ラジオ体操のメンバーは同区の上里トキ子さん(75)、松川健一さん(69)、比嘉政浩さん(59)、松川勇さん(70)、同区書記の西島早苗さん(47)と眞喜屋實浩区長ら6人。
きっかけを作ったのは、1年半前は幼稚園児だった同区の西島瑚波(こなみ)さん(緑風学園久志小2年)だ。夏休みに「ラジオたいそう」カードを参加者の名前入りで作成してプレゼントし、「ラジオたいそう きてくれてありがとう こなみより」と記したメッセージカードも渡した。
6人は夏休みが終わっても、毎日午前7時前、現在は営業していない共同売店前の広場に集合。
最高齢の上里さんは「両腕が痛くてバンザイの姿勢ができなかった。今ではゆっくり両手を上げられる」とうれしそう。カボチャ生産農家の健一さんは「毎朝参加して絶好調。畑仕事も楽しい」と話す。
瑚波さんの母早苗さんは「人口が少ない中で、毎日区民と顔を合わせられることに幸せを感じる」と笑顔。
瑚波さんは「私は学校だから大人の体操は見ることはできないけれど、大人も頑張っているので、私は国語を頑張る。大人になったら動物園の飼育員になりたい」と夢を膨らませた。
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