那覇市久米の新島学園沖縄調理師専門学校で11月7日、調理師を目指す学生によるレシピ開発コンテストが行われ、沖縄県産の豆苗と卵を使った「豆苗のマヨワサ和(あ)えと恐竜の玉子」が大賞に選ばれた。
 大賞の1品は、今回審査に加わった「疾風ホルモン(久茂地本店・前島店)」で15日まで、瀬長島の「YONARS GARDEN」で31日まで、期間限定で提供される。

 コンテストは、同校と発芽野菜の「スプラウト」生産者の沖縄村上農園(大宜味村)が主催した。学生17人が5チームに分かれ、テーマ食材である豆苗と卵に合うレシピを考えた。
 大賞作は、ゆでた豆苗にマヨネーズわさびソースをかけ、島豆腐で卵を包み油で揚げた1品。審査員で同農園取締役営業本部長の田場典篤さんは「レシピの中に工夫を加え、素材の可能性を大きく広げてくれた」と高く評価した。
 大賞を受賞したグループの一人、島田俊明さん(56)は「身近な材料をここまで変化させられると証明できた。とてもうれしい」と満足そうに話した。
(社会部・吉田光)
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