▶︎すべての画像を見る
リラックスしているのに大人っぽい「種カジ」とは……

ーー黒は都会的、とよく雑誌で言われますが、今日の種さんを見るとさすがに説得力があります。夏の終わりに短パンをはいていても、この色であればサマになっています。


「テーマはまさにそこで、短パンを都会的にこなすスタイル。勝手に“ウェルネスブラック”と名付けています」。

ーー壮大ですね。そのココロは何ですか?

「都会の移動には公共交通機関を使うけれど、やはり徒歩が主軸。であれば、都会の街歩きをとことん堪能しようということです。

そこで、ウールラボ×パークライフによるハイブリッドウールの上下を選びました。天然の通気性を持つウールに、軽さや強さのあるポリエステルを混紡したウェアです」。

ーーアウトドアやアクティブ系界隈では、ウールという素材は定番ですからね。シックで快適、ウールの光沢があるから短パンなのに大人っぽいと納得です。

「そして、マサイの裸足歩行を科学した、MBTのサンダル。これで、とことん歩き回る」。

ーー履き心地がラクということですか?

「いや、実は正反対。
不安定なソールだから、体幹が鍛えられている感覚なんです。そして、締めくくりとなる黒いアップルウォッチでライフログを管理する」。

ーーなるほど、ウェルネスブラックなら、街がたちまちジムになってしまうと。試してみます!
--{}--

今月の種カジ・ポイント

種市暁さんの黒は“ウェルネスブラック”。夏の終わりの短パンスタイルを解説しよう



短パンを選ぶ目線も種カジ流。「さらっとした心地良い肌触りのものですが、ウール特有の光沢が大人の色気を醸してくれます」。


種市暁さんの黒は“ウェルネスブラック”。夏の終わりの短パンスタイルを解説しよう



ファッショニスタが流行させたMBTのサンダル。「全身黒だから、スニーカーじゃなくてサンダルで軽快さを出すのがポイントです」。

「種カジ」とは……
「お洒落であるより、格好良くありたい」と言う種市 暁さんのスタイルに本誌が注目し、“種カジ”と勝手に命名して早数年。いつもパッと見の印象は無造作なのに、なぜか格好いいから不思議。そんな彼の装いの“タネ”をムリヤリ解説してもらう企画。
上に戻る
[PROFILE]たねいちあきら●東京・下町出身の都市と自然を縦横無尽に行き来する旅男。現在は、フリープランナーとしてさまざまなモノ・コトを仕掛ける業界のキーパーソンに。
ファッションや旅、グルメなどのとっておき情報が投稿されるインスタグラムも要チェック!(@taneichiakira
種市暁さんの黒は“ウェルネスブラック”。夏の終わりの短パンスタイルを解説しよう

編集部おすすめ