメ『銀魂』の初代EDテーマが、キャプテンストライダムの「風船ガム」。『銀魂』の楽曲数は膨大ですが、脱力感が心地良いメロディと「駄洒落っぽく生きても魂の切っ尖はピカピカに鋭い」という歌詞が、普段はふざけていてもいざという時は侍になる銀さんたちを表しているようで、ある意味もっとも『銀魂』っぽい曲かもしれません。また、沖田総悟がよく風船ガムを食べているため、この曲には沖田のイメージがある人もいるよう。
沖田も銀さんと同じくギャップがかっこいいので、ぴったりですね。
「風船ガム」は、キャプテンストライダム最大のヒット曲となったそうです。
NARUTO –ナルト-「GO!!!」

『NARUTO FINAL BEST』 (期間生産限定盤)
via 『NARUTO FINAL BEST』 (期間生産限定盤)海外でも大人気のアニメ『NARUTO –ナルト-』(2002年~放送)。中でも愛されているOPテーマは、アニメ4番目のOPでFLOWの代表曲「GO!!!」でしょう。
このOPで描かれているのは、まだ子どものナルトやサスケ、サクラたちが修行する姿。
サスケが里を出ていく前の青春の日々というのもあり、特にファンの愛着が強いようです。「GO!!!」は作品にあわせて忍者っぽい歌詞が入っているとのことですが、「高みを目指して」「なりふり構わず」などの歌詞も、がむしゃらなナルトたちにぴったりですね。
また、FLOWのデビュー15周年記念アルバム『Fighting Dreamers』では、ナルト役の竹内順子さんやシカマル役の森久保祥太郎さんらが「GO!!!」のコーラスに参加。物語と重なって感動すると話題でした。
BLEACH「*~アスタリスク~」

『BLEACH THE BEST』
via 『BLEACH THE BEST』「何年経ってもオシャレ」と言われているのが、2004年から放送された『BLEACH』の初代OP。そのテーマ曲が、当時少しチャラい感じで大ブームとなったオレンジレンジが歌う「*~アスタリスク~」です。
出だしの歌詞「見上げた夜空の星達の光」がまっさきに頭に浮かぶ人も多いのでは?このOPでは、高校生である主人公・一護たちの普段の姿がメインになっており、ロックでありながらラップパートではゆるさもある「*~アスタリスク~」は、まさに若者らしい曲だったのではないでしょうか。
ただ、歌のメインである“星”という要素には、きちんと少年漫画っぽさも感じられますね。
「*~アスタリスク~」は、『BLEACH』楽曲の中でもっとも売れた曲になったそうです。
鋼の錬金術師「メリッサ」「READY STEADY GO」

『鋼の錬金術師 THE BEST』
via 『鋼の錬金術師 THE BEST』掲載されていた「少年ガンガン」の発行部数も激増させ、社会現象となったアニメ『鋼の錬金術師』(2003年~放送)。その初代OPテーマでポルノグラフィティが歌う「メリッサ」は、ギター&コーラスの晴一さんが辞書で見かけた言葉が曲名になっており、スペイン語で「傷ついた人を癒す」などの意味が。
歌詞は、エドとアルが過去に禁忌を犯して大事なものを失ったことから「自己犠牲」をテーマにしており、穏やかな曲調の中、前を向く二人の真剣な表情が印象的なOPになっています。一方、L'Arc-en-Cielが歌う2期OPテーマ「READY STEADY GO」は、元気よく動くエドたちや軍のメンバーが印象的な、勢いあるOP。
まさにタイトルの「よーいどん!」のイメージで、毎回雰囲気の違うクオリティの高いOPテーマを味わえるのも、ハガレンの醍醐味でした。
ポルノグラフィティとL'Arc-en-Cielがアニソンを担当するのは、当時はまだレアだったかもしれませんね!
名探偵コナン 「恋はスリル、ショック、サスペンス」

『名探偵コナン テーマ曲集 ~THE BEST OF DETECTIVE CONAN~』
via 『名探偵コナン テーマ曲集 ~THE BEST OF DETECTIVE CONAN~』2000年~2001年にかけてアニメ『名探偵コナン』のOPテーマとなった、愛内里菜さんの楽曲「恋はスリル、ショック、サスペンス」。コナンが無表情で、当時ギャルに大流行したパラパラを踊るOPは、お茶の間に衝撃を与えました。
ちなみに振り付けは、アニメのプロデューサーが訪れたディスコの支配人が担当したそう。さらに、2020年1月4日からのOPテーマ「真っ赤なLip」(WANDS)で、再びコナンがパラパラのポーズをして話題に。
パラパラを知らない世代で、以前コナンがパラパラを踊ったOPに興味を持った人も多いようです。
『名探偵コナン』の歌は新一と蘭の微妙な関係を描いたものが多いですが、男女のすれ違いを描いた「恋はスリル、ショック、サスペンス」は、その中でもちょっと大人っぽい雰囲気でしたね。
まとめ
あなたの思い出のアニメor楽曲はありましたか?今はサブスクでアニソン特集をしているところもあるので、ぜひ久しぶりに聴いて、大好きな作品に想いを馳せましょう♪