舞台は明治17年から続く落語の定席、浅草演芸ホールの楽屋裏。

アメリカントラッドのアイコンとして鎮座するラルフ ローレンを、噺家・瀧川鯉斗が着る。

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ネイビー・オン・ネイビーのジャケット&タートルネックニットにオフホワイトのパンツを合わせた、ザッツ・ラルフ ローレンな正統派スタイル。優等生顔のシングルでなく少しヤンチャなダブルのブレザーが艶っぽい。

落語家・瀧川鯉斗×ラルフ ローレンの、古典でモダンな和洋折衷スタイル
すべて私物

羽織の家紋は、春風亭柳昇一門に代々受け継がれる「五瓜に唐花」。

 

落語家・瀧川鯉斗×ラルフ ローレンの、古典でモダンな和洋折衷スタイル
スーツ61万6000円、シャツ5万4000円、タイ2万8000円、チーフ1万7000円/すべてラルフ ローレン パープル レーベル(ラルフ ローレン 0120-3274-20)、その他すべて私物

ラルフ・ローレン個人のワードローブとブランド初期の広告からインスパイアされたグレンチェック柄のスーツに、身頃が白×黒のストライプのクレリックシャツ。

キリッと引き締まったタイドアップスタイルに足元はソックス代わりの真っ白な足袋を合わせて。

 

落語家・瀧川鯉斗×ラルフ ローレンの、古典でモダンな和洋折衷スタイル
コート参考商品、ジャケット31万4000円、シャツ5万4000円、パンツ参考商品、ブーツ参考商品/すべてラルフ ローレン パープル レーベル(ラルフ ローレン 0120-3274-20)

パープル レーベルのシグネチャーアイテムであるコットンベルベットのスーツは、光の当たり具合で表情が変わる大人の色気を持っている。グリーンベースのブラックウォッチ柄と楽屋裏のお江戸グリーンの意外性があるマッチングも小粋。

 

落語家・瀧川鯉斗×ラルフ ローレンの、古典でモダンな和洋折衷スタイル
ジャケット55万円、パンツ27万5000円、タートルネックニット13万7000円/すべてラルフ ローレン パープル レーベル(ラルフ ローレン 0120-3274-20)、扇子は私物

ラルフ ローレンのタイムレスなビジョンと今年25周年を迎えたパープル レーベルの真のクラフツマンシップを反映したテーラードスタイル。上質で温もりがあるブラウンスエードのスーチングは、ノータイでも品格や粋をしっかり与えてくれる。

 

瀧川鯉斗●落語芸術協会所属。10代の頃に暴走族総長という異色の経歴を持つ落語家。新宿の飲食店でアルバイトをした際に現在の師匠である瀧川鯉昇の落語独演会を観て弟子入りを志願。

2019年5月、令和初の真打ちに昇進。instagram@koitotakigawa

田邊 剛=写真 喜多尾祥之=スタイリング&ディレクション AMANO=ヘアメイク 大西陽子=編集・文 浅草演芸ホール=撮影協力

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