再アニメ化で話題沸騰のTVアニメ『ひぐらしのなく頃に業』第16話(猫騙し編 其の参)を振り返り! 沙都子の衝撃の告白に戦慄…!? みんなの感想や考察を、あらすじを交えてご紹介します。
同人ゲームを原作とし、2006年より放送を開始したアニメ『ひぐらしのなく頃に』。主人公の圭一が転校した雛見沢村を舞台に、第1期では「鬼隠し編」「綿流し編」から「罪滅し編」が、第2期では「厄醒し編」「皆殺し編」「祭囃し編」のストーリーが描かれ、2020年秋、完全新作「ひぐらしのなく頃に業」として再アニメ化されました。1月21日(木)に放送された第16話「猫騙し編 其の参」では、沙都子の衝撃の告白に視聴者は戦慄。さらに新たな人物に黒幕疑惑が浮上し……。
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昭和58年初夏。人口2千に満たない寒村、雛見沢で起こる惨劇―――。 原作:竜騎士07「ひぐらしのなく頃に」新プロジェクト TVアニメ好評放送中!沙都子、衝撃の告白に騒然。
前回、村長や圭一に殺されたことが悪夢だったかのように、いつもの布団で目覚めて苦しむ梨花。横にいる沙都子は何かを悟っているような表情で、梨花の悪夢は祟りのせいだと言います。
自分の血まみれの体を見て、叫ぶ梨花。首をかきむしる沙都子は、雛見沢症候群の末期症状‟L5”を発症しているように見えます。そして梨花に痛み止めの注射を打ち、自分も入江先生の指示でいつも注射を打っていると告げます。
「まさか沙都子が発症していたなんて……」とこの時点で視聴者は驚かされましたが、さらに沙都子の口から語られた言葉に衝撃が。
それは、オヤシロ様が自分に巫女を替われと言ったこと、そして、梨花が村を出たせいでオヤシロ様の祟りが起き、それを排除するため自分が部活メンバーを手にかけたこと。
やはり梨花は旧作「祭囃子編」のあと、雛見沢を出て聖ルチーア学園に通っていたようです。
沙都子がそのことを責めているのだとしたら、これまで考察されていた通り、ループして以前の世界の記憶を持ち越していることになりますが……。これまで、今作の黒幕としてもっとも怪しいのは沙都子だという意見が多数でした。
しかし、今回L5を発症した様子から、「実行犯は沙都子だけど、黒幕は別にいるってこと?」、「こうなると入江先生も怪しい。旧作と同じく雛見沢症候群を抑えるための注射を打たせてるなら、どうして発症したの?」と混乱。
確かに、沙都子が毎日自分に打っているのは何か、現時点ではまだ明らかになっていません。
不自然な梨花の謝罪が怖い…
梨花は薄れゆく意識のなかでこれまでのことを思い返します。成長したもう一人の自分とキラキラ輝く雛見沢へ降りた梨花は、「雛見沢はいつも自分を暖かく包んでくれた」、「(村を出た)自分が恩知らずだった」と、急に考えを改めるのです。梨花は自分が悪かったと沙都子に謝り、その世界での最期を迎えました。
次の世界で目覚めた梨花は、沙都子に自分は長い夢を見ていたと語ります。
雛見沢が大好きなのに、なぜ外へ羽ばたこうなんて余計な夢を持ったのか……と自分を悔いる梨花を、沙都子は感極まったように「これで悪夢を見ることもない」と抱きしめます。
一見感動的なこれらのシーンですが、唐突な梨花の改心に「まるでバッドエンドみたい」「これまでの中で一番ホラーだ」と、ゾッとした人が多かった様子。
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