海外ブランドを紹介するセレクトショップから新たなカルチャーの発信地へ。

4年目を迎えたゴルフウェアショップ「クラブハウス」が見つめる、“その先のFUN-GOLF”とは。

 


FUN-GOLFシーンの現在進行形

ゴルフウェアショップ「クラブハウス」の代表が考える新しい“F...の画像はこちら >>

「着たいと思うゴルフウェアがなかったので、自分で店をつくりました。きっかけはとてもシンプルなんですよ」。クラブハウスの代表を務める松本抵三さんは、明快に答えてくれた。

大阪・靭公園の南側。カフェやインポートショップなど今どきの店が点在するエリアに、今年2月、クラブハウスは移転した。以前は南堀江で営業していたという。

ゴルフウェアショップ「クラブハウス」の代表が考える新しい“FUN-GOLF”カルチャーとは
代表 松本抵三さん Age 51●1969年、和歌山県生まれ。2017年にゴルフウェアのセレクトショップ「クラブハウス」をオープンする。よく行くコースは名匠・上田治氏の設計によるシーサイドコース「大阪ゴルフクラブ」。ベストスコアは76。

「オープン当初は海外のアウトドアものやファッションブランドをバイイングして、その服をゴルフウェアとして提案しようと考えていました。

でもいざ始めてみるとLAのマルボン ゴルフを筆頭に、世界には面白いゴルフブランドがたくさんあったんです。自分が本当に着たいと思うようなものが」。

ゴルフウェアショップ「クラブハウス」の代表が考える新しい“FUN-GOLF”カルチャーとは

以前も今もクラブハウスの重要なコミュニケーションツールとなっているのがSNS、すなわちインスタグラムの存在だ。

「当時“ゴルフに対して自分と同じ思いを抱いている人が確かに存在する”と実感。新しいスタイルでゴルフを楽しむ人たちが世界中で、同時多発的に生まれていったようなイメージです」。

ゴルフウェアショップ「クラブハウス」の代表が考える新しい“FUN-GOLF”カルチャーとは

SNSを通じ多くのゴルフブランドとのつながりが生まれ、南堀江での3年間に、FUNなブランドの数々を紹介した。

セレクトショップとしての役割は、ある程度果たせたように感じたという。

ゴルフウェアショップ「クラブハウス」の代表が考える新しい“FUN-GOLF”カルチャーとは
向かいが緑豊かな公園であることと、入り口のガラス戸を開放できることが移転の決め手に。「定期的にイベントを開きたかったので、気持ちの良いロケーションがいいなと。ゴルフを通じた楽しいつながりを生みたいですね」と代表の松本さん。

「自然な流れで、次は自分たちのブランドを充実させようと。また海外だけではなく日本のゴルフブランドからもお話をいただくようになったので、コラボ企画にも積極的に取り組みたいですし、クラブなどのギアも増やしていきたい」。

ゴルフウェアショップ「クラブハウス」の代表が考える新しい“FUN-GOLF”カルチャーとは

今後は単なるゴルフショップではなく、新しいゴルフカルチャーを発信するコミュニティのような役目を担いたいと考えている。

「海外ブランドのローンチイベントをはじめ、ステンシルアーティストによるカスタムペイントやゴルフコンペなど、さまざまな企画を用意しています。

プレーの上手い下手にかかわらず、ゴルフを真剣に楽しむ人たちをサポートする。そんな場所にしたいんです」。

ゴルフウェアショップ「クラブハウス」の代表が考える新しい“FUN-GOLF”カルチャーとは

「クラブハウス」
住所:大阪府大阪市西区靱本町1-15-14 西井ビル1F

電話番号:06-6585-7434
営業:12:00~19:00 月曜定休
clubhaus.jp
instagram@clubhaus.jp

橋本 敦(KiKi inc.)、笹川陽介=ディレクション&スタイリング 中村光明=写真 加瀬友重=文

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