昨年12月発売の『週刊少年ジャンプ』4・5号で、巻頭カラーを飾った古舘春一さんの『ハイキュー!!』第378話。「ラスボス」というエピソードタイトルを巡り、ファンの熱い考察合戦を呼び起こすことになりました。

『週刊少年ジャンプ』で連載されている古舘春一さんの人気バレー漫画『ハイキュー!!』。

第378話では「ラスボス」というエピソードタイトルがつけられましたが、いったい誰のことを指しているのでしょうか。
当初の予想とは異なる人物が浮上……!?
『ハイキュー!!』意味深な"ラスボス"って誰? ファンの間で...の画像はこちら >>
via www.j-haikyu.com

進化を遂げた主人公・日向翔陽!

第378話「ラスボス」では、「V.LEAGUE」出場のため主人公・日向翔陽らが仙台の会場に集結。意気揚々とトイレに向かった日向の背後から、「今日は腹は大丈夫だろうな?」と声がかかります。

日向が振り返った先には、笑みを浮かべて立つ“コート上の王様”こと天才プレイヤー・影山飛雄の姿が。2人の対面カットをエピソードタイトルで2分割する粋な演出もあり、当初ネット上では“ラスボス”とは日向のライバル・影山のことを指すと考えている人が大多数でした。しかし『週刊少年ジャンプ』13号掲載の第384話「最強の囮・2」で、“ラスボス=影山飛雄”という解釈に変化が。

同エピソードでは“ムスビイ ブラックジャッカル対シュヴァイデン アドラーズ”戦が展開。アドラーズを追うブラックジャッカル・日向が自ら相手の攻撃を誘うことでレシーブに成功し、加点に貢献します。

影山以外の“ラスボス”って?

高校バレー時代、「誰かがおれに名前をつけてくれるなら おれは最強の囮がいい」と語っていた日向。今回のエピソードで周囲も認める進化を遂げていて、最終コマの“あおり”にも「最強の囮 第二形態へ!!」と書かれています。

そのためネット上には、「最終コマまでいくとエピソードタイトルの真意がわかってゾクっとした」「タイトルの『・2』ってバージョン2という意味?」などの声が。また“第二形態”という表現から、「第三形態や最終形態まで出てきそう」「ゲームのラスボスみたい」といったコメントが続出。

第378話の「ラスボス」というタイトルが、影山ではなく日向を指すのではないかと推測するファンが相次いだのです。またネット上では他にも、影山の先輩であり“大王様”と呼ばれている及川徹であるという考察も話題に。
「いち早く負けた及川徹が強くなってないわけがないんだよな、と改めて大王様のラスボス性を認識させられた」「終章で及川さんが出てないのが不穏。大王様だしラスボスは及川さんじゃないの?」などの声もあがっています。

“ラスボス”とは誰を指しているのか。今後の展開から目が離せません。
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