リラックスしているのに大人っぽい「種カジ」とは……
呼び出されたのは、東京・下北沢に新しくオープンした商業施設「リロード」のカレー&ギャラリー、サンゾウトーキョー。
のっけから極辛カレーを頬張り、ヒ~ハ~中の種さんは、相変わらず装いも夏全開!
「前回、オーシャンズに独断で日本一短パンが似合うとお褒めいただいたので、気を良くして今回も短パンです」。
ーー素敵です。それにしても、パンチの効いた一枚。夏のビーチが恋しくなります。
「今夏もビーチライフがままならないなら、せめて愛するファッションで思いっきり謳歌しようという算段。アガる服を着れば、気分もおのずとアガりますよね?」
ーーアニマルプリントのビーサンもHOTな風情に一役買っています。
「よく見ると、ハットのリボンでヒョウ柄をリフレイン。ワコマリアの短パンは、アロハシャツ用の生地を使ったもので、ドレープ感が楽しめるのもポイントです。要クリーニングですが、そういうひと手間も大人服ならでは」。
ーー半袖ではなくロンTによって肌の露出を調整することで大人の短パン術もクリアと。
「サンゾウトーキョーのオリジナルTです。ドゥオンという、ヴァージル・アブローやエイサップ・ロッキーらのロゴを手掛けた有名カリグラフィーアーティストとのコラボ」。

▶︎三頭の象がアイコンの謎ショップ参上
ーーやけに詳しいですね。
「実はチラッとお手伝いしています(笑)。HOTなデスバレーカレーとHOTな短パンスタイルで夏を吹き飛ばしましょう」。
ーーストレートな宣伝ですね……。
「たまにはということで、お許しを!」
今月の種カジ・ポイント

ワコマリアの本式パナマハット。「クラシカルな雰囲気がまたいいなと、久々ワードローブから出しました。ヒョウ柄リボンもお気に入り」。

ワコマリア×エルニドフリップスのサンダルは、アニマルプリント。「枯れ感を手に入れたからこそ似合う色気も加え、暑苦しく!」。
「種カジ」とは……
「お洒落であるより、格好良くありたい」と言う種市 暁さんのスタイルに本誌が注目し、“種カジ”と勝手に命名して早数年。いつもパッと見の印象は無造作なのに、なぜか格好いいから不思議。そんな彼の装いの“タネ”をムリヤリ解説してもらう企画。
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PROFILE
たねいちあきら●東京・下町出身の都市と自然を縦横無尽に行き来する旅男。

山本 大=写真 髙村将司=文