タイムレスなプロダクトで世界中にファンを持つ「ビズビム(VISVIM)」。

その魅力はデザイナー・中村ヒロキさんの自由なクリエイションにあるけれど、この度届いた新作にもそれが最大限発揮されている。

ビジュアルを見てみると……

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中村さんがプライベートでトレーニング中、というわけではもちろんない。

彼が着ているのは今夏ローンチした、ビズビム初のスポーツライン「ビズビム スポーツ」のアイテム。一般的にスポーツウェアはスポーツブランドが作るもの、という概念を見事に覆す、ビズビムらしい仕上がりとなっている。

中村ヒロキさんがトレーニング中? 着ているのはビズビム初のスポーツラインだった
タンクトップ3万800円、ショーツ4万1800円、靴9万7900円/ビズビム スポーツ(エフ アイ エル トウキョウ 03-5725-9568) ©︎KEISUKE FUKAMIZU

しかし何故、突然スポーツウェアを作ることにしたのか。その理由を中村さんはこう話す。

「『運動は何処でされているんですか?』って聞かれると、『自分の家で運動してます』って答えている。昔はジムにも行ってたんだけどな、そうだ、行かなくなった理由は、着て行きたくなるものがないからだって」。

スポーツウェアにありがちな化学繊維のツルツルした質感が苦手で、自宅で下着のまま運動していたという中村さん。そんな実体験から“自分が着たいスポーツウェア”を生み出した。

中村ヒロキさんがトレーニング中? 着ているのはビズビム初のスポーツラインだった
タンクトップ3万800円/ビズビム スポーツ(エフ アイ エル トウキョウ 03-5725-9568) 

素材選びにもビズビムらしいこだわりが。人工素材ではなく、天然ウールを採用したのだ。

実はウールは透湿性や保温性が高い素材で、人工素材が広く普及する1950年代以前には、スポーツウェアにもよく使われていた。

中村ヒロキさんがトレーニング中? 着ているのはビズビム初のスポーツラインだった
ショーツ3万5200円/ビズビム スポーツ(エフ アイ エル トウキョウ 03-5725-9568)

なかでも繊維の細い17.5マイクロンのニュージーランド産原毛を用いることで、柔らかくストレッチ性に優れ、強度も高いプロダクトを完成させた。

「ウールって自宅で洗濯できるの?」と思いそうだが、その心配も無用。特殊な加工を施すことにより水洗いできるようになっている。

中村ヒロキさんがトレーニング中? 着ているのはビズビム初のスポーツラインだった
アウター9万9000円、ショーツ4万4000円、ニットキャップ1万7600円/すべてビズビム スポーツ(エフ アイ エル トウキョウ 03-5725-9568) ©︎KEISUKE FUKAMIZU

今回は、そんなウールを用いたタンクトップや3種類のショーツ、Tシャツが登場するほか、機能性と快適性を追求したシューズやバッグ、アウターなども用意。

例えばこのシェルアウターには、ゴアテックスを採用。防水で透湿性に優れているから、夏のアウトドアシーンでも活躍するし、パッカブル仕様というのも魅力である。

中村ヒロキさんがトレーニング中? 着ているのはビズビム初のスポーツラインだった
アッパーにはコットンナイロン生地やカウレザーを採用。ビブラムアウトソールも搭載している。スニーカー9万7900円/ビズビム スポーツ(エフ アイ エル トウキョウ 03-5725-9568)

ビズビムの魅力について、「一生モノ」「ずっと付き合える一着」などと語るファンは多い。

このスポーツラインも、高い機能性と快適な着心地を併せ持つ、大切に着続けたいと思えるものばかりが揃う。

中村さんのように、いい笑顔といい体をキープしたい人は、手に取ってみる価値が大いにありそうだ。

 

[問い合わせ]
エフ アイ エル トウキョウ
03-5725-9568

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