元運転手へのセクハラ疑惑が浮上した昨年12月以降、この問題で市長が会見を開くのは初めて。冒頭で「市民に大変なご心配をおかけしていることを深くおわびする」などのコメントを44秒間読み上げ、質疑に移った。
市長は元運転手との民事裁判で「否定または記憶がない」と全面否認したが、その後「記憶がない」と修正している。その点をただされると「(女性の胸に)触った、触らないということが記憶にないとは言っていない。はっきりと、触っていない」と繰り返した。
今後起訴されたり、その後の刑事裁判で有罪となったりする可能性については「絶対にあり得ない」と断言。再来年2月の任期満了まで、職務を全うする考えを示した。
市長には2022年12月9日夜、同市知念を走行中の公用車内で当時の運転手女性にわいせつな行為をした疑いが持たれている。県警は今月5日、起訴を求める意見を付けて書類送検した。