「デキる男のコンディショニング術」とは……

昨年12月から1日1食の生活を続けている男がいる。元総合格闘家の大山峻護さん(46歳)だ。

この生活を始めてから、約4カ月で10kgの減量に成功。現役時代さながらの引き締まった体と前向きな心を取り戻した。

彼の食事法は独特だ。

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大山さんは、2014年までPRIDEやK-1、HERO’Sなどで活躍したファイターだが、引退して5年が経ち、食生活の乱れで体に付いた脂肪が気になり始めていた。

ゆるんだ体を見て自己嫌悪に陥った大山さんがまず取り組んだのが、ファスティングだった。


ファスティングで得られる意外な効果とは?

一定期間、固形物を摂取せずに消化器官を休ませ、体の中をリセットさせるファスティング。ダイエット効果はもちろん、美容や健康維持にも効果的だと言われている。
 
大山さんは、5日間、朝と晩に食事としてフルーツジュースを飲むファスティングを行った。その間、固形物はいっさい摂らず、水分だけを摂り続けた。結果、大山さんはダイエット以外にもさまざまな効果を感じることができたという。

体と心を軽くする。元総合格闘家が実践する1日1食ときどきファスティング生活

「消化にエネルギーを使わない分、五感が研ぎ澄まされる感覚がありました。例えば、普段は感じられない自然の匂いを感じたり、遠くの鳥のさえずりが聞こえたり。さらに、集中力がアップして、ものすごいスピードで本が読めたんです。

5日間で合計12冊の本を読みましたよ」。
 
さらに大山さんが着目したのは、普段、消化のためにいかに多くのエネルギーを費やしているかということだった。
 
「ファスティングをすると体調がすごく良くなったんです。これまで栄養を摂ることにばかりに気を取られていましたが、食べたものを消化するのに膨大なエネルギーを使い、内臓に大きな負担をかけていたことに気が付きました」。

以来、大山さんは1日1食の生活を続けるとともに、1~2カ月に1回のペースで、「1日ファスティング」を行なっている。


1日1食生活を続けるコツは、ルールをゆるくして楽しむこと

大山さんが1日1回の食事で注意するのは2つだけ。好きなものを食べること、よく噛むことだ。どうしても小腹が空いてしまったときは、ナッツ、バナナ、もずくなどをおやつとして食べるようにしている。

体と心を軽くする。元総合格闘家が実践する1日1食ときどきファスティング生活
奥様の美味しい手料理が、大山さんの1日に喜びを与えている。

「健康法って続かなければ意味がありませんよね。だから、あまりガチガチにルールを決めずに、ゆるく、そして楽しく行うのが続けるコツですかね」。


1日ファスティングで日常に変化を

体と心を軽くする。元総合格闘家が実践する1日1食ときどきファスティング生活
「ハーブザイム113 グランプロ」9400円/エステプロ・ラボ 0120-911-854

また大山さんが1日ファスティングの際に飲むのは、「ハーブザイム113 グランプロ 」。113種類の国産植物を贅沢に使用し、ヒノキ樽で自然発酵させて栄養を凝縮したプロフェッショナル・ユースの酵素ドリンクだ。

 
「1日ファスティングなら、自分をリセットしたいと思ったときに気軽にできます。

自分の中では、日常生活を簡単に非日常に変えられる小さなイベントなんですよ。自宅にいる時間を楽しむのにも良いですよね。体も心も軽くなるので、前向きな気持ちになれますよ」。

体と心を軽くする。元総合格闘家が実践する1日1食ときどきファスティング生活

食生活の改善することでコンディションを整えることに成功した大山さん。皆さんも彼のように、食を通じて自らと向き合い、体と心に負担のない日々を過ごしてみてはいかがだろうか。

「デキる男のコンディショニング術」とは……
最近よく聞く「コンディショニング」という言葉。アスリートじゃあるまいし大げさな、と思うべからず。昭和生まれのデキる男たちはみんなやっている。
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瀬川泰祐(カタル)=写真・文

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