小児科待合室のみで「星に願いを込めたデザイン」がコンセプト。生き物の背景には海や木々、流れ星が描かれている。木の葉はミンサー柄で描くなど、沖縄らしさにもこだわった。
pokke104さんは「海や山、私たちの暮らしに息づく命のつながりを、沖縄に生息する動物と共に描いた。流れ星には一人一人の願いが届くようにと思いを込めた」と説明した。
琉大病院の大屋祐輔院長は約16年前、県内で開催された学会のポスターでpokke104さんにイラストを描いてもらったときから親交がある。今回依頼した経緯を話し、「患者やその家族が自然と落ち着く場所になり、医療従事者にとってもモチベーションが上がるような絵を描いてもらえた」と喜んだ。(中部報道部・又吉朝香)
