一昨年にリーダーの宮崎れいながグループを脱退して以来、リーダーをおいていない彼女たち。そうした状況について「出席番号1番」の瑞季は、現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.108で、このように語っている。
「番組とかで共演した方にも『リーダーは誰?』ってよく聞かれるんですけど、『いないです』って答えますし、これからもリーダーを作っていくことはないんじゃないかなと私は勝手に思っています。(宮崎)れいなとは仲が良かったので、いろいろな話をしていたんですけれど、自分を入れて10人のグループをまとめていくのは、プレッシャーとか責任が大きかったみたいで」
そんな状況を周りも理解していたため、「彼女(=宮崎)がいなくなったときに、誰か1人にリーダーを決めるんじゃなくて、みんなでやっていこうって」と、リーダー不在の理由を説明する瑞季。そうやって決まった現在の体制の手応えはどうなのだろう?
「いいんじゃないかなと思います。私は今、自然とまとめ役になれたらいいなと思ってやっているから、そんなにプレッシャーや責任感は感じていないし、助けられるところで助けられる役割になっていけたらいいと思っているけれど、誰かをリーダーとして決めたら、自分でもそれを背負ってしまうから」
しかしそう言いつつも瑞季は、ダンスの先生にわからないことを率先して聞きに行ったり、他のメンバーの間違っている点を指摘したりすることを心がけ、最近では「まとめ役のお姉ちゃん的な存在になってきた」とファンに言われるのだとか。この点について瑞季は、「頼られているのかなって感じることはあるから、頼られたら応えようかなって思います」と述べている。
◆『クイック・ジャパン』vol.108(2013年6月12日発売/太田出版)