「浄め」は1978年の開堂以来、慰霊の日と年末に合わせて年に2回行われる恒例行事。
東陽バスのバスガイドの与那嶺めぐみさん(54)=南風原町=は「来年は戦後80年だが、世界各地で戦争は起きている。平和実現のために人は優しい心を持つ必要があるが、自分はことし1年人に優しくできただろうか」と自らに問いかけた。
おきなわ工芸の杜で金細工(くがにぜーく)の研修を受けている金城幸(さち)さん(41)=那覇市=は、初めての参加。「巨大な像で、制作した故山田真山さんが込めた平和への思いを感じる」と圧倒されていた。(南部報道部・国吉聡志)