オープニングは、ガベジのMASAとhitoshi、ベンビーが「即興で考えた」という創作ダンスを一緒に踊った。
ピンネタでは、沖縄時代からの人気ネタ「大嶺源太郎おじぃ」や、自身の生い立ちを語る「ベンビー年表」で客をつかんだ。「キングオブコント2023」ファイナリストでもある元ゼンモンキーの荻野将太朗と県出身ピン芸人のメガネロック大屋が、ベンビーのために書き下ろしたコントも披露した。
トリのネタは、ガベジの2人を交えた“ほぼ”無声劇の「ベンビー・ポッターと地下室の箱」。歌に踊り、芝居に笑いとバラエティーに富んだステージで観客を魅了した。
昼と夜の2ステージを終えたベンビーは「SNSを見て来たという初見の方も多く、新鮮でうれしかった。環境を変えて改めてお笑いの楽しさを実感できた」と感謝。来年の目標について「できることは何でもやる。全国的なドラマや映画への出演のほか、語学力を生かして海外公演も実現したい」と意欲を見せた。
(小笠原大介東京通信員)