クーブとは、沖縄方言で昆布のこと。
クーブ(昆布)イリチー
【材料(5人分) 調理目安時間約90分】
刻み昆布乾燥…80g(水に戻して300g)
豚三枚肉(ゆで)…80g
コンニャク…150g
赤カマボコ…50g
油(手順4)…大さじ3
しょうゆ…大さじ3~4
砂糖…大さじ3
泡盛…大さじ2
油(手順5)…大さじ1
みりん…大さじ1
だし汁…3~4カップ
作り方
1 刻み昆布はザルに入れたまま洗って塩を落とす。その後、50分以上水につけ(目安は縮れがまっすぐ伸びるまで)、ふやけたらもう一度洗って水気を切っておく=写真(昆布の漬け汁は、だし汁としても使える)。
2 ゆでた豚三枚肉は、細めの短冊に切る。
3 コンニャクは、細めの短冊に切って、水から入れ、ひと煮立ちさせる。
4 鍋に大さじ3の油を熱し、しょうゆを鍋肌から入れて焼き、砂糖を加えて煮立てる。泡盛と2の豚三枚肉を入れて=写真=味を浸透させ、取り出しておく。
5 4の残った煮汁に油大さじ1を加えて1の昆布を炒め、だし汁を数回に分けて加え、軟らかくなるまで中火で40分ほど煮込む。途中、煮汁が減ったら何度も鍋肌からだし汁を加え、しっとりと軟らかくなるまで煮込む。
6 5に4の豚三枚肉と3のコンニャク、みりんを加えてさらに煮込む=写真。
7 6を盛り付け、細切りにした赤カマボコをのせて出来上がり。
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「松本料理学院」は、1969年に那覇市に開校した、沖縄伝統の琉球料理が学べる料理学院です。学院長は松本嘉代子先生。「食は命の薬(ヌチグスイ)」との考えが息づく伝統的な琉球料理のレシピと味覚の伝承に、長年力を注いでいます。料理教室は、松本先生らが講師を務める「琉球料理科」、家庭料理が学べる「食のいろは科」、来客向け料理をつくる「おもてなし科」の三つ。遠方の方も参加できるオンラインワークショップも準備中です。
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