セクシーとカッコイイは両立する。今「かぢボディ」という呼び名で男性からも女性からも愛されているカラダを目にしたとき、確信した。

ヘルシーなライフスタイルによって生まれた黄金のプロポーション。
そこで、「かぢボディ」の作り方について加治ひとみさんに聞いてきた。男性諸君も大いに参考にすべし。

加治ひとみといえば、東京ガールズオーディション2014でアーティスト部門のグランプリに輝いたアーティスト。卓越した歌唱力や表現力もさることながら、今、そのカラダ、その名も「かぢボディ」が熱い注目を集めているのだ。

フィットネスによって生み出された驚異のくびれや美しく盛り上がったヒップ、長い手脚は、単に色っぽいだけでなく、男の目にも、文句なしにカッコよく映る。

そこでオーシャンズは加治さん本人に直撃。世の男たちを虜にする魅力的なカラダの秘密に迫りつつ、かぢボディの作り方を明らかにする。


実は私、マッチョなカラダよりも
お肉がふっくらついた人に、ときめきます

加治ひとみにカラダの話を聞いたら「ウットリ♡」が「ナルホド!...の画像はこちら >>

ーー加治さん、そもそもなんでカラダを鍛えようと思ったんですか?

加治 私は28歳という遅いデビューだったので、肉体的にも精神的にもいろいろ大変なことがあったんです。そのときに気付いたのが、「カラダを鍛えるとメンタルが変わる」という事実。走ったり、エクササイズを続けたりしているうちに、心がどんどん前向きになることに気付いたんです。すると、仕事もプライベートもいろいろうまくいくようになって。

運動とは運を動かすこと。ぶっちゃけ最初はスタイルのことは考えていなかったですね(笑)。

ーーかぢボディは目的だったわけじゃなく、結果だったんですね。理想のカラダはありますか?

加治 ムキムキではなく、あくまで自然なカラダでありたい。柔らかくてしなやかで、女性らしい丸みがある、そんなカラダ。そのためにストイックになりすぎないよう注意して、楽しみながらいろいろなトレーニングをしています。

ーー普段の生活ではどんなことを心がけているんですか?

加治 トレーニングはヨガや体幹トレーニングがベースですが、最近は妹とバスケットボールを始めました。歩くことも心がけています。ひと駅かふた駅くらいの距離なら、電車やタクシーを使わずに歩いちゃいます。食事は食べ合わせに気を使い、炭酸水をたくさん飲んだりしています。

ーーなるほど、運動が生活の一部なんですね。ただ、長続きしないと悩んでいる男も多いのですが……。

加治 もちろん、私もサボりたくなるときがありますよ。そんなときは、ちょっとでもいい、いつもの半分でも3分の1でもいいから、カラダを動かしてみる。するとやる気のスイッチが入るので、たいがいうまくいきます。あとはSNSで海外の女性モデルとかセレブのカッコイイボディの画像を探してストックしています。やる気のないときにこれを見ると、効果てきめん。とにかく運動は義務ではなく、ごほうびや楽しみと捉える意識が大切だと思います。

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加治ひとみにカラダの話を聞いたら「ウットリ♡」が「ナルホド!」になった

ーー加治さんは何事にもポジティブですね! ちなみに好きな男性はどんなタイプですか? やはりムキムキじゃないとダメ?

加治 それ、よく言われるんですけど……マッチョじゃなくて全然OKです。年相応にお肉がふっくらついている人にときめいちゃいます。それよりも、いろいろなことに気がつく繊細で優しい人が好き。そういう人に会ったら、包み込んであげたいと思っちゃいます。

ーー意外! ふたりでジム行ってトレーニング、みたいなデートが好きなのかなと思ってました……。

加治 理想のデートは家でまったり。

一緒に材料や調味料を買いに行って、料理を作ってあげて、あとはスキンシップ♡ その男性が外では見せない子供っぽい部分が見たいですね。

ーー……う~ん、ホレてまうやろ~っ!! 最後に、オーシャンズの読者に若々しさを保つ秘訣をアドバイスしてください。

加治 若さの秘訣はずばり好奇心だと思います。「知りたい」「やってみたい」という気持ちを持っていれば、人生を楽しく過ごす知恵がたくさん手に入りますから。若々しさと年齢なんて関係ありません。毎日目の前のことを目一杯楽しんでいる男性はいつまでもステイヤングです。

なるほど、できる気がしてきました。加治さんのカレシ、いや、かぢボディ目指して一生懸命毎日を楽しみます!

PAK OK SUN(CUBE)=写真 岡田考功=スタイリング 原野麻美=ヘアメイク

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