宇宙ゴミから生まれたスニーカーやリサイクル素材を用いたウェアコレクションなど、サステイナブルな取り組みにも注力するナイキ。
彼らが今回完成させたのは、ブランド史上最もサステイナブルな一足。
ベースになったのは、弾力のあるエア ソール ユニットを備えた「エア ヴェイパーマックス」シリーズ。
今回お目見えした「ナイキ エア ヴェイパーマックス 2020 フライニット」は、一見しただけではわからないが、あらゆるところに再生素材が使われている。

シリーズを象徴するソールには、ナイキの工場で余った素材を再利用した「ナイキ グラインド」を使用。耐久性とトラクションが強化され、足底に集中する圧を分散させることに成功した。

アーパーのニット生地を紡ぐ糸は、およそ67%が工場廃棄物由来の再生素材によって作られている。カラフルな配色は、本来ゴミとなるはずだったさまざまな素材の色によるもの。左右非対称なカラーリングも素材の多様性を象徴している。

シュータンにも80%以上の再生素材を用いている。グリーンのつまみは上に引っ張るだけで締め具合が調節でき、スムーズな着脱をサポートしてくれる。

ヒールクリップとつま先にも再生素材が配され、踵をしっかりと包み込む。渦を巻くようなパターンもユニークだ。
これらが格好いいことは見れば明らか。むしろ、消費するだけではない、裏側にあるストーリーに心を打たれる。スニーカーもファッションも、ただ格好いいを追い求める時代はいよいよ終焉を迎えるのかもしれない。
一般発売は7月23日(木・祝)から。ナイキ史上最もサステイナブルな一足で、時代の最先端を体感せよ。
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