特集「37.5歳はカラダのまがりかど」
飲み会の翌日がきつい、暴飲暴食がすぐカラダに出る……。37.5歳を過ぎると、着実に老いを感じはじめるもの。
適度なストイックさと遊び心、これを併せもってこそイイ男。カラダづくりもまた然り。毎日スクワットと質素な糖質制限食じゃ味気ない。やるならやっぱりトレンドを押さえて、効果的かつ軽やかに取り組みたいところ。
そんな思いにドンピシャに応えてくれるのは、海外発の旬なフィットネス。とくに、バイクエクササイズやジュースクレンズなどの発信地となったNYのブームは見逃せない! 次の香りを探してみたところ、”ブティックジム”というキーワードが浮かんできた。
”ブティックジム”とは、特定のエクササイズに特化したジムのこと。何でもできる大型チェーンジム全盛の時代に変わり、今NYで急増中なのだ。そのプログラムはなんともユニーク、まさに日本でのネクストブームも考えられるエクササイズの数々だった。
海に行かずとも手に入る、逞しいサーファーボディ
「サーフィンブティック」

今や19カ国に派生するほど爆発的人気を誇るエクササイズ。専用のサーフボードスタンドを使用し、海に行かずともサーフィンの動きを体感できるという、カナヅチにも挑戦できる内容だ。ヨガやエアロビクスの要素を取り入れた動きを繰り返すから、体幹の強化はもちろん脂肪燃焼の効果も。
陸上の2倍以上鍛えられる、新感覚の水中トレーニング
「水中ブティック」

“水中ジム”をモットーにスイムウェアブランド「スピード」が手掛ける、最新水中エクササイズ。プールの中でフィンやパドル、ウェイト、水中シューズなどさまざまなギアを使い、地上のようにランニングやワークアウトを行うことで、関節や筋肉を酷使することなく負荷トレーニングを行えるとか。今後もプログラムは拡大予定らしく、水中ジムが世界中にブームを巻き起こす日も近い?
マシーンに頼らず、自分の体力だけが頼みの綱
「ぶら下がりブティック」

ここはマシーンに頼らず自力で限界にチャレンジすることをミッションにしたブティック。ボールやロープなどの器具を使いながら、カラダ全体の筋力を強化するマッチョなクラスを提供している。そのハイライトは天井から吊るされたサスペンションを用いた筋力トレーニング。重力に逆らい、自分の体重を腕だけで支えるのが、とにかくキツい!
フレッシュな空間で、ココロもカラダもリフレッシュ
「瞑想ブティック」

瞑想スタジオと聞くと怪しげなイメージを抱きがちだが、ここは緑をアクセントにしたモダンな空間でイメージを一新。エネルギー強化や快眠のためのクラスなど、目的に応じたさまざまなスタイルの瞑想が評判で、現在NYに3つのスタジオを展開する。精神統一のひとときで心身ともに驚くほどリフレッシュできるので、疲れが溜まったNY のオッサンたちから評判だ。
棒を振り回すだけで、高カロリーを一気に消費
「スティックブティック」

スティックを手にエアドラムなんて太鼓ゲームのヲタっぽい? 実はこれ、ドラム演奏にインスパイアされた世界初のカーディオエクササイズ(有酸素運動)。アップビートなリズムに合わせて、心臓だけでなく肺もフル稼働させた全身運動ができるため、1セッション(45分)で900kcal以上燃焼できてしまうとか。最初は恥ずかしくてもいつの間にか夢中でスティックを振っている自分に衝撃。
ユニークかつビジュアルが映えるフィットネスばかり。
特集「37.5歳はカラダのまがりかど」過去記事一覧
第1回 同年代はどうしてる? 37.5歳、“老い”のリアリティ調査
第2回 「デブが長生き」は本当か。“中身”で勝負する男のダイエット論
第3回 太った自分も悪くない。隠れた魅力に気づく「自己肯定感」の高め方
第4回 いきなり筋トレ!が無理なら、デブを肯定できないかイメトレしてみる
第5回 写真が一変!プロカメラマンがこっそり教える痩せ見えポージング
第6回 スタイリストが伝授!お腹が目立たない着こなしの極意とは!?
第7回 同じカロリーでも太らない食事がある?ダイエット食のウソ・ホント
第8回 姿勢は見違え、体はシマる。正しい歩き方、学ばない手はない!