連載中の「吉日占い」によると、今週は緑茶を飲んでリラックスすると吉。ってことで、験担ぎがてらちょっと一服しませんか?

運気だけじゃなくて気分までアガりそうな“お茶”が届いたので、ここで紹介しよう。

河村康輔デザインの飾りたくなる“お茶落”な茶葉で、一服いかが...の画像はこちら >>

「んん? これがお茶?」と首を傾げた人も多いだろう。一見タバコのようにも思える洒落たボックスだが、中からは茶葉の小袋が顔を覗かせる。

この茶葉ボックスは、日本茶カフェ「サクウ(SAKUU)」が、“お茶で人と人とをつなぐ”をテーマに始動したプロジェクト「バイサクウ(BYSAKUU)」のプロダクトとして誕生。

あまりお茶を飲まない人も手に取りたくなるよう、アーティストとコラボしてパッケージデザインを手掛けているのが特徴だ。

河村康輔デザインの飾りたくなる“お茶落”な茶葉で、一服いかが?
ひと箱に3gの茶葉が3袋入っている。各2090円/バイサクウ(ジンナンハウス


https://jinnan.house/collections/bysakuu)

アート好きならパッケージを見てピンときたかもしれないが、こちらのデザインを担当したのはグラフィックアーティストの河村康輔氏だ。

大友克洋氏と共作した『AKIRA』のアートウォールをはじめ、アパレルブランドとのコラボも人気を博す彼のアートピースならば、お茶好きでなくとも手元に置いておきたくなるに違いない。

河村康輔デザインの飾りたくなる“お茶落”な茶葉で、一服いかが?

2種類のパッケージはいずれも、河村氏の得意とするコラージュという手法で制作。いちどバラバラにしたイラストをひとつの作品にすることで、コロナ禍で分断されたコミュニケーションが再びつながる様子を表現している。

河村康輔デザインの飾りたくなる“お茶落”な茶葉で、一服いかが?
ブレンドされている茶葉は、宇治和束産「さみどり」、南山城童仙房産「やぶきた」、福岡八女産「おくみどり」の3種類。

そんな作品の世界観は、主役である茶葉にも表れている。大阪で160年以上続く「多田製茶」の茶葉をコラージュのように3種類ブレンド。口に含んだ瞬間にさまざまな茶葉が香り立ち、なんとも味わい深い。

河村康輔デザインの飾りたくなる“お茶落”な茶葉で、一服いかが?
5500円/バイサクウ(ジンナンハウス https://jinnan.house/collections/bysakuu)

ちなみに、茶葉のパッケージと同じデザインのプリントTシャツも販売中。

洋服でいうところのTシャツのように、お茶を手軽に楽しんでほしいとの思いで制作されたようだ。お茶とTシャツで“一服”だなんて、いろんな意味で洒落が利いているじゃないか。

7月にも新たなアーティストとのコラボレーションが予定されているので、乞うご期待!

[問い合わせ]
ジンナンハウス
https://jinnan.house/collections/bysakuu

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