年間315日の運航予定。1便が午前9時に那覇発で久米島(兼城港)を往復、2便が午後0時20分に那覇発で本部(山川港)を片道60分で往復、3便は午後3時半の那覇発、午後5時の久米島発で往復を予定している。
久米島区間の認可を受けるため、海上運送法で必要な「車両運送」についてはフェリー業を営む久米商船との「共同経営」とすることで旅客部門のみでの運航にこぎ着けた。
最大搭載人数は230人、うちVIP16席を設け、気軽な日帰り旅行が可能になるとアピールしている。下地会長は「久米島の観光客数を現在の年間9万人から20万人に増やすことを目指す。島の人口減少を食い止め、本島北部では渋滞解消に貢献したい」と語った。(南部報道部・新崎哲史)