ここ数カ月、ネットをザワつかせている調味料がある。アウトドアスパイス「ほりにし」の新作、「ほりにし プレミアム」。
白トリュフを加えたこのプレミアム版、まだ発売前だが、クラウドファンディングでフラゲした人も多く、すでに実食レビューもチラホラと目にするが、今回オーシャンズは「ほりにし」の製作者である“堀西さん”ご本人に電凸。日本中を騒がせるその旨さのヒミツに迫った。
アウトドアスパイス「ほりにし」をおさらい
「そもそもアウトドアスパイス『ほりにし』って何?」という人に向け、今一度おさらいしよう。

「ほりにし」は和歌山の超有名アウトドアショップ「Orange(オレンジ)」が開発したスパイスで、発売からわずか2年で約50万本を売り上げた大ヒット調味料だ。
“アウトドアスパイス”を謳ってはいるが、肉や魚、野菜など、どんな材料も「ほりにし」を振りかけるだけで絶品料理に仕上がると評判で、今や広く家庭で使われている。
ピリッと辛い「ほりにし 辛口(=通称“赤のほりにし”)」は人気のあまり、プレ値でフリマサイトに転売されるなど、その人気っぷりは凄まじい。

で、現在一般発売を控えているのがウワサの“金のほりにし”だが、オーシャンズ ウェブ編集長・原®亮太もクラファンでついポチってしまったのは既報のとおり。そして、そのクラファンの達成率もものすごい数字を叩き出したらしい……。
ということで今回は、手元に届いた“金のほりにし”の味見をしつつ、開発者でオレンジのマネージャーである堀西晃弘さんに開発の舞台裏とオススメの食べ方をお聞きしてみよう!と考えたってワケ。
白トリュフを採用した意外な理由が判明!
さっそく原®が堀西さんに電話してみることに。トゥルルルル……トゥルルルルル……

堀西 もしもし。
原® もしも~し。堀西さん、ご無沙汰しております。
堀西 ありがとうございます! ぜひご賞味ください。
原® クラファンのプロジェクト達成率、どういうことですか? 1万6000%超えって(笑)。
堀西 そうですね、おかげさまで(笑)。実は“赤のほりにし”も、一般発売の前にクラファンしたのですが、こちらも達成率4300%、計1000万円超えのご支援をいただきました。
原® それもスゴいっすね。今回はなんで白トリュフにしたんですか?
堀西 ノーマルの「ほりにし」と辛口の「ほりにし」があって、次どうしようか、酸っぱいのもおかしいし……と社内で話して、「じゃあ、高級なものを作ってみよう」ということになって開発に至りました。
原® なるほど~。
堀西 もともと、一般の方が「ほりにし」を卵かけご飯にかけて、そこにトリュフをトッピングした写真をSNSに投稿しているのを見たことがあったんです。それをちょっと参考にさせていただきました。
原® へ~!
堀西 もともとトリュフ塩があるんだから、これは間違いなく合うだろうということで。
原® リアルユーザーのヒントがあったんですね。開発期間は?
堀西 そうですね……1年はかかっていないと思います。
開発者に聞く“金のほりにし”のオススメの食べ方

原® でも、やっぱり1年くらいはかかるんですね。ちなみに堀西さんとしては、“金のほりにし”をどう食べるのがオススメなんですか?
堀西 トリュフなので、それこそチーズ系、クリーム系のパスタや卵かけご飯なんかには合いますね。
原® チーズ系のパスタといえば……カルボナーラとか?
堀西 そうですね。
原® 美味そう……。
堀西 ちなみに、トリュフ味なので、“金のほりにし”を振りかけてから食材を焼くと香りが飛んでしまいます。基本的に、「ほりにし」はあと掛けしてもらうのがオススメです。
原® なるほど。じゃあさっそく、今からカルボナーラ、卵かけご飯で試してみようかと思いますので。
堀西 ぜひぜひ。“金のほりにし”を掛けてもらえれば味が一変すると思いますので。
原® おお~っ。じゃあ、期待しちゃいますよ。
堀西 いつでもお電話ください(笑)。
▼より詳細なインタビューの様子はコチラ!
◇
ということで次回、“金のほりにし”をあらゆる食材で食べ比べ。用意したのは、卵かけご飯、カルボナーラ、刺身、チーズケーキ……!?
原®は堀西さんのケータイを再び鳴らすことになるのか? 注目!
佐藤ゆたか=写真・動画