増田俊樹さん、伊東健人さんらが出演する“知的興奮型”『華Doll*』のアイドル・Anthosの1stシーズンがついに完結。今までにリリースされたCDを振り返りながら、ネット上で盛り上がる様々な考察もご紹介します。

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華Doll*1st season ~Flowering~1巻 「Birth」

via 華Doll*1st season ~Flowering~1巻 「Birth」よりアニメ、声優番組、グッズなどの制作を手掛ける株式会社ムービックから、誕生した“知的興奮型”新規コンテンツ『華Doll*』(はなどーる)。

濱野大輝さん(影河凌駕役)、伊東健人さん(灯堂理人役)、駒田航さん(チセ役)、土岐隼一さん(如月薫役)、山下誠一郎さん(結城眞紘役)、増田俊樹さん(清瀬陽汰役)といった声優陣が、自身の身体に“種”を埋め込まれたアイドルの卵たちを熱演し、話題となりました。

彼ら"Anthos"6名のキャラクターが持つバックボーンと、それが徐々に明らかになっていくストーリーの展開、人気イラストレーター・悌太さんによるかわいさとカッコよさが共存するキャラクタービジュアル、MVやCDデザインに散りばめられた謎解きの要素、そして彼らがアイドルとして、人間として“開花”していく作品です。

そこで、numanでは謎多き『華Doll*』の魅力を【前後編】に分けてご紹介!
本記事では"Anthos"の楽曲の振り返りながら、その考察に迫ります。

ラップに吐息…重ね撮りした楽曲がすごい

考察にハマる…謎多き『華Doll*』の魅力って?増田俊樹、伊東健人ら【1stシーズン特集・前編】

【『華Doll*』1stシーズン特集・前編】魅力的な歌声で耳も幸せ!聴くほど、考察するほど、沼にハマるその魅力とは?

↑1stアルバム『Birth』収録楽曲「BIRTH」MVより。Anthosの1st アルバム『華Doll*1st season ~Flowering~1巻 「Birth」』のリリースイベント(レポート記事はこちら)にて、伊東健人さんら声優陣は、コーラス、ハモリ、ラップ、そして”吐息”など、それぞれを別録りし、それらを重ね合わせて楽曲が完成していると語っています。

6人分でなんと合計200トラック以上にもおよぶパーツがあったのだそう!
考察にハマる…謎多き『華Doll*』の魅力って?増田俊樹、伊東健人ら【1stシーズン特集・前編】

↑1stアルバム『Birth』収録楽曲「BIRTH」MVより

↑1stアルバム『Birth』収録楽曲「BIRTH」MVより。

そんな1stアルバムの表題曲「BIRTH」は軽快で爽やかな曲調ながらも、確かにイヤホンやヘッドホンで聴くと吐息も交ざってどことなくセクシーな印象も……!

また、タイプの違った楽曲が表題曲の他にもう1曲収録されているのがAnthosのアルバムの聴きどころ。

表題曲「BIRTH」と同時に1stアルバムに収録された楽曲「Unknown」のMVには、実は物語に関わる大きなヒントが隠されていました。

考察がたまらない…!意外なところにヒントも

――我々は常に問いかけます。「Are you a thinking reed?(あなたは考える葦ですか?)」

この『華Doll*』のキャッチコピーは17世紀フランスの哲学者、パスカルの「人間は考える葦である」から来ているものと思われ、人間はか弱くも思考できる生き物であることを表しています。つまり平たく言うと、我々は「人間」であるか問われているということです。

「聴く×見る×考える」力を使うことで思考し、『華Doll*』の真実に近づくことができる、まさに“知的興奮型コンテンツ”というわけですね。

Anthos『Unknown』 Official MV (Thinking reed Ver. )

via www.youtube.com

楽曲のMVも「Thinking reed Ver.」というフルバージョンのものがアップされており、このMVの中にも物語に関する様々なヒントが含まれていると言われています。

例えば、先ほどご紹介した1stアルバム「Birth」内の楽曲「Unknown」。

3:26のあたりで出てくるAnthosメンバーの顔写真の部分にはそれぞれ、理人は「IGPVKCP」、凌駕は「DMPWFS」など、一見意味の分からないアルファベットが羅列しています。
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