米海軍航空システム司令部は11月20日にニューメキシコ州のキャノン空軍基地で空軍特殊作戦群のCV22オスプレイが墜落寸前の事故を起こしたことを受け、全軍に飛行を一時停止するよう提言した。米国内の海兵隊は6日(米国時間)から飛行を一時停止しており、運用再開は4日ぶりとみられる。
米軍の一時停止措置を受け、日本側は10日から陸自が保有するオスプレイ全17機の運用を災害派遣など必要な任務を除き、一時見合わせると発表した。
昨年11月には鹿児島県屋久島沖で、米空軍のCV22が墜落事故を起こして乗員8人が死亡した。米軍は同12月にオスプレイの飛行を停止して今年3月に解除したが、再び飛行停止措置を講じていた。