ここにズラリと並べられた個性的なデザイン。皆さんはどの“ジャケット”がお好みだろうか?

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実はコレ、すべて「日本ワイン」のエチケットだ。

日本ワインとは、国産ブドウを100%使用し、国内のワイナリーで製造されたワインのこと。海外から輸入したブドウや濃縮果汁を国内で製造した、いわゆる「国産ワイン」とは別モノである。

そんな日本ワインのみを集めた専門オンラインショップ「ワシュ(wa-syu)」が12月15日にオープン。

上の写真はショップで販売している銘柄のごく一部で、全国から40以上ものワイナリーが参加し、200以上の銘柄を取り揃えている。

200種類以上の日本ワインを集めたサイトで、気になるラベルを“ジャケ買い”してみた
サイトはこんな感じ。

サイトでは、6つのキーワード(カテゴリ、産地、ワイナリー、品種、価格、ラベル)からワインを検索することが可能。

それぞれの銘柄には、味わいや保存方法、生産者の情報などが事細かに書かれているので、ワインビギナーでも安心して好みのワインを探せるだろう。


で、ジャケ買いしてみた!

ということで編集部では、サイトの“ラベル”というキーワードから、気になる銘柄を直感で“ジャケ買い”してみた。

200種類以上の日本ワインを集めたサイトで、気になるラベルを“ジャケ買い”してみた

選んだのは、こちらの3本だ。さーて、それぞれじっくり見ていこう。

200種類以上の日本ワインを集めたサイトで、気になるラベルを“ジャケ買い”してみた
「アジロン」750ml 3000円/ブックロード(ワシュ https://wa-syu.com/)

まずは、2017年に東京・台東区で設立されたワイナリー「ブックロード」によるこちら。

ワイングラスを塞ぐように乗ったハンバーガーがシュールだが、これはワインとのペアリングをデザインに落とし込んだものだとか。

苺ジャムのような甘い香りとは裏腹に、程よく酸味の効いた味わいが特徴。

確かに、肉汁たっぷりのハンバーガーにマッチしそう。

 

200種類以上の日本ワインを集めたサイトで、気になるラベルを“ジャケ買い”してみた
「IWAI KAMOSHI-SPARKLING No.1」750ml 5400円/岩崎醸造 × ワシュ(ワシュ https://wa-syu.com/)

ビビッドなグラフィックが印象的なこちらは、日本ワインの発祥の地と言われる「祝村」のブドウ畑をイメージして描かれている。

手掛けるのは、山梨県にある1941年創業の老舗ワイナリー「岩崎醸造」。本サイトのオープンを記念して作られた、岩崎醸造初のスパークリングワインだ。

ちなみに、この「No.1」の絵柄に、2021年春と2021年冬に発売予定の「No.2」と「No.3」を並べていくと、ブドウ畑の風景が繋がってひとつの絵画が完成するらしい。よし、コンプリートを目指すとしよう。

 

200種類以上の日本ワインを集めたサイトで、気になるラベルを“ジャケ買い”してみた
「Hip Hop DeLa 2019」750ml 3200円/イエローマジックワイナリー(ワシュ https://wa-syu.com/)

最後は、山形県南陽市の3つの圃場にて、農薬無散布で栽培したデラウェアを100%使用した自然派の白ワイン。芳しい香りの中に野生的な味わいを感じる1本だ。

「Hip Hop DeLa」という銘柄は、ヒップホップのようにお尻が浮き上がるデラウェアのワインという意味。イエローマジックワイナリーという名前も含めて、音楽好きは反応せざるを得ないはず。

 

今までありそうでなかった、日本ワインだけを集めた専門のオンラインショップ。我々のようにジャケ買いするも良し、産地や価格で選ぶも良し。

いずれにしても、日本ワインとの運命的な出合いが待っているはずだ。

 

[問い合わせ]
ワシュ オフィシャルオンラインショップ(wa-syu OFFICIAL ONLINE SHOP)
https://wa-syu.com/

橋本マリア=文

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