県内34の企業・団体が33種類の仕事プログラムを提供。15日までで、延べ約2100人が仕事を体験する。仕事を終えるとイベント専用のお金「ビリア」を「給料」として受け取り、会場内の店で菓子や文房具と交換した。
識名小3年の山城由羅さんは妹で1年の未羅さんと医師になり、看護師チームと腹腔(ふくくう)鏡下手術に挑戦。由羅さんは「1人の命を救うため、いろいろな人が関わっている」と感心した。
城南小6年の上原康椰(みちや)さんは、獣医師になって体調が悪いという犬を診察。「しゃべれない動物の健康を守るためには観察力が必要だと思った」と話した。
沖縄タイムス社も「新聞記者の仕事」を出展。子ども記者がコメントを集めたり写真を撮ったりして記事にまとめ、会場速報を発行した。(社会部・又吉嘉例)