
明治通りに面した一等地。
3COINSは1994年に大阪・梅田で1号店を出店。現在は国内に231店舗を展開するが、これまで本店を持たなかった。原宿本店は初のフラッグシップストアとなる。
現在はない1号店。
というわけで、本店の店内を覗くとーー。
看板娘が仕事中。
さっそく、ご登場いただきましょう。--{}--看板娘、登場

「よろしくお願いします」。
こちらはMaikoさん。もともとは3COINSの常連客だったが、現在は“中の人”となり、公式インスタグラムで商品の情報も発信。
プロ並みのデザインセンスが光る。
Maikoさんは埼玉県出身。内気な性格で人前に出るのが大嫌いな子どもだったという。「初バイトは高校時代です。回転寿司のお店で『女子はホールね』と言われましたが、人前に出たくないので、『どうしても嫌です』と言ってキッチンでひたすらお寿司を作っていました」。 実家では12年前からナナちゃんという犬を飼っている。おやつを見せると、それが欲しいあまり、指示をする前に勝手にお手や伏せをするそうだ。
これはかわいい……。
Maikoさんは当初、3COINSのルミネ大宮店でアルバイトとして勤務。アクセサリー売り場を任されると、各商品の売れ行きを独自の資料で管理し、発注調整を行っていた。そんな姿勢が評価され、5年後にスーパーバイザーから店長への昇格を打診される。
「バイヤーや他店のインスタグラマーも参考にするほどの発信力です」と矢八さん。
さて、店内を案内してもらいましょうか。まず、Maikoさんがイチ推しだというのが「パスタメーカー」。水とパスタを入れて電子レンジでチンするだけで、モチモチの麺ができる。
お値段はもちろん、税込330円。
--{}--3COINSは当初の均一ショップのイメージから、ブランド自体をバージョンアップする戦略にシフトしている。 「税別300円の商品は全体の8割ぐらいで、ほかの価格帯のアイテムも積極的に増やしています。モバイル周辺の家電シリーズもそのひとつです」。
ライティングタブレットやワイヤレスキーボードも売れ筋。
また、生花や観葉植物を格安価格で購入できるのも魅力だ。
いろんな色が選べるチューリップも330円。

観葉植物も330円~。
「男性向けということであれば、飛騨牛を100%使用した『ご飯にかけるハンバー具ー』もオススメです」。
おっと、酒の肴にもなりそう。
まだまだある。
ストロベリー、オレンジ、グレープ、レモン味などを詰め合わせたポップコーン。

バッグやグラスへの名入れサービス。
--{}--さらに、島根県出雲市発祥の人気フルーツサンド専門店「fufufu IZUMO」とのコラボ商品も購入できる。
生クリームは美味しさを追求したオリジナルブレンド。
なかでもMaikoさんが絶賛するのが「焼き芋」だ。「見た目はアレなんですけど、私が毎日美味しい美味しいって投稿したら売れ始めました。本当に美味しいんですよ」。
毎日買いに来る人も多いという。
原宿本店限定のトートバッグも人気だ。3COINSというブランド名から発想された3つの「●」がモチーフになっている。
グラフィックデザイナーのシマダタモツさんによるデザイン。
最後にMaikoさんがハマっている原宿グルメも聞いてみた。 「すぐ近くにある『東京たらこスパゲティ』が大好きです。
〆に食べる出汁パスタも絶品なんだとか。
進化し続ける3COINSで活き活きと働いている看板娘は、会社から一目置かれるインフルエンサーでした。最後に読者へのメッセージをお願いしますね。
「プチプラ」とは「プチなプライス」の意。
【取材協力】3COINShttps://www.3coins.jp/Maikoさんのインスタグラムhttps://www.instagram.com/3coins_.maiko/