「オンライン飲み会という名の愉悦」とは…

オンライン飲み会サービスの「たくのむ」を利用して、過去の記事の中で特に反響が大きかった看板娘と乾杯する企画。

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第2回にご登場いただくのは、2019年10月に取材した87人目の看板娘、柚花ゆうりさん。

麻雀バー「シトラス」の店長でプロ雀士でもある。

オンライントークは自宅同士で。彼女が「いつも飲んでいる」という角ハイで乾杯しよう。


乾杯!

渋谷の麻雀バーで、プロ雀士の看板娘が入浴剤と犬カフェで癒されていた
「部屋がめっちゃ汚いので、唯一写せるアングル」とのこと。

前回の取材では「プロの対局では確率通りに打つと絶対負けるんです」というゆうりさんのセリフに痺れた。近況はいかがですか?

「渋谷を歩いてたら『パパ活しませんか? 石油王紹介できますよ』と声をかけられました」。

本業の麻雀はコロナの影響で公式戦がすべてキャンセルとなった。

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3月に行われた最後の公式対局。

五筒(ウーピン)が出ればリーチ、ピンフ、三色、ドラ2でハネ満確定の手を仕込んだが、上がったかどうかは覚えていないらしい。

渋谷の麻雀バーで、プロ雀士の看板娘が入浴剤と犬カフェで癒されていた
リーチした瞬間の画像。

「今は私を含めたプロ雀士とも対局できる『ジャンナビ麻雀オンライン』で時々打つぐらいですね。あ、こないだ久しぶりに国士無双を振り込みました」。

国士無双とは1・9・字牌を揃えた派手な役満。しかし、ゆうりさんは言う。

「相手がテンパイしたことには気付いたんですが、国士無双は当たり牌の種類が多いから基本的に無視します。

だから、後悔はしていません」。

緊急事態宣言の発令以降、渋谷もすっかり人がいなくなり、飲食店は軒並み休業。ゆうりさんの店もスタッフの出勤は取りやめ、週に数回、早い時間帯に彼女が一人で開けている。

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ゆうりさん作のカレーは相変わらず大人気。

「カレーを美味しく作るコツ? スパイスとか全然詳しくないので、とりあえず何でも入れます。それで不味くなることがないのがカレーですよね」。

店を開ける日も早めに閉めて、その後はライブ配信アプリの「Pococha」で常連客とコミュニケーションを取っている。

渋谷の麻雀バーで、プロ雀士の看板娘が入浴剤と犬カフェで癒されていた
「唯一写せるアングル」からお届けしています。

必然的に“おうち時間”が増えるが、ゆうりさんの楽しみはバスタイム。

「常々、『入浴剤が好き』と言っているのでお客様からいろいろといただくんですよ。ありがとう、使ったよという意味を込めて写真付きでツイートしています」。

渋谷の麻雀バーで、プロ雀士の看板娘が入浴剤と犬カフェで癒されていた
セクシーカット、いただきました。

その他の近況もいろいろと聞けた。まず、日本プロ麻雀協会の公式ファンクラブ「Club NPM」の会報誌の表紙を飾った。二人セットで出たことはあるが、ソロでは初めてだという。

渋谷の麻雀バーで、プロ雀士の看板娘が入浴剤と犬カフェで癒されていた
カメラを勉強中の女流プロが撮影した写真。

「あと、高尾山に登りましたよ。超意外って言われますが、私、自然が大好きなんです。公園にもよく行きます。ただ、歩いたり座ったりしているだけですけど」。

渋谷の麻雀バーで、プロ雀士の看板娘が入浴剤と犬カフェで癒されていた
売店で買った肉まんを高尾山の山頂で食べる図。

渋谷の麻雀組合のメンバーと釣り堀にも行った。

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「ニジマスかヤマメか……、忘れちゃいました」。

自然も好きだが動物も好きなゆうりさん。代々木の犬カフェも楽しかったそうだ。

渋谷の麻雀バーで、プロ雀士の看板娘が入浴剤と犬カフェで癒されていた
「人懐っこい子で、最高の体験になりました」。

プロ雀士が麻雀を打てない日々とはどんなものなのだろうか。そして、店長を務める麻雀バーの今後は。6月24日に誕生日を迎えるゆうりさん。それまでには事態が終息して日常が戻りますように。

渋谷の麻雀バーで、プロ雀士の看板娘が入浴剤と犬カフェで癒されていた
昨年のバースデイ。

【取材協力】
麻雀 Bar Citrus
住所:東京都渋谷区道玄坂1-13-1 Mビル3F
電話番号:03-6416-3373
https://twitter.com/citrus05059920

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「オンライン飲み会という名の愉悦」
これまで取材してきた109人の看板娘を振り返りながら、ふと考える。

「あの人、元気かな?」。本来なら近況を聞きながら乾杯したいところだが、何しろこんなご時世。そこで思いついた。遠隔でオンライン飲み会を開けばよいのだ。さっそく、人気上位の看板娘にオファーしよう。 上に戻る

石原たきび=取材・文

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