クーラーボックスは、季節を問わないアウトドアのマストギア。
ゆえに名品も多く、すでにいくつか所有している人やお決まりのブランドがある人も多いはずだ。
そんなこだわりのある人にこそ注目してほしいのが、先日日本に初上陸したばかりの新鋭ブランド「ワイルドギア」だ。
2017年にアメリカ・ワイオミング州で創業したワイルドギア。この地はイエローストーン国立公園やグランドティトン国立公園を有し、スキーやラフティング、渓流釣りなどのアクティビティが盛んで、世界的な観光地としても知られている。

そんな“アウトドアの聖地”をバックグラウンドに持つだけあって、ワイルドギアのアイテムは、本場のユーザーたちも納得のスペックを備えている。
なかでも「ハードクーラー 50クォート」は、機能、サイズ感ともに使い勝手の良さそうなクーラーボックスだ。

本国で特許取得済みのデュアルコンパートメント断熱技術によって、「ドリンクと食材」や「食材1日目と2日目」というように、中身をあらかじめ整理しておける。

また、2Lペットボトルが縦にスッキリ収まるサイズ設定や、排水口が1室ごとに完備されている点など、現地での使いやすさを考え抜いたギミックが随所に散りばめられている。

特に興味をそそられるのは、釣り用のスペックが搭載されていること。


クーラーボックスの中には、釣った魚や生き餌を水槽と同じ環境で保管できるエアレーターを設置するための専用パーツを搭載。また、フタには魚のサイズを計測するためのメジャーがあるなど、ほかではなかなか見られない機能が満載だ。

さらにオプションパーツとしてロッドホルダーを装着することも可能で、釣り竿を差し込んで持ち運ぶこともできる。

「こんなのが欲しかった」と思わず口をついて出るくらい、十分すぎるスペックを備えるワイルドギアのクーラーボックス。
クーラーボックスの定番ブランドとして、日本のアウトドア界で名を馳せる日も近いかもよ。
[問い合わせ]
ウエニ貿易
03-5815-5720
https://wyldgear.jp
外山壮一=文